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「産業雇用安定助成金」ってなんだろ?
またまた雇用関係の助成金が新設されるようです。
その名は「産業雇用安定助成金」!
”産業” がついちゃいました。 よくわかりませんね。
厚生労働省から出されたパンフレットを確認すると、
”新型コロナウイルス感染症の影響により事業活動の一時的な縮小を余儀なくされた事業主が、出向により労働者の雇用を維持する場合、出向元と出向先の双方の事業主に対して助成する” とあります。
要するに、休業させた場合は「雇用調整助成金」で、出向させる場合が「産業雇用安定助成金」がもらえるってことになります。
ただし、この「産業雇用安定助成金」は、次のような要件があります。
”出向期間終了後は元の事業所に戻って働くこと”
”出向元と出向先が、親子・グループ関係にない”
つまり、人が余っている企業が、自社と関連性がなく、人が足りない企業(業界)に出向させた場合に、出向元および出向先が負担する賃金等の経費の一部を助成してくれるとの事みたいです。(解雇していなければ、中小企業は9/10の助成)ただし、期間終了後は自社に戻すこと。
経費には、賃金のほか、教育訓練費や就業規則・出向契約書の整備費用、出向者を受け入れるための機器や備品などの費用 が含まれる。
つまり、賃金だけではなく、出向に伴う費用も助成の対象となるので、お得ですよ! って感じみたいです。
また、『(公財)産業雇用安定センター』が、人が余っている企業と人が足りない企業のマッチングを無料で支援しているようなので、活用してみてはどうでしょうか。