舞台「Anniversary」を終えて
先月末に舞台「Anniversary」が幕を下ろしました。
そのことについて書いていこうと思います。
(おっそ〜とか言わないで。)
ご来場いただいた皆様、お心寄せてくださった皆様
本当にありがとうございました。
本当に本当にありがとうございました。
上の写真のポーズは作中に出てくる「ヒーヤ」です。
特に深い意味はないのですが・・・
私の役、奈津美の中では「魔法の言葉」です笑
(見た人はわかるはず笑)
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さて本題にいきまうす・・・
今回の作品は井出家3兄妹のお話です。
腹違いの兄妹、自分だけ両親と血の繋がってる末っ子。
母の死の謎、祖母の最後。。。
など少しばかり複雑に描かれていましたが
周りの方々のおかげで
本当に楽しくて愛しい作品になりました。
とにかくその場にいたのが楽しかったです。
あの空間。苦しくて楽しかったです。
この作品を通して私は
「分け合うこと」をすごく考えました。
悲しみや苦しみを一人で抱えて、どこにも出せない吐き出せない
それが一番辛くてしんどいことかもしれません。
その思いを誰かと「分け合」って「共有」すること。
人によっては簡単なことじゃないかもしれませんが
人によってはすごく救われることなんじゃないかって思うんです。
実はこれは昨年に亡くなったおばあちゃんの
お葬式の時にすごく感じたことでした。
お葬式の後気持ちがすごく軽くなったんです。
中にあった悲しみや苦しさが温かいものに変わったんです。
家族の表情も変わりました。
その1年後にこの作品に出会って
なんだか答え合わせができた感覚がありました。
・・・・・
分け合うことが正しいのかも間違っているのかも
どっちが強いのかも優しいのかも
そんなことはわかりませんが
井出家ももっと分け合うことができていたら・・・
とか思ったりします。
家族だからこそ難しいかもしれません。
でも家族だからこそ出来るとも思うんです。
"家族"
だからこそ。
この日、人から見たら小さな一歩かもしれないですが
井出家にとっては大きな一歩だったんじゃないかなと思います。
それも周りの人が居て、影響が生まれて、空気が動いて・・・
の結果なんだと思います。
"よかったね。奈津美。"
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あなたに「分け合う」場所がありますように。
心からそんなことを願います。
この作品があなたのそんな存在になれたら
これほど幸せなことはないです。
でも私にとっては「そんな」作品になりました。
出会えてよかったです。
苦しくて悔しくて楽しくて愛しい時間でした。
本当にありがとうございました。
「…ヒーヤ。」
2024.07.26~07.31 「Anniversary」
井出奈津美 役/大須賀彩子
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photo:松林満美
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