怒れない先生はいらない?
私、怒るのが苦手なんです。
本当に怒るときは泣いちゃうタイプで。
学生時代は、怒りの感情ってありませんでした。失礼なことされても、いじめられても、相手にするだけ自分が疲れるので、先に謝るかスルーです。怒っても何も解決しないし。
一度だけキレたのは、中学生のころ、同級生に五股されてたときかな。笑
でも先生がそれだったらただ舐められるだけです。
それは「怒る」じゃなくて「叱る」じゃないんですか?
っていう意見もあると思いますが、私は「怒る」が必要だと思います。叱っただけじゃ、聞かない子どもはたくさんいます。
叱るときに、「怒り」の感情も織り交ぜ、子どもに伝える。
怒らないで伝える言い方だってあるでしょ?って思いますよね。
たしかに、私は怒りの感情がなかったので、できるだけ怒りたくないし、極力、子どもの話を聞いたり、落ち着いた状況のなかでゆっくり話すようにしています。
しかし、先程も述べたように、怒らないと伝わらない子どもがいるのもまた、現実なのです。
そして、話すべきタイミングで怒ることで、子どもに大切なことを気付かせる、そんなテクニックなのです。
自分は、「怒るテクニック不足」なので、うまく怒れなくて、「あの先生なら怒られないから、〇〇をやっても大丈夫だろう」「あの先生は怒らないから、クラスがまとまらない」
そんなふうに思われてるんだろうなって、なんとなく、感じます。(言われたことはないけど、子どもたちの態度から伝わります)
教師たるもの、演者であれ、みたいな言葉もあったと思いますが、まさにそうなんだなって。
真剣に、お前たちと向き合ってるぞ!っていうのを伝えるための、怒り。
怒るのもまた、仕事のうち。
怒らずに威厳が保てたらいいのですが、難しい。
それでもやっぱり、怒るのは苦手だ。
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