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過去のマンガで胃が痛い‥(※グロあり注意)|マンガ投稿で収益いくら?⑫


こんにちは。前回はかなり長い文章をズラズラ書いてちょっと疲れ気味です。
今回は、子供の頃の思い出マンガです。
コレを描いていた当時、私は福島の田舎があることがたいへん誇らしく、子供の頃の思い出は美しく大切なものとして残っていました。

原発事故、コロナ禍、マスコミ不在で分断が続く世論‥
そんなことを日々見ていると、「昔は良かった」では済まされない何かがこみあげてきます。

とりあえずマンガどぞ。

今日のマンガ 夏休みの思ひ出※グロあり注意

自分のエッセイマンガ読んでてたまに気づくんですが、ここで母が私のことを「あのバカ」と言ってる台詞は、私の創作です。
母の名誉のため、描かなくてはなるまいと今気づきましたが、母がこういう言葉を娘に言うときは、悪い事をしたときぐらいだったはずです。多分(笑)
自虐的に自分バカだよな~と思ってたことを、マンガの中で母に言わせてたのです。
って、余計な事が気になる‥(笑)

それはそうと、田舎の暮しでは本当に、街なかにはない事が多かったですね。

東京は物価が高いし、アパート住まいも更新が面倒だし、どこかに移り住んだ方が良いのではないかと、もうずいぶん前から思っていまして、部屋も探していたのですが、中古戸建を買うにしても、ペット可物件を探すにしても、他県へ移り住むにしても、ほんとうに動きにくくなってしまいました。

過去マンガでため息

農地と農業が減っている

田舎の風景も、今ではすっかり変わりました。
マンガの中に登場している養豚場も、大人になる頃までは経営していたそうですが、後継者が居ないために、ある時期からなくなってしまっていました。

お子さんはいたはずで、豚を見せてもらいに遊びに行った時に、一緒に遊んだ記憶もあるのですが、生きものを扱って生計をたてる農業で生活することは並大抵の苦労ではないはずで、自分の子にはお勤め仕事をしてもらいたいと思っている農家の方も多かったようです。

現在、国の食料自給率は37%ですか。

やはり15年ぐらい前に、農業をテーマに漫画を描いてみようかと、ネームを描いたことがありました。
あまりに深すぎて、どこまで描けばいいやらとなりまして、自ら没にしたのですが、その時は、後継者不足で農業が続かない問題を取り上げて、農家は世襲制ではなく派遣会社のように労働力をその都度集めるのはどうだろうか?といった、農業専門派遣業のストーリーでした。

今、探せばありそうなテーマですし、今や悪名高くなったパ〇ナもその後農業参加しており、良かれあしかれ、その流れにはなっていますね。
農業専門の仕事探しアプリなどもあります。
農業の日雇いバイトの仕事ををアプリで検索して、空いているところに予約を入れるものです。

農業に興味があり、「手伝ってみたい」と思うような方には、良い就労体験にもなるし、IT化はここでも役にたっているのですね。

地方銀行や信用金庫、農協などでは後継者を探すマッチングなどもしているようです。

ですが、農地じたいが減って行ってしまう不安要素も大きく、今後政治がどのように舵を切るかで、みんなでコオロギ食になってしまう恐れはぬぐえません。

高齢化問題

マンガの最後に出てきたオバチャン、描いていた頃は、田舎のおおらかすぎるオバチャンのエピソードみたく思って描いていたところがあるのですが、今改めて見ると、コレ、軽く認知症なのではないかと‥

私の福島の祖父母は、亡くなる前まで認知はしっかりしていて、特に祖母は、身体が動かなくなってしまった割には、最後に会いに行ったとき、私に
「マンガは描いている?」と聞いてきたぐらいでした。
私が雑誌で連載をしたとき、叔母が祖母へ掲載誌を買って持って行ってくれたのを、時々押入れから出しては読んでいたそうです。
お葬式のとき、締め切りに追われて、入稿後に田舎へ向かったので、入棺までに到着が間に合わなかったのですが、お棺に一緒に雑誌を入れてくれたとのことでした。

祖母が、頭がしっかりしていたのは、毎日畑に出て作業をしていたからではないかとか、年をとっても自分のことをして過ごしていればボケずに済むのではないかとか、母とオジオバはよく語り合っていましたが、70過ぎまで仕事をして、隠居してからもそれなりに自分の生活のことはしていた母は認知症になってしまっているし、知人の話では、お里で一人暮らしをしているご両親の老老介護問題も苦労があるようです。

東日本大震災後

私の母の実家のある田舎は、福島県のいわき市です。
東日本大震災当時、親戚では怪我人は出ずに済んだのですが、原発の事故で市内に住んでいる親戚は、各地にいる親戚縁者を頼って避難していました。

1週間ほど経って、仕事が残っているからと男性陣は現地に戻り、建設業の叔父も復興の手伝いで追われたようです。

震災後、ようやく皆で集まろうとなり訪れた際に、津波でさらわれ、すでに瓦礫が片付いてまっさらな土地になった場所を車で案内してもらいました。

そうしてその後、未だに原発関連の問題は続いています。
緊急事態宣言は出たまま、コロナがやってきて、二重に緊急事態宣言が出たりしました。

自分にとっては、たまに行く田舎の楽しかった思い出でしたが、現地で暮らしている親戚にとっては、また違う感じ方があって、その人らの生活があって、自分も自分で生活があって、どうすれば皆良くなるのかがわからないまま、それぞれ生活に追われている。

そんなこんなをあれこれ考えてしまう、過去の思い出マンガなのです。

それでは今日の報告へ‥

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