RTA in Japanを見よう
私はゲームオタクです。
今年も年の瀬が押し迫り、去年よりも短く感じた一年が終わりを告げようとしています。
ん・・・?
年の瀬・・・・?
ということは・・・・・・
RTA in Japanがあるってことか!!!!!!!
ということで年に二回行われる大規模RTAイベントである「RTA in Japan」が今年も12/26(日)の12時~12/31の20時頃まで開催されます!!!!!!!
本記事ではRTAとはなにか、過去アーカイブの履修、本年の見どころなどを書いて行きたいと思います。
1)RTAって何??
まずRTAというものから解説していきましょう、RTAとはReal Time Attackの略で要は「ルールに沿っていかに早く目標を達成できるか」を競う遊び方となっています、細かなルールはゲームによって差異が多く、例えば「いかに早くストーリーをクリアできるか」など「いかに早くゲーム内アイテムをコンプできるか」など「いかに早く目標スコアを達成できるか」など「いかに早くすべてのミニゲームを攻略済みにできるか」など様々なルールが設定されています。
そもそもRTAを知らない人から良く聞かれる「TAとRTAはどう違うの?」という問いがあるのですが、これに関しては明確な答えがあり、TAは「ゲーム内タイマーでの最速を目指す」物なのに対してRTAは「ゲーム外タイマーでの最速を目指す」物になります、つまりはセーブをする回数だったりローディングを挟む回数をできる限り減らしたりロード時間がなるべく短くなるような機種を選ぶなどの盤外準備も重要になってくる競技となっています。
またゲームによってはかなり長時間のRTA(ゼルダの伝説BotW100%RTA)になってしまったり身体にとてつもない負担がかかるRTA(リングフィットアドベンチャー負荷MAX100%RTA)には休憩時間や休憩回数がルールに盛り込まれているものもあり、そのタイミングだけは一時的に計測を中止できるという特殊ルールもあります、その間は体に負担がかからない、いわゆる「無敵時間」っていうことですね。
ん・・・・・・・?
無敵時間・・・・・?
無敵時間といえば・・・・!!!!!
RTA in Japanに協賛として参加しているアパレルブランド「無敵時間」さん!!!!!!!
無敵時間は「From nerds to athletes(オタクからアスリートまで)」をコンセプトに、あらゆるシーンで活用できるウェアを提供します。
ウェアからステッカーまであらゆるものを売っており、売り上げの中から可能な限り国境なき医師団へと寄付されます、ぜひご購入の方よろしくお願いします!!!!
すいません、これは発作ですしかなり無理やりです。
まあつまりRTAっていうのは「ルールに沿って最短でゲームをクリアする」ってことです、シンプルでいいね。
2)過去のRTA in Japan
ここからは過去のRTA in Japanで名作と名高いアーカイブを10個ぐらい貼っていきましょう。
1:【RTA in Japan Summer 2021】リングフィットアドベンチャー
プレイヤーはリングフィットアドベンチャーのRTAで負荷MAXのAny%(ゲーム達成率不問)、負荷MAXの100%(完全クリア)、ワールド1のみの負荷MAXで世界記録を樹立したリングフィットアドベンチャーRTA界のスターである「えぬわた」氏、解説はひととせはるさんとたぐちアナウンサーが務めていました。
今回のルールはワールド1のみの負荷MAXになります、見どころとしてはスポーツ実況のような聴きごたえのある解説と実況、そして寸分の狂いもない洗練されたプレイ、ぜひ見ていただきたい回となっています。
2:【RTA in Japan Summer 2021】野生動物運動会
走者4人で行われたレース形式のRTA、なんとそのメンバー全員が世界ランク1~4位という何とも豪華なRTA!!必見です。
なお走者の一人は前作の野生動物のレースを配りすぎてクレカが止まったとか・・・
あと動画時間30分のうち18分がゲームについての解説です、そういうことです。
3:【RTA in Japan Summer 2021】ときめきメモリアル
リザーバー枠での参加となった本RTAですがゴールは藤崎 詩織EDでの走りとなります、こちらは走りも解説もかなり面白く、さらにTwitterに「ノイローゼ」がトレンド入りする原因となったゲームでもあります、ときめきがロスであるため計画的にノイローゼになる姿は必見です。
4:【RTA in Japan 2020】ドラゴンクエストⅢ
こちらはRTA界隈の中でもとくに有名なタイトルになります、それというのもなんとこちらFC本体をホットプレートで温め、バグらせて進むという考えついた人間の思考回路を疑いたい走りを行うというタイトルになります、すべての文章をバグらせたまま進む「心眼チャート」は必見です。
あとWRを出したうえで使用したホットプレートで焼き肉を食べ始めるシーンも見てほしい。
5:【RTA in Japan 2020】ゼルダの伝説 時のオカリナ
なんか年を重ねるたびにタイムが縮んで行ってる人気種目の一つ、何をしているのかわからねーと思うが大丈夫、見てる方も何をしてるのかわからねえ、儀式を行い、無を拾い上げ、特定の座標に放り投げて前転をするとEDが召喚できる一番わかりやすいバグRTAとなっています、走り自体は10分で終わるのでぜひ見てください。
6:【RTA in Japan 2020】Jump King
数多の人間の心を折り何人ものPLの積みゲーと化したであろうJump King、それもRTA走者の手にかかればすべてのマップをノーミスでさらに20分でクリアしてしまう、この機械のような正確無比なプレイはぜひ見ていただきたい。
7:【RTA in Japan 2019】町へ行こうよどうぶつの森
こちらは走者同士で一番最初の借金を早く返した方が勝ちというレースが繰り広げられました、運9割のフェスティバルレースをぜひご覧ください。
8:【RTA in Japan 2019】コロコロカービィ
本作はGBのソフトだがキャプチャ環境がGCのゲームボーイプレイヤーしかないためGC本体にカセットを入れてプレイすることが必要であり、当然カセット内のジャイロセンサーによって操作するためゲームキューブ本体を傾ける事で操作を行う。
両手が塞がるため通常のコントローラーを足で操作をする事を余儀なくされるため四肢をフル活用したRTAとなる。
そんな全身を使用したRTAは必見です。
9:【RTA in Japan 2019】スーパーモンキーボールデラックス
最近モンキーボールの公式からお呼ばれしてyoutubeに映っていらっしゃったゆとりんさんのプレイになります、プレイは正確でめちゃくちゃ上手い、話は面白い、エンターテイメント性も抜群な回となっていますので是非。
10:【RTA in Japan 3】ポケモンスナップ
ポケモンスナップ学会員たちが行うRTAの一幕、RTA in Japanの中でもトップクラスに理詰めされてるRTAとなっていて一瞬たりとも油断できる場所がない、すべての時間がスコアになるように完璧に計算されているルートは必見です。
上記以外にも一時的に発売され話題となったファイナルソードのRTAや実力もリカバリー力も最強すぎるヨッシーアイランド100%RTAなどなどなどなどとてつもない量の猛者たちが有名タイトルからマイナータイトル、FCからSwitchのゲームまで様々なゲームでRTAを行った記録が残っていますのでお時間がある際はぜひ見ていただければと思います。
3)本年の注目タイトルは?
さて最後になりましたが結局今年のRTA in Japanはどないやねんと、そう思ってる方も大勢いると思います。
なので筆者がザックリと楽しみにしてるタイトルとその理由を書いて行きます。
下記は今年のタイムテーブルです。
1: 12/26 15:08 天穂のサクナヒメAny%
RTA in Japan初参加となるサクナヒメ、ゆっくりと畑作りをし、サクナヒメを成長させて敵を倒すことが必要となる本タイトルではどのようにしてタイムを縮められるのか・・・洗練されているであろう畑いじりが注目ポイント化と思われます。
2: 12/27 19:02 NINTENDOパズルコレクション/パネルでポンVS COM EASY - V-HARD
こちらは名作パズルゲームパネルでポンのRTA、COMのEASYからV-HARDまでを倒すタイムを競うというものですがパズルゲームといえばテトリスのような常人ではありえないような動きや盤面の整え方をしてそろえることが多いのでそこが非常に楽しみです。
3:12/28 23:28 マイクタイソン・パンチアウト!!Blindfolded / 目隠し
は??となったタイトル、目隠し?正気か?相手ボクサーごとの特徴を完璧に覚え音だけで判断し相手を倒すことが可能なのでしょう、盲目のリトルマックはどれだけのスピードでクリアできるのか非常に楽しみです。
4: 12/29 20:38 ファイナルファンタジーVI Any% NG+ 第3のエンディング呼び出し
New Game+でのED呼び出し・・・・果たして・・・どうなるのか・・・プレイ想定時間は1hとなっていますがおそらくそれはEDが呼び出せる場所に行くまでの時間、任意の場所まで行ったらあとは・・・どのようにして壊れるのかが非常に楽しみです。
5: 12/31 12:44 怒首領蜂最大往生ハイスコアアタック
最難関と名高いSTG、怒首領蜂の最大往生のハイスコアアタックです、機種が Arcadeと書いてあることからAC実機でのプレイとなるのでしょう、巧みなレバー操作が非常に気になります。
6:12/31 17:16 ゼルダの伝説 時のオカリナ名作トライアル体験版 クリアチャレンジレース
これを読んでいる人たちは名作トライアルというものを知っているでしょうか、名作トライアルというのはWiiの「大乱闘スマッシュブラザーズX」に収録されていたスマブラに登場してるキャラの本編作品を5分間だけ遊べるよっていうものなのです、つまりプレイ想定時間が25分ではありますが一発クリアした場合全員が5分以内にクリアしてしまうというカテゴリになっています、ゲーム一本が5分で・・・必見です。
かなり絞ってこのタイトル数ですが今年もおそらくすべてのRTAで名言、名場面、名プレイがじゃんじゃか生まれるはずですのでできるだけ見てみることをお勧めします!!!
見逃してしまってもご安心を、Twichのクリップ機能を使って有志が名場面や面白かった部分を切り抜いてくれる・・・・はず・・・・なのでそちらで楽しむこともできます!!!!
つたない文章で構成された本記事をここまで見ていただきありがとうございました、今年の年末はRTA in Japanを見て盛り上がりましょう!!!!!
それではまたいつか!!!