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社員が笑顔でいられる会社へ!海外事業拡大中の大阪王将新社長とグローバルスタッフのクロストーク

今回は、2024年3月に株式会社大阪王将の代表取締役社長に就任した文野 幸司社長と、グローバル人材として活躍中の外国籍のスタッフ Cさんとのクロストークをお届けします!
それぞれのご経歴や大阪王将の魅力、海外事業や今後の展望について、率直な想いを語っていただきました。


プロフィール

代表取締役社長 文野 幸司

大学卒業後にイートアンドフーズに新卒で入社。
冷凍食品事業を経て大阪王将に配属され、店長やSV、新店立ち上げや新規事業の立ち上げ部門など数々のキャリアを経験し、2024年3月に株式会社大阪王将の代表取締役社長に就任。

グローバルスタッフ Cさん

2016年に日本の大学に入学し、2020年に卒業。
卒業後は海外の日本法人で勤務。
アフターコロナを機に学生時代に過ごした日本で働きたいという想いがあり、大阪王将に転職。

安定した基盤と充実した教育制度のある企業で自己成長しながら働きたい

――現在のポジションに就くまでの経緯を教えてください。

文野社長:
私は、大学卒業後に新卒で㈱イートアンドフーズに入社しました。
入社後、最初は冷凍食品事業に配属され、6年ほど勤務した後に大阪王将へと異動しました。セカンド社員として大阪王将の店舗で勤務し、品川店、大井町店、西五反田店の店長に就任。
その後に大阪に異動し、関西の店舗SV、加盟店担当、関東や直営店の新店立ち上げなどを経験してきました。
昨年まではホールディングスの外食企画という事業展開に関する戦略部門で部門長を務め、2024年3月に大阪王将の代表取締役社長に就任しました。

冷凍食品事業からスタートして外食事業でキャリアを積むというのは珍しいですが、冷凍食品事業に携わったことで外食産業とは一味違った経験を積めたと感じています。
例えば、店舗だと「お店とお客様」という関係性で成り立っているので、「対企業」と接する機会がほとんどありません。
冷凍食品事業からスタートしたことで「対企業」を多く経験することができ、その経験は今の仕事にも活かされています。

Cさん:
私は、日本の大学を卒業後、海外で日本法人に就職し中国支店に配属されました。もともと日本で働きたいという想いがありました。そしてアフターコロナを機に日本での転職にチャレンジし、縁があって大阪王将で働くことになりました。

――日本での就職を検討した中で、大阪王将を選んだのはなぜですか?

Cさん:
日本で転職するにあたって、安定した経営基盤と充実した研修制度のある会社で働きたいという強い想いがありました。
また、学生時代に寿司屋でアルバイトを経験し、日本にある外食事業の企業で働くことは大きなやりがいになるとも考えていました。
その中で、大阪王将は、コロナ禍においても安定した業績を残していたこと未経験であっても安心して学べる教育制度や明確なキャリア制度があることに魅力を感じました。
さらに、海外にも新たな店舗をオープンする予定があるなど海外事業の展開も進めていることから、自分も将来的に海外店舗で活躍できる人材として頑張れる会社では無いかと考えました。

面接でも社員の皆さんのあたたかさや親切さを感じることが多くあり、「この会社であれば安心して持続的に働ける」と感じて入社を決めました。

海外事業拡大のためにも優秀なグローバル人材は貴重な存在

ニューモデルの店舗も続々誕生予定!!

――海外でも新店舗をオープン予定とのことですが、海外事業の今後の展望について教えてください。

文野社長:
大阪王将だけでなくイートアンドグループの他事業会社でも中国や台湾、香港に店舗事業の展開をしていて、グループ全体としても海外進出を進めています。グループ全体では、2030年にグローバル売上高1000億を目標に掲げ、海外店舗はその主軸になっています。
ちなみに、国内でも中長期的に550店舗の展開、2030年までに1000店舗を掲げていて続々と新店舗オープンを予定しています。

海外で店舗展開するためには、まず人材の確保が必要です。
現在国内で勤務しているスタッフを将来的に海外店舗へと配属するためにも、まずは国内店舗での基盤づくりが重要だと考えています。
そうした背景もあり、大阪王将では特定技能外国人や、Cさんのような優秀なグローバル人材も積極的に採用しています。
ただ、グローバル人材と言っても、単に日本語が堪能なだけでは活躍人材とは言えません。日本の文化や商習慣などを理解し、我々の想いに共感してくれていることが重要です。
ありがたいことに、現在大阪王将で活躍してくれている外国人スタッフの多くが、日本の文化や我々の想いもよく理解しています。
しかも、彼らは海外の文化や商習慣も身についているので、僕らの想いや文化を海外の店舗でもきちんと伝えて広げていってくれる、とても貴重な存在だと感じています。
今後はグローバル人材の採用枠をさらに拡大し、多様な人材の活躍の場を広げていきたいと考えています。

――海外での店舗展開を進める際も、メニューは日本の大阪王将と同じようなラインナップなのでしょうか?

文野社長:
日本と同じメニューもあれば、それぞれの国や地域独自のメニュー開発も必要だと思います。
例えば、台湾の場合は、日本の情報をダイレクトに得ている方が多く、日本のメニューを求めて大阪王将に足を運んでくれるお客様も多いです。
大阪王将は、単価的に晴れの日の食事というよりも日常の食事ですよね。
日常の食事という業態である以上、現地の方に普段使いしていただくためにも、ある程度ローカライズする必要があります。
もちろん、大阪王将としての特徴は残しながら、現地化したメニュー開発に取り組んでいます。

変化に対応し、進化し続けられる会社

定番商品も常にブラッシュアップ!

――どんなところに大阪王将の魅力を感じますか?

文野社長:
大阪王将は、これまで商品やコンセプト、看板などを時代に応じて変えながら進化し続けて55周年を迎えた会社です。
変化に対応しながら進化していけることが大阪王将の大きな魅力のひとつだと感じています。
僕自身、まだ社長に就任して間もないですが、実は役員も同時期に全員変わり、直営店の責任者は僕よりも若い方です。
全体的に役員の年齢層が若くなったことで、社員たちにも距離の近さを感じてもらえているんじゃないかと思っています。
実際に店舗単位で問題があれば、その声も直ぐこちらまで届いています。
役員は会長を含め全員いつでも部屋の扉を開けているのですごく風通しがいいですし、オープンでフラットな社風も大阪王将の良いところですね。
もちろん、新たなチームとして走り出したばかりで、難しさや困ったことも感じることが少なからずあります。でも大事なのは、そう感じるのであれば変えれは良いと考えてます。
これまでも変化に対応してきた当社だからこそ、これからもどんどん変化しながら進化を遂げたいですね。

『自ら考え行動しながら活躍してほしい』

――今後のチーム作りに向けて、どのような人材を求めていますか?

文野社長:
一番は、自分で考えて行動に移せる方を求めています。これはスタッフたちにも常に言っていることです。
例えば、ある店舗での販促活動が成功したとしますよね。
他の店舗がその販促活動をそっくりそのまま真似したとしても、店舗によって立地やターゲットが違うので成功するとは限らない。
むしろ、立地やターゲットにきちんとマッチしていたのかどうかわからず、失敗だったのか成功だったのかすら判断できなくなってしまいます。
それでは意味がないですよね。
他店にとって良い販促だったとしても、店舗ごとの特徴やターゲットをきちんと考えたうえできめ細やかにマーケティングをすることが重要です。
その結果、もし失敗だったとしても、失敗の原因ははっきり見えるはずですし、失敗を糧に次に繋げればいいんです。

外食産業で働く方には「いつかは独立して経営者になりたい」と考えている人も多いです。
また、店舗単位で考えても店長はその中の経営者でもあります。
だからこそ、いち経営者として、常に「何のために、誰のために」を意識しながら仕事に励んでほしいなと思っています。

Cさん:
僕も、そういう人材になれるように頑張ります(笑)。

文野社長
期待しています!陰ながら応援していますよ!!

『働いて良かったと思える会社にしたい』


――これから大阪王将をどのような会社にしていきたいですか?

文野社長:
まだ模索中な部分もありますが、心から一番に思っていたいことは、社員一人一人が「この会社で働いて良かった」と思える会社にすること。
外食産業は、まだまだ労働時間が長い、休みが少ないというイメージが強いですよね。「外食産業で働きたい」と思ってもらうためには、プライベートや給与面を充実させて、外食産業の立ち位置を高めることが必要だと思います。
そのためにも、全国に350店舗展開する当社のようなチェーン店が、大々的にチャレンジしていくことが大切です。
まだまだ課題はありますが、外食産業の立ち位置を高めるための一石を投じるような存在になることが大きな目標の一つでもあります。
社員たちの笑顔があふれ、お客様を笑顔にできる会社でありたいですね。

進化する大阪王将で一緒に挑戦しましょう!

今回は、本年3月に代表取締役社長に就任した文野社長と、日本の外食事業に魅力を感じグローバルスタッフとして活躍するCさんにお話を伺いました。
国内のみならず、海外事業も着々と拡大し、グローバル人材の採用も積極的に進め、進化し続ける大阪王将。今後も、さらに多様な人材が活躍できるフィールドを用意したいと、前向きな意向も語ってくださいました。

大阪王将では独立支援制度を導入し、将来独立を目指す方の夢をサポートしています。
「経営はまったくの未経験」という方でも安心して独立できるよう、王将大学にて経営ノウハウをしっかりと伝授!
「食を通して地域に貢献したい」という想いをお持ちの方も「自分の店を持ちたいけれど資金がない」と二の足を踏んでいる方も、夢の実現に向けて一歩踏み出してみませんか?

これからも「美味しい」笑顔を全国に広げていけるよう、ともにチャレンジしてくださる仲間をお待ちしています!