転職して変わったこと
3月半ばに転職活動を終え、7月から新しい会社で働き出して早2ヶ月が経とうとしてる。
丸々1ヶ月有給消化期間に充てた6月から今に至るまで色々と環境と時間、お金の使い方に変化があった。もちろん働き方にも。
軽く挙げると
週に3日以上のテレワーク、フレックス勤務、定期が無くなる、ライブや飲み会に行かなくなる、おうち時間の充実、自炊する機会が増える、人に会う頻度が減る、彼氏ができる…
定期が無くなったこと以外は自分にとって全てプラスの変化で、改めて転職して良かったと感じる。
しかも定期が無くなった変化も、他の変化と合わせて考えると別にそこまで大きなマイナスには作用していないとすら思う。
平日仕事終わりにしょっちゅう飲みに行ったり、ライブに行ったり、映画観たりして終電で帰っては次の日6時には起きるような生活をして、土日も毎日予定を入れていたのが今では考えられない…
だからといって生き甲斐の趣味を謳歌できなくなったかといえばそうでもない。頻繁に本屋やブックオフに通い、たくさんの小説や漫画に触れてるし、映画だっていっぱい観てる。ライブもかなり頻度は減ったがその分、ライブが習慣ではなくご褒美のように感じられ、その空間で自分の中に溢れ出てくる感情をこれまでより大切にできていると思う。(もちろん仕事のせいでライブの頻度が下がったのは少し寂しいけど)
予定がないと、人と会ってないと死ぬと思ってたけどそれは思い込みでしかなかったということに気づけた。
転職してから会っている人といえば、彼氏とずっと仲のいい前職の後輩だけ。後輩とは毎週会っているし、彼氏も休日が合わない割にちょこちょこデート出来ている。
前職の飲み仲間や同期のことはもちろん相変わらず大好きだし今後もまた定期的に会えたらなぁとは思う。
だからこの言い方はあまり良くないかもしれないけど、転職して無駄なものを排除できたことが自分の中でとても大きい。
惰性で行っていた飲み会やランチ。義務感を感じで行っていたライブ。仕事用のためだけに買っていた洋服。
これらにお金を使わないと生活を保てないという不安が深層心理にあったから、これまでやめることが出来なかったんだ…
知り合いの意識高い系の方のSNSに、「沢山の人に会わないと自分の世界が狭まるから良くない。私は会いたい人に毎日会ってます!会う必要がない人とは今後会うことはないでしょう。」みたいな内容が投稿されていた。
彼氏と後輩にしか会わなくなった私は自分を否定されたような気がしてなんだか複雑な気持ちになった。
仕事時間、一人時間、人と会う時間のメリハリをつけることが出来た今自分はかなり気持ちに余裕ができたと感じる。家も荒れていない。
相変わらず将来に対する漠然とした不安はあるが、結婚する気も予定もなく友達や彼氏と楽しく過ごしながらふらっと生きていく気満々な私は将来過去を振り返って後悔するのだろうか…