#31 大岡山「看板フォント」めぐり
だんだんと冷たい風が吹くようになり、短い秋も終わりを迎えそうです🧶
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋などなど、、、秋といえば楽しみがたくさんありますが、みなさんは何を一番最初に思い浮かべますか?
私が秋になって一番にやりたくなるのは、、散歩👣です!
秋の散歩は、程よく涼しい空気が、自然と私の足を遠くへ連れていってくれて、何とも気持ちいいものです🍂
大岡山のまちを散歩していると、今まで気がつかなかったディープなお店や、鮮やかに咲いた植物、いつのまにか果実がなっている果樹など、、まちを彩る小さな発見がたくさん✨
これまでの記事でも、まちの彩りをたくさん紹介してきました。
そこで今回の記事では、普段はあまり注目されない(?)日常に隠れたまちの彩り「看板フォント」をご紹介します。
看板フォントの魅力
みなさんは普段「看板」に注目してまちを歩いたことはありますか?
景色として一度慣れてしまうとあまり注目する機会はないかもしれません。
しかし、実は看板はそのお店の雰囲気を伝え、興味を持ってもらうために、たくさんの工夫が施されているんです⭐️
そこで今回はフォント好きの筆者が、看板、特にお店の名前を示す「看板フォント」に注目して、その特徴や工夫、私的推しポイントをご紹介します😊
みなさんの日常の中から思い出してほしいという想いから、看板マップはあえて一番最後に載せることにします。
ぜひ、記事を読みながら、「こんな看板だったんだ!」「こんなかわいさが隠れていたのか!」と日常の中に隠れた彩りを発見をしてもらえたら嬉しいです🤍
1. 羽付きフォント
まずはこの記事を書こうと思ったきっかけの「羽付きフォント」を使った看板たちをご紹介します!
こちらのフォントは、文字の角や端の部分にかもめの羽のような形が付いているところがポイント🪶
私が大岡山駅周辺でお気に入りの羽付きフォント看板たちは、この3つ✍️
どの看板もどことなくレトロな雰囲気を持っていて、親しみやすさや安心感を与えてくれるフォントだなと感じます。
また、鳥の羽っぽいデザインだからなのか、「”鳩”ポッポ」「青い”鳥”クリーニング」といった、鳥に関係した店名によく使われているのも面白いですよね🐓
ひとくちに”羽付き”とは言っても、よく見ると羽をつけていない角があったり、一角だけ違う色を用いてみたり、文字のバランスを縦長にしてみたり、、、それぞれの看板で工夫がされているのがわかります。
そのため同じ羽付きフォントでも、引きで見ると異なる雰囲気を持っていて、それぞれのお店の個性を表していますね⭐️
ちなみに、市販されている羽付きフォントのひとつの「DFロマン輝」で大岡山を書いてみるとこんな感じ!
個人的に「岡」の字は角が多いので、どうなるのか楽しみですが、、、
さすがは市販フォント、羽のない角を用いて程よく個性的な「大岡山」になりました!
レトロな雰囲気を出したいときはこのフォントがぴったりですね🎵
(ちなみに、「羽付きフォント」は私が独自につけたフォント名なので、「羽付きフォント」と調べても出てきませんのでご注意を…😵)
2. 角丸フォント
続いて、文字の端に丸を用いた「角丸フォント」たちをご紹介。
私のお気に入りの角丸フォント看板たちは、この2つ✍️
こちらのフォントは、先ほどの羽付きフォントと同じようなレトロな雰囲気に加え、遊びのあるおしゃれさも持ち合わせています💐
実はこのような丸がついたフォントは「Ball terminal font」と調べるとたくさん出てきます。
WordやExcelにも付属しているフォント「Century」もそのひとつ📄
試しに「Century」で「Oookayama」と打ってみると、、
なんだか、これだけでは紹介したの看板たちのようなおしゃれさに欠けますよね…🧐
看板として覚えてもらいやすいような、一癖持ったおしゃれさを持たせるために、もっと端を遊ばせてみると、、
紹介した看板たちのようにおしゃれな雰囲気になったと思いませんか?
看板を作る際も、ただフォントをそのまま用いるのではなく、特徴的にするための工夫がされていることがわかると思います🧑🎨
3. やわらかフォント
文字の角や端だけでなく、線自体にも丸みを持たせた「やわらかフォント」も、ひらがなやカタカナが含まれる看板によく用いられています!
これまで紹介した2つのフォントと比べ、線の太さに差がなく、手書きでも使いやすいようなシンプルなフォントですね👶
看板たちを参考に、私の手書きで「おおおかやま」を書いてみるとこんな感じになりました!
3. アイコン付きフォント
これまで紹介したフォントは、文字の角などを変形させることで特徴を持っっていましたが、次は要素を足すことで特徴を持った「アイコン付きフォント」をご紹介✍️
こちらは、文字内の点や文字の端にアイコンを加えることで、文字をアイコニックにしているフォントたちです!
文字内の点をお花や目に変えてみたり、星を加えてみたり、、
街中にたくさんある訳ではないものの、足される要素は種類が豊富なので、唯一無二の看板が多く、見つけると嬉しくなる看板のひとつです⭐️
実は、私たち「おおお知るまちプロジェクト」のロゴや主催イベント「飛びまち」もアイコン付きフォントを用いているんですよ!
足跡、花、水滴によって文字の中の点を表現したり、文字の端に葉っぱをつけてみたり、、
これらのアイコンには「身近な花や美しい水、緑などの自然豊かな大岡山を巡り歩くことで、大岡山のまちや人々をもっと知りたい & 知ってもらいたい」という私たちの想いが込められています😌
5. 創作看板
フォントとは違いますが、大岡山には看板の作り方に特徴があるお店もたくさんあります🔨
立体的な文字がついた看板に、金属をくり抜いた看板など、、
手間がかかっている分、まちへ放つインパクトも大きいのが特徴!
こんな素敵な看板がついていたら、ついついお店の中が気になって覗いてしまいますよね🤩
6. おわりに
看板に注目してみる大岡山のまちはいかがでしたしょうか?
お気に入りの看板や新たな発見が生まれていたらとても嬉しいです😊
看板マップはこちら
みなさんも秋の散歩の際は、こちらのマップを片手に看板巡りをして楽しんでみてください👣