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ハラスメントに向き合う三茶のインドからのPJ提案
👨「みょん太郎さんは住民ですか?」
ーいいえ、ファッションです。
👨「え!どこ住んでるんすか!?」
ー学生寮です。
👨「え!?学生さんなんすか!?今度ご飯行こうよ~」
ーまたモテアマスで会えたらいいですね。。
もうなくなったシェアハウス、モテアマス三軒茶屋での出来事。
初対面の人とこんな会話を何回もしたことがある。
シェアハウスに出会いを求めることは否定しないけれど、なんか違う。
こういうのを繰り返してるうちに、初対面における他者との「0→1」の関係性構築は、一歩間違えるとハラスメントになってしまうんじゃないかと考えさせられるようになった。
私はハラスメントとじゃれ合いの境界線に興味がある。
「○○ハラ」という言葉が次々に生まれ、心理的にも他者への干渉が難しくなる現代。私はモテアマスでの経験と学びをプロジェクト提案という形でまとめたいと思う。
プロジェクト名
Face to Harassment
目的
些細な言動がハラスメントに繋がってしまう現代に、少しでもストレスフリーな「0→1」の人間関係を構築するための動機づくりを行う。
実験
シェアハウスのリビングを拠点とする。
初対面の人同士を一定数集めフリートーク時間を設けた後、参加者全員が「寝る」という行為をし合い、第一印象との変化を記録する。
※今回は根拠として、かつて目撃した住民たちの普段の様子と寝ているときの様子を資料として扱い、印象の変化を記録する。
仮説
「寝る」という行為は無防備な体勢であり、それは置かれた環境への安堵と自己の開示を意味する。相手の情報を詳細に知らない状況でも、「寝る」を介することで初対面であれど世代、性別、人種を超えたストレスフリーな交流関係を気付き、ハラスメントからじゃれ合う会話へと変換させることができるのではないか。
資料① Bさん
普段の様子。
![](https://assets.st-note.com/img/1728634727-xWX4YeGD2N63Q5EbzOFCLMwk.jpg)
入るのやめようかなってなる圧力。
寝ているときの様子。
![](https://assets.st-note.com/img/1728713809-4qWF1zrZSYGlQ82xBpLEcMam.jpg?width=1200)
逸材。
![](https://assets.st-note.com/img/1728713809-3uYjZMcP4COaDIRJ7nzsVQNv.jpg?width=1200)
私はBさんの寝ている姿を何回も見る経験を通して、ときどき際どい話を振られるが嫌な感じは差程感じない。むしろイヤホンを落としていないか心配になるようになった。
資料② Gさん
普段の様子(?)
![](https://assets.st-note.com/img/1728714092-7IYer6ZOqKPA0HkWj8EJzxtC.jpg?width=1200)
次にどう話しかけていいのか悩む。
寝ているときの様子
![](https://assets.st-note.com/img/1728714186-wRmtCOZp54sG2lSJVIEBrYdW.jpg?width=1200)
Gさんは常にノンレム睡眠。
叩いても起きないうえに断固として体勢を崩さない。
この場合の対処法は放置である。
資料③ Kさん
普段の様子
![](https://assets.st-note.com/img/1728714297-zxdDASbqa84LOhw27P5GRcvm.jpg?width=1200)
寝ている時の様子
![](https://assets.st-note.com/img/1728714451-lCibvhI7QaT65sELowXxPZ2g.jpg?width=1200)
体型の維持の仕方とか聞きたくなってしまう。(以前聞いて全く参考にならなかったけれど)
また、このように薄着な人が寝ていたら、毛布を掛けてあげましょう。
資料④ Kさん
普段の様子
![](https://assets.st-note.com/img/1728718282-sNzABVmFUfbCYgDIGSlwx5TH.jpg?width=1200)
寝ている時の様子
![](https://assets.st-note.com/img/1728718354-wANGyjsTpY5cg97rei1DIRM3.jpg?width=1200)
紫パンツが空間と馴染んでいることもあり、ソファと一体化している。
見ていて癒された。
結論
4人の資料から分かったことは以下の通りである。
▪︎普段の姿と寝ているときの姿は異なる
▪︎寝相には個性がある
▪︎寝ているからといって静かなわけではない
確かに、「寝る」状態は無防備であり、一般的には隠したいことであろう。
そう簡単にさらけ出すことはできないという意見も一理ある。
しかし、今後もなお発展していくデジタル社会では情報に対するリテラシーが求められ、玉石を分けるために他者への警戒心が高まっていくことが懸念される。
私はモテアマスにつれられてきた当初、家族でもなく、年齢も異なるこの環境に別世界観があった。会話の内容も下ネタばかりでしかし、よく逃げ出さずに今まで来れたのは、誰かしらリビングで寝転がっている人がいたからだと考える。
寝る人がいることで安心できる環境であることを察知し、住民への敬意が生まれ、信頼関係が築かれたうえでの下ネタなどは不快感がなかった。
だからこそ、このような環境に出会う「0→1」の状況に「寝る」という行為が不可欠だと考える。
もっと皆で寝よう。
もっと自己を開示し、ハラスメントというフィルターに立ち向かおう。
Face to Harassment.