そうだ!!ラスカさんの家に行こう!!(2024.8.26)
この記事は櫻の夢を記したものであり、それによって起こった現実と夢が交差するような日記に毛の生えたようなものである。
フィクションとノンフィクションの間、つまりヘックションである🤧(とぼけ顔🙄)
私は、この先のとある一日を左右してしまう程の夢を見てしまった。 僕は竹輪の穴を覗いてしまった……のようなニュアンスで行きたいと思う。
まずはその時の話を少し…… いや……結構な長話になるので、遠慮なく長文でここで語り明かそうと思う。
ここを開き読んでいる人は、腰を据えて読んで欲しいので、飲み物を用意し、トイレを先に済ませてから、この先に進んで欲しい。
これは長旅になりそうな予感しかない。
長い話やだーーっ!!と思う人は引き返すならば今だが……
せっかく開いちゃったし? 読むよね(;o;)???(号泣)
それでは、気を取り直して、ある日の櫻の見た夢の話をしていこう。
長文を読むのが面倒な人は、大好きな声優の声で脳内変換して読むと少しテンションがあがるかもしれない……し、あがらないかもしれない。
さぁ〜 れっつぱーりない 🌙*゚(朝だけど)
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夢の中の話 (フィクション) 2024.08.17
それは、あくる日のこと
私の目の前には、ラスカさんとyaya子が居た。
目の前のラスカさんは何やら嬉しそうに話を始める。それは昔昔、はるか昔の恋のお話だった。
私とyaya子はラスカさんの恋バナを微笑ましく聞いていた。
ラスカ 「あの時…… 私が女子高生の時だったかな。 その人が雨に濡れた私にタオル貸してくれてね……」
どうやらラスカさんは、雨の日にタオルを貸してくれた人物に恋をしたようで、その当時のことを嬉しそうに語ってくれていた。
だが、ラスカさんの恋の話が始まると何故か話していた場所が変わり、そこは大雨の降る駅のホームだった。
雨の音… 行き交う人の群れ…学生たちの賑わう声…
先程とは違う場面になり困惑もしたが、そこには次々とホームに向かって走ってくる学生達が視界に入る。
学生達の群れを眺めながらも、雨に濡れた女子高生…そんなキーワードが私の頭を過っていた。
もしかしたら私達は2人揃って、ラスカさんの恋バナの話の中に来てしまったのかもしれない。
この光景にそんな事を思っていた。
きっと、この中に女子高生のラスカさんが居るに違いない。このホームにラスカさんが居る。どこから来たのかも分からぬ謎の自信に辺りを見渡す。
そう感じとった私達はラスカさんを探しているのだが、ホームには結構な人数の女子高校生が居た。
女子高生達は電車を待っているのだが……ラスカさんがどの子なのかは分からない。
これは私が見ている夢なのだから、目の前に都合よく「私、ラスカっていうの」「アナタがラスカさんなのね!!」と、某トトロばりに現れてくれてもいいのはずなのに、ラスカさんらしき人物は見当たらない。
【私は雨に濡れててね……】
そんな言葉を思い出すと、雨に濡れた子を探せば良いのでは?と脳から指令が入る。
(ラスカさんは雨に濡れてた子だよね……え? ラスカさん…… どれ??)
私は心でそんな事を思う。ラスカさんは一体どの女子高生なのか……
キョロキョロと挙動不審者に見渡すが、それらしき人物は特定できなかった。
何故ならば、そこの女子高校生達は皆、雨に降られてびしょびしょに濡れていたからだ。
つまり、そこにいる人は皆が雨に濡れている女子高生に当てはまるという事になる。
どれだよ!!!!💢みんな濡れてるよ!! と、本気で突っ込む自分がそこに居た。
ウォーリーを探せ、もとい 《濡れたラスカさんを探せ》なのだが、若い頃のラスカさんが分からない上に、更にみんなが濡れているときたもんだ。
「これは超難関……」
だが、私は諦める訳には行かない理由が二つ程あった。
一つ目は 「これを渡せ!」と、言わんばかりの設定なのか、先程のラスカさんの話に出てきたタオルを手に持っていたのだ。
きっと、この場で濡れてしまったラスカさんにタオルを渡す役目なのだろう……
そして、もうひとつの理由
私は目の前の人物をyaya子として認識しているのだが、見た目はyaya子ではなく……男性なのだ。
私はと言うと、自分視点の一人称カメラである為に自分の姿は確認はできないが、多分 私も男だ。
もぞもぞと…… 凸を確認はしてはいない(何の話?)
話を戻すが、私とyaya子は二人とも男の姿をしていた。
年齢は男子高校生なのか、大学生設定なのかはわからないが、私はタオル持って居たので、ラスカさんの恋バナに出てきた惚れた相手の役なのだろう。
ならば尚更にこの状況で私はラスカさんにタオルを渡さなければならないのだが、探せど探せど 一向にその姿は見つけられなかった。
もはや詰んでいた。
あのまま部屋で本人から、恋バナの続きを聞いた方が早いじゃん??
なにゆえ再現するの??そんな元も子もない事を思う。
そんな時……
「やだー!濡れちゃったね〜 寒いよぉ〜〜」
あからさまに怪しい感じの女子高校生達を見つけたのだ。これは物語が進む何かのヒントかもしれない。
「はい、きた〜!!!!絶対あれだよね?!」
この詰みゲーにフラグが発生したのだ!
乙女ゲで言うならば、イベント発生!!《ピロリン🎶》というところだろうか……
そんなアンテナがビンビンして、もうあの子達しかいない。そう確信した私達は頷き合い、その子達にゆっくりと近付いた。
「タオル貸しますよ、良かったら拭いてください」
そう言って手元のタオルをニコリと紳士的に渡すと、女子高生達はゆっくりと口を開く。
「あ、いや、私たちタオルあるから大丈夫なんで」
「(え……)」
まさかの受け取って貰えないというオチ……
その女子高生達にタオルを渡すこと自体を拒まれてしまったのだ。
あれ?あるぇ? もしかしてこの子はラスカさんでは…… ない??
あからさまに「濡れたよねー」と、思わせぶりに匂わせておいて、ラスカさんだと思った女子高生はフェイクキャラだったのだ。
即ちこの物語には関係ない人達だ。
「まさかのNPC!」
NPCとは、プレイヤーが操作しないキャラ、ノンプレイヤーキャラクターの略である。
ものすごく間抜けな顔をしながら、格好をつけて渡したタオルを引っ込めて、そそくさとその場を後にした。
「こんな匂わせある? そんなことある? ( ˙꒳˙ )」
ラスカさんは一体どこにいるというのだろうか……
そんな思いを抱えながらホームにいると、電車が来て扉がゆっくりと開く。
駆〜〜け込み〜〜乗車は〜〜〜危ないので〜〜〜 電車独特の誇張したアナウンスが入る。
漫才師の中川家が真似するアレだ。
と、言う補足はさておき、私は普段はあまり電車に乗らない部類の人間なのだが、最近ラスカさん達と遊ぶようになり電車を頻繁に使っているせいか、このような風景も夢の中に鮮明に映し出されていた。
完璧に電車に慣れたタイプのオシャレ人間だ。
最高に自分がかっこいいと思った。
ラスカさんが居るのはこのホーム設定だ!!と、謎の自信に包まれていたのだが、ラスカさんの姿は未だに見つけられない。
もしかしたら、これはまた違う夢でも見ているのだろうか?
恋バナの世界ではなく、ただただyaya子と男になって電車に乗る夢なのかもしれない。
そうか…… この夢のタイトルは「電車男」なのか!?
今までの事は、私の早とちりだったのかもしれない!? 恋バナとかは、そもそも関係ない!?
そんな事を思ったか思わなかったは定かではないが、目の前に乗れる電車があるのならば、乗らねばならんな!!!と、登山家の思考で私達は勢いだけで電車に乗ることにした。目的地も分からないのに冒険者だと思うだろう。冒険者ではなく登山家の思考である。(やかましい)
電車に揺られること数秒……
「居ないね」
「うん、居ない」
「私たちって、見た目は男だよね?」
「うん、男だね」
しっかりと凸を……確認しては……いない(2回目)
そんな自分達の身なりの事を話しながらも、電車は結構な混み具合で生憎ゆったりと座れる感じではなかった。
2人で電車に揺られ、私は手元を見つめる。
「このタオル使わない感じなのかな?」
ふと、そんな疑問もある中……
しばらく電車に乗っていると、結構な感じで濡れてる私服の女の人が私の視界に入った。
女子高生のラスカさんを探せなかったし、タオルも丁度持っているし、使ってもらおうかな。と思った私はその女の子に話しかける事にした。
「そんなに濡れてると風邪ひいちゃいますよ。このタオル使ってください」
そう言ってタオルを渡すと、振り向いた若い女の子はラスカさんだったのだ。
「!!!!!!!?」
見た目こそ高校生くらいの感じなのだが、紛れもなく若かりし頃のラスカさんだ。
実際に若い頃のラスカさんの顔を見たことは無いが、自分のご都合主義の夢だからか、シワひとつとない、若さが溢れるラスカさんだと認識する。
若さが無駄に零れていると言うくらい若いラスカさんがそこにいて、『若い!!若すぎる!!!』と叫びたくなる程の可愛らしいラスカさんだった。
てっきり制服姿かと思い込んでいたのだが、ラスカさんはまさかの私服で目の前に現れた。
「え? まさかの!? 私服設定!?」
「え?」
「あ、いや……なんでもないです!!あの…… すごい濡れてるし、このタオル使ってください」
設定通りというべきなのか、ラスカさんは可哀想な程、びしょ濡れだった。
ポタポタと床に滴る雨…
一体 どれだけの雨を浴びたらこんなに濡れるんですか?と言うくらいラスカさんは濡れていて、肌を摩る感じが寒そうにも見えた。
ラスカ「汚れちゃうし、申し訳ないので」
「いや、すごい濡れちゃってるから、本当に遠慮なく使ってください」
そう言って半ば強制的にタオルを差し出すと、恥ずかしそうに「ありがとうございます」と受け取り、顔を赤らめる可愛い若かりし頃のシワ1つないラスカさん
その後も申し訳なさそうに、しおらしくタオルで髪を拭いてるのだけれど……
背中が結構パックリと開いてる服で背後から見ると、首周りと背中がびしょ濡れだった。
全然 拭けてないことに気付いた私はラスカさんに話しかける。
「タオル 貸してもらえますか?」
「え?」
「ほら 1回貸して?」
「あ、はい」
そう言ってタオルを受け取り、ラスカさんの背中を拭いてあげると……
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ…」とは言わないが、ラスカさんの身体はビクッとして肩が跳ねる。
オマケに顔も真っ赤だ。
「くすぐったかった?ごめんね。すっごい濡れてたから」
そう言ってタオルを返すと恥ずかしそうにまた髪の毛を拭きながら下を向くラスカさんが、か細い声でお礼の言葉を口にする。
「タオルありがとうございます。私の不注意なのに迷惑かけちゃってすみません」
櫻「いや、迷惑とかないし。君が風邪ひかないようにタオル貸すために俺達は今ここに居るみたいなところあるから……な??」
yaya「え?あ、まぁ。うん!そうそう。 風邪ひいたら大変だからさ」
男装している私達がそんな会話をすると、ラスカさんはニコリと笑った。
「ふふっ、そんな理由とかあるんですか?」
最初こそ表情が硬かったラスカさんの警戒心は少し解けたのか、クスクスと笑顔を見せる。
櫻「そんな理由がココにあるんだよ。な??」
yaya「お、おう」
対応がすっかり男っぷりな私達。
あとから思えばこの設定、自分的 分析すると 「花ざかりの君たちへ」「ごくせん」をずっと見てたからだと思う。
高校生、男装…… イケメン、青春……
実に私の願望だらけで見た軽率な夢だったんだと思う。
2人のイケメン(仮)に、タオルを貸して貰ってトキめいたラスカさんは、恥ずかしそうに顔を赤くしつつも、終始笑顔を見せていた。
私は心の中でラスカさんの恋バナは、これなんだなぁ〜 と、微笑ましく思っていながらも、「青春のバカヤロ〜〜ぉぉぉぉ」と、キュンキュンしていた。
これがラスカさんの話したかった恋バナのエピソードなのだな……と思ったところで、ふとラスカさんを見ると……
若さ溢れた高校生時代の可愛いラスカさんはソコにはもう跡形もなく居なくなっていた。
「……… あれ?」
明らかに先程の若さ溢れるフレッシュなラスカさんは居なくて、見慣れた顔が視界に入る。
その見慣れた顔の人物の頭には昭和的な松田聖子風のカツラが付いている。
そして、無理があるのでは??と言わんばかりの高校時代の再現度……
そこには、現代の本物のラスカさんがこちらをジッと見ていたのだ。
「…………………… 」
いつの間にかに、リアルな本人が自分の高校時代の恋バナを再現する設定に変わっている。
一体、何が起こったんだろうか…
一瞬、理解に苦しんでラスカさんを、ただただ見つめていた。
あんなに若くて初々しい高校生だったのに、聖子ちゃんカットのカツラを被った昭和風ラスカさんが恥ずかしそうにこちらを見ている。
めっちゃ見るじゃん……?
脳内であまりのギャップに思考がストップしてフリーズする。
なにゆえ、そのカツラをチョイスしたのだ??? と、全力で突っ込みたい衝動に駆られるも、まだ私の脳内は、この更新にアップデートされていない。
読み込み中のクルクルマークが出て、ローディングの最中だ。
そのまま聖子ちゃん風のカツラを被ったリアルなラスカさんを見ていると……
「なんで見てんだよ!!💢」
いつもの調子の普段のラスカさんの言葉が返ってきた。
これはいつものラスカさんの感じだ。
目の前にいるのが、本人そのものだと分かると私もスイッチが切り替わる。
「いきなり昭和風のコスプレしだしたら、穴が空くほど見るよね?」
「はぁ?? これは櫻さんが勝手に見てる夢だからね?」
「そうだけどさ?可愛い若い頃のラスカさんどこいったよ!!! 」
「はぁ?なんだって??」
「なんでそのカツラ被って自分で自分の高校時代を再現してんの?? その髪型 一体 いつの時代の人??」
「私が知るか💢!!!!!!(笑)」
そんな事を言いながらも、その姿もやりとりもおかしくて、いつもの調子で3人で爆笑していた。
この時、既にラスカさんの家に行って遊ぶ事が決まっていたからか私は夢の中でこんな事を口にする。
櫻「そのカツラまじうける!!! これ遊んだ時に絶対いうわ!!」
ラスカ 「なんでだよ〜!!! 勝手に夢を見てるのそっちでしょ!! 私 悪くないもん」
yaya「あれ?その日って誰が遊びに来るんだっけ?」
ラスカ「娘と娘の友達と……娘が今、気になってる人かな」
櫻「ふむふむ」
ラスカ「なんか娘がさ、悩みがあるみたいでそこで泣いちゃったみたいなんだよね。だから、突っ込んで聞いてあげて〜☺️」
yaya「うん、私達が突っ込んでいい話なら全然聞くよ!」
櫻「うんうん、話し聞くね!あとは?」
ラスカ「エルフさんと…」
櫻 「エルフ???」
ラスカ「あ、うん。冷蔵庫の」
「「(誰やねん!!!)」」
「冷蔵庫の」って、なんだよ!誰だよ!と、夢の中の私の心は激しく叫びたがっていた。
「あとは、シガさんと、なんたらさんと……」
もはや誰やねん!と言う名前しか出て来なくて、この辺りの名前は詳しくは覚えていない。
ただ、冷蔵庫のエルフさんが強烈で、何日たった今もハッキリと覚えている。
だから、誰なんだよ!!!と、声を大にして今も突っ込みたい。
冷蔵庫のエルフて誰だよ(笑)
そんな突っ込みたい衝動を抑えて、夢の中の私は大人の対応をする。
「うん。 それってラスカさんの方の友達??」
「ま、まぁ… 」
「ほう…… 」
(ま、まぁ??なんの含み……?笑)
謎の含みをされながらも、その人達が誰か分からずに、そのまま聖子ちゃんカットの昭和風の女子高校生になりきったラスカさんとの会話は続いていた。
そんなこんなで暫くすると、私の地元の駅についた。
あれ?ここ私の地元だったんだ??と、思いもしたが、特に気にすることも無く私だけその駅で降りる事にした。
「じゃあ、また次会うときね!!」
「うん!またね〜!」
バイバイする辺りで、現実の私のスマホの着信がなり、この夢の趣旨は全く分からぬままに終わりを迎えた。
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
現実世界 (ノンフィクション)
バサッと起きた私はこの夢を鮮明に覚えていた。
強烈すぎるラスカさんの女子高生のコスプレと、聖子ちゃん風のカツラ姿
そんな姿が忘れられなかった私はこの夢の詳細を2人に即LINEをする事にした。
ここには載っていないが、この日の夢は2本立てで、yaya子のターンの夢もあり、そちらもまたかなりふざけた夢だったが、今回は割愛する。
櫻「2人の夢見たんだ〜!」
私は今語ったように詳細をLINEに打ち込み送信する。
かくかくしかじか…… うんぬんかん……ピーヒャララ〜🎶
yaya「思ったより長編😂よくこんなに詳しく覚えてたね~!」
櫻「長編でしょ?🤣すごい長い夢を見てたよ(笑) もっと細かくあるんだけど字にするのが大変で🤣」
yaya「色んな設定に笑ってしまうwww」
櫻「なんかね、私 多分この夢をみたのには理由があるんだよね! 最近 『ごくせん』と『花ざかりの君たちへ』のドラマをめちゃくちゃ見てたからさ? 高校生物の恋愛ドラマ好きーーーっ!青春したいーー!ってめちゃくちゃ思っててさ、なんかまさかのラスカさんが高校生だったし、私とyaya子はイケメン男装だったし」
ラスカ「🤣🤣🤣🤣🤣色々笑うし、ニヤニヤもした🤣🤣すんごい長編大作だな🤣🤣」
櫻「ラスカさんの高校生の頃の時は本当に可愛かったんだよ!! でも 途中 何故かラスカさん本人がカツラ被ってる姿に変わったから、めっちゃ笑ったし「何見てんだよ💢」が、超 強烈🤣🤣 まじ昭和!!こんなカツラ被ってたよ?」
と、私は聖子ちゃんカットのカツラの拾い画像をLINEに送った。
ラスカ「wwwww 夢でも弄るのやめてもらっていいですか??wwwww 昭和顔だから似合ったでしょう?...……って!うるさいわー!www」
櫻「『なんで見てんだよ!』って、このカツラ被って言ってたよ?🤣 見るだろ そりゃ!ラスカさんがいきなりそんなカツラ被ってたら(笑)」
yaya「青春したいー!!からの最後それは笑うwww ちゃんと夢でもオチつけるんだね🤣」
3人で暫くこの話題で笑っていると…… yaya子がある提案をする。
yaya「今度行くとき聖子ちゃんカットのカツラ作ってもってけばいい?🥺」
ラスカ「持ってくるなよー!?持ってきたら野宿だぞーー!wwwしかも作る👈んだ🤣🤣🤣🤣 わざわざwwwww🤣 さすがプロ🤣🤣」
yaya「野宿wwwww 放り出されるんだ🤣 ちゃんとブローとアイロンで崩れないように仕上げていくよ?🥺 ついでに男子高校生っぽいカツラも作れるよ?🥺」
櫻「なるほど!!!そっちに行って何して遊ぶかまだ決まってなかったから、これはその夢を再現VTRするための旅行なのか!!! その為に私は夢を見たんだね?? フリだね? これは!」
櫻「皆でカツラ被って…… ラスカさんの恋バナを再現するのか❤️ 念の為、寝袋持参か?(用意周到)」
「やらんでいい」
この時は、スッパリとラスカさんに断られ、この会話は終わった。ように見えた。
そして…
ここからはラスカさんには見えないところでの、yaya子と二人の「夢を再現をすること」になった1部のやりとりである。
「お土産どうしようか」「何持ってく?」と、あれこれと作戦会議をしていた時の事だった。
櫻「またお面とか作る?」
yaya「お面(笑) やっぱあったほうが楽しいかな〜🤣」
この頃、お互い遊ぶ時に何かサプライズを用意して遊ぶ事が流行っていた私達
日に日にハードルは上がるものの、やはりここでも何かをやらかしたいと心が弾む。
櫻「あの聖子ちゃんのカツラは?🤣」
そう発言したあと、yaya子の通知は止まった。
ラスカさんの推しならともかく、まさか、私の夢の聖子ちゃんのカツラはやっても面白みがないかもしれない。一体 誰得なんだろう……
そんなことを思いながら、面白いアイテムがないかと色々と密林等を漁っていると……
暫くして、yaya子から3連発の通知音がなり、それっぽい昭和風のカツラの画像が送られてくる。
yaya「どう?wwww 」(ピコン)
yaya「買っていい?wwwww」(ピコン)
yaya 「野宿になるかもだけどwwwwwwwwww」(ピコン)
【やったら野宿だぞ!!】のラスカさんの言葉が頭を過ぎる。が、ここに来て2人の遊び心に猛烈に火が灯った。
櫻「横で家族が寝てるのに、くっそ声出たッ!探してたの?wwwww」
yaya子の何かにも火がついたようでウィッグを物色していたようだ。
コレは補足だが、これはどうやら《今日から俺は》のコスプレウィッグだったらしい。
このウィッグのクチコミには、自分である程度 セットが出来る人じゃないと扱いは難しいウィッグ。と書いてあったそうだ。
yaya子はプロだ。この辺りの問題は難なくクリアした。 購入したばかりのウィッグと、カットやセットを施したスタイリング後のビフォー アフターの画像が凄かった事は言うまでもない。
そして、話を戻すが……
この日から2人の作戦会議が始まった。
そのウィッグは何日に届くのかだとか、行く日に間に合うのか、だとか、そんなやりとりをしていた。
そして、どうせならば、やはりラスカさんの推しも作ろう!と言う事になり、推しお面と推しウィッグも制作することにした。
こうして、私達はこの日から、せっせと、せっせと、ラスカさんの推し達のお面作りと、ウィッグ作りに勤しんでいった。
この辺りで世間は台風のNEWSが流れていた。
前代未聞の最強台風が来ている。そして、その台風は勢力が強いのに速度がものすごく遅いらしい。
勤しんでいる中に「その日、台風が直撃だよー」と、ラスカさんから心配した連絡が入った。
だがしかし、私達には台風などにかまっている時間はなく、行かないという選択肢もなかった為、台風が来ている事は全く気にしてなかった(笑)
「中止する?」の言葉も「どうしようか?」の言葉も私達から一切出てくる事が無かったためか…
「ポジティブだったwww」
「全面対決になるよwww😂」
と、ラスカさんは失笑していた。
私達に残された期間は1週間もない。制作する時間は限られている中、行く気満々であり、やる気満々だ。
正直、サプライズの事しか考えていなかったんだと思う。
この時のラスカさんからしたら 「意地でも来るんだな」と思っていたかもしれない。が、ラスカさんも掃除に必死であまり連絡も来なかった。
お互いにちょうど良かったのだ。
ラスカさんは掃除、yaya子はウィッグの用意、私はお面に団扇に小物作成
おじいさんは芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯、桃太郎は桃の中!のように、それぞれに役目があり、忙しかったのだ。
大作戦のメインイベントのカツラがバレないように、小出しにチョコチョコと安心させるため用の小ネタのうちわも作ることになった。
そう、これは茶番用だ。
ラスカさんと遊んだ時、何も見ないで描いたシリーズのイラストをLINEに送り、ここで私はyaya子に問う
「なんの絵柄がいい?」
yaya子「いや有力候補がいすぎて迷うwww」
「ふざけてるよね〜ぇwww」
yaya子 「私 コロ助持ちたい」
私は、ワンワンか、ドラえもんで悩んでいた。
ドラえもんに限っては「床屋帰りの方ですか?」と、突っ込みたくなる。
「なんなん?これww 目の位置とかさ?狙ってるよ(笑)」
yaya子「ふざけてるよねぇwwww」
2人で密かに爆笑していた(笑)
私達が選んだのは、「うさんくさい変に既視感のあるふざけたコロ助と某N○Kのワンワン」だ。
そして、出来上がったうちわはこちら
(ラスカさん ツイート パート1 参照)
これを団扇にして、白々しく「暑いね〜」と、仰ごうと思ったのだ。
きっとラスカさんは 「なに作って来てんだよーーっ!🤣🤣」と、言うだろう。
サプライズはこの団扇だよ〜!という小出しスタイルの序章だ。
「わざわざ何やってるの?」と言うこれがサプライズだよ〜!もう何も無いよー!と、一旦 安心させるための軽いジャブなのだ。
まさかうちわを作ってきた私達が、更にお面とカツラで推しになり、聖子ちゃんカットのカツラまでが、後から出て来るとは思わないだろう。
団扇は実は3本作っていったが、ここでは、徐に2本 【コロ助】と【ワンワン】の団扇で涼をとった。
ラスカさんは頑なに、この2本の団扇しかXに載せていない(笑)
そして、次の作戦会議の様子を書くことにする。
お面、ウィッグを出すタイミング、どの時間帯でラスカさんにサプライズを決行するか、の話。
準備は、コソコソやるのではなく、いっそ見えてるとこで制止を振り切ってやるのも逆に面白いのではないか……と言う大胆な発想も飛び交う。
「え??なんかいきなり始めたんだけど……」
当たり前のようにカツラを被り、当たり前のようにお面をつける作戦だ。
「この人達 いきなりなんか始めたけど?って言うラスカさんの顔(笑)」
根回しができたり、準備が出来そうならばそれはそれでサプライズでいいが、できなくても強行する。
作戦Aの強行突破作戦だ。
鏡を借りて、カツラをつけて淡々と用意していく。
ラスカさんは、あまりの出来事に 『?????』 ( ˙-˙ ) と、なるだろう。
「え?何の時間???」
そうなるだろうが、そこはそれでも 「なにが?」と言う顔をしながら、淡々と用意していく感じもありだ。と言う話をしていた。
ラスカさんは、私達が用意してきたカツラを2人が目の前で被ったとしても、まだその時点では何が起こるかわからないだろう。
「カツラ? え?なに?? え????カツラ被りだしたよ??」
とは、なるかもしれないが、そこはあえてスルーをして準備を進めていく手順も考えていた。
ラスカさんが何かを被らされるんじゃなく、二人がいきなりカツラを付け始めたら 間違いなく「この人達…… なにやってんの??」となる。
しかも、隠す気もなく人様の家で堂々と(笑)
そんな作戦会議の会話が続く中……
「その後に聖子ちゃんのカツラをだして、『ご一緒に』って言ってもいいし」
「いっそ清々しい」
「むしろ潔い(笑)」
「荷物置いて、カバンの中の整理でもするのかと思ったら」
「いきなりショータイムを始める人達。本人の目の前で」
「話しかけられたらなんて言う?」
「今、サプライズの準備してるからまだ話しかけないでって言う」
「サプライズ中だから待って? しーーっ!!!ってね?黙らせる感じでね!」
「まだバレてない!! うん、大丈夫って2人で言いながらやろう!
「大丈夫、大丈夫! バレてない!バレてない!ってね!?」
「向こうでカツラ付けてから2人とも髪型はセットする感じだね!」
「プロの本気!!!」
この時点で、出かけるプランは決まってないのにここに力を使う事を全力で相談し合う2人
yaya子は3体程、ウィッグを用意して作って来てくれていた。
ひとつは聖子ちゃん、あと2つはラスカさんの推し達のウィッグだ。
そんな会議をしばらくして……
大量のお面ができあがり、私はyaya子にその画像を送った。
「いっぱいありがとう!並んでるとちょっと怖い🤣 これさ、合わせる前にラスカさん家で並べ始めたら ほんと笑うよね🤣」
「ウィッグ被るからさ、おでことかどうなるか想像出来なくて🤣めっちゃ作ってみた」
まだサイズ感も分からないし、いざウィッグと合わせられる用にありとあらゆる大きさと角度のお面を作っていた。
前が見えるように目玉を開いたバージョンとか、ラスカさんが好きそうな顔とか、おでこ切れるバージョン、紙の種類とか硬さとか………etc
(ラスカさん ツイート パート2 参照)
「ラスカさんもお面付けれるようにラスカさんの顔もつくる?」
「そうだね、ラスカさんの顔で推し達とイチャイチャするか!! 」
「やだぁ、もぉおおお〜♡♡♡♡ とか演劇のようにおめん同士でイチャイチャするのもありだね」
「ラスカさん的に、私は何を見させられてる??? なるよね?」
「なるねwww」
私達だけがお面を被って遊んでいたら、ラスカさんが仲間外れみたいになると思い、ラスカさん本人のお面を紛れさせて 「どれつけるー?」と、お祭りの屋台みたいに並べる事にした。
その当日の話になるが
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これで、顔バレしないから安心じゃん!
そのお面付けて聖子ちゃんのカツラで撮影したら大丈夫だよ!!と言う私たちに……
「いやいやいや、それも私なのよ。その顔つけても何も隠れてないのよ!それ私なのよ!!」
と、ラスカさんは、笑い泣きしながら ぶぅぶぅと文句を言っていた。
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その後……
yaya子から聖子ちゃん風のカツラをカットし、セットもバッチリとした完成写真が送られてくる。
(ラスカさんツイート パート3参照)
この写真が送られてきた時は、家族が周りにいるのに、あまりのプロの仕事に大爆笑した。
「スゴすぎる!!プロだwwwwwwwwww」
「これをいかにキープして持っていけるか!」
当日のyaya子の荷物はカバンの半分が潰されないように丁寧に包まれ、ウェーブも取れないようにしっかりとカーラを巻かれたウィッグ達だった。
台風の心配より、カツラとかお面とかの用意が忙しい2人の会話は今思い出しても笑えてくる。
私たちは台風なんかにかまっていられない。完全に遊びに火がつく2人。
団扇作りにグルーガンなんて使った事が無かったけど、レースを付けたり、何枚ものお面作りも、作る度に慣れてきて私も制作過程が楽しくて、持っていく荷物はギリギリの日にバックに詰め込んだ。
そして、ちゃんと天気予報を見ていたら、2人とも分かる事だったのだが、この時点で行く日も帰りの日もドデカい台風が丁度よく直撃で、下手したら行きも帰りも交通手段が全くないくらいの台風予報が出ていた。
本来なら新幹線とかもキャンセルするくらいの予報なのに、それも見ないくらいに本気の遊びに夢中だったんだと思う。
ある程度 作り終わり、作戦も練っては話し合い 仕上がってくると……
「怒られるよ、ほんとww」
「さすがに怒られるよww」
同時にそんなことをLINEで打ち合った。
怒られるかもしれない。同時に入れて2人で爆笑したが、ここまで来たら止まれない。
「台風で野宿は辛い」
「自ら茨の道を選ぶ2人」
そして、私はyaya子がその道のプロとは言え、「周りにそのウィッグ何するの?聞かれないの?」と言う疑問が生まれる。
「友達に被せるって言った!友達の夢を再現する!って」
どんな夢だよ!という話なのだが、それを再現するのにプロの技術を使い本気を出しすぎな件である。
だが、特に驚かれることもなく、またふざけたことしてんな〜 位だったようだ。
「あ、でも この間来た友達ですか?って聞かれたよ! そこはバレてるwwww」
その友達とは……
yaya子の店で、しっかりとサプライズでアホな事をした私とラスカさんだとバレていたらしい。
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yaya子の店に行った時、yaya子の推しガーゼを作り シャンプーしてもらった私達(ラスカさんと櫻)
yaya子は推しのガーゼの登場に職場でシャンプー台に頭を突っ込み、崩れ落ちていた(笑)
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そして……
「途中で私が被っても、笑うっていうより、お!!!聖子ちゃんになってきたね!って感じ」
「プロの目線!!」
何人ものスタイリストの厳しい目線の中で仕上がってきたウィッグは、かなりの価値があるだろう。
だが私はこの時、あまりのクオリティの高さの聖子ちゃんのカツラを見て、ラスカさんが被ったら爆笑する自信があって、「レコード大賞でも受賞したんですか?」と、言いたい気持ちでいっぱいだった。
二人であれこれ話しながら爆笑していたのだが、yaya子がふと我に返る。
「いやー でも被ってくれるかな? 本気になりすぎて心配になってきた🤣」
「ね、被ってくれないと困るね」
だから…… 台風の心配はどこいったよ……笑
今なら過去の私たちにこう突っ込みをいれるだろう(笑)
こうして数々の笑いの仕込み弾を持ち、2人はラスカさんの元へと向かった。
そして、私達はこの夢を有言実行をする事となる。
決戦の夜…
ラスカさんの娘ちゃんも快くサプライズ(夢の再現)に協力してくれて、知らぬはラスカさんだけの夜は始まった。
お面とウィッグのダブル効果で、ラスカさんにカツラをかぶせて、あの日の夢を再現しようではないか……
ここからは、ほんとに笑いっぱなしの時間でお腹が捩れるほど笑った。
その様子もスペースで3人で振り返り、無事にサプライズは大成功した。これが、ラスカさんが突然 被らされた聖子ちゃんカツラの経緯である。
時間に余裕がある人は、スペースを いや、是非このスペース切り抜きの裏話を聞いて欲しい(笑)
余談だが、これは奇跡と言って良いのかは分からないが、最後まで心配もされず 相手にされなかった台風はものすごい遅い速度になり、直撃どころか最後はどこかに行ってしまった。
全く気にしてあげられなくてごめんね。
そんな事を今更に思ったのだった。
2024.08.26〜28
そうだ!ラスカさんの家に行こう!の旅🚄🚎🌙*゚