「赤の神紋」1巻読んだ
「赤の神紋」というラノベを読み始めた。作者が「炎の蜃気楼」で有名な桑原水菜先生で、絵が好みだったもんだから。そりゃあ読みますよ。私の大好きな90年代の絵柄なんですから。「炎の蜃気楼」は長すぎるから最後まで読めていない。というか内容が重すぎて…
「赤の神紋」1巻を昨日読み終えたけど、なんつーかアレだな。ミラージュを彷彿とさせる…ってかミラージュ読者だったら絶対に連想しちゃう。「精神の肉体」って何回言うねん。連城響生は直江だな。そして葛川蛍は高耶さん。絵がまんまじゃない?響生は直江よりマシでしょ〜と思ってたら、こいつも相当やべぇやつだった。自分勝手で狂気じみた暴走っぷりは直江に匹敵するレベル。こんな男に見つかっちゃってケイ不憫。この時代にヴェポラッブってあったんや…とか思ってたら、この男、突然病人の乳首撫で回し始めて笑いが止まらなかった。
終盤は、まぁそんなやべぇことせんよなって感情と、やべぇことやってくれねーかな(ワクワク)って感情が読みながらせめぎ合ってた。
そして期待通り見事にやってのけたけど(監禁)、ドン引きしつつもお前ならやってくれると信じてたぜぇ!って気持ち。
殺人未遂みたいなことしといて、車で劇場までひとっ飛びするのなんかこう…情緒どうなっとるん?もう無茶苦茶だよ…
上半身裸で後方彼氏面で観劇してる男…絵面を想像したらおもろすぎる。
なんか最終的に悲観ぶっててきしょいわ〜こいつ頭おかしいよ…と思っても、これまだ1巻なの?桑原水菜ワールドを舐めちゃいけない。ここから次はもっとおかしくなっていくんだろ?わかってるよ!
監禁、強姦、殺人未遂…1巻でこれは直江よりヤバいって。いや直江もヤバかったけど。
とりま連城響生はおもしれー男だった。ラストに響生の元に帰ってくるケイはもっとおもしれー男だよ。こいつら理解不能だけど、続きが気になって仕方ない。
榛原という男、1巻では一度も登場していないのに名前だけは何度も登場する。一体どんな男なんや…響生はライバル視、というかそれ以上の感情を彼に抱いているけど、当の榛原は響生なんて「誰?」って感じでアウトオブ眼中だったら面白いよな。もしそうだったら連城響生またまた発狂しそう。
榛原という男に対してはバッチバチの感情を抱いてるのに、他人が榛原をちょっと貶すとムキになって反論する響生おもろすぎる。ガチ勢…というかもはや信者。
そしてケイから榛原の名前が出た途端、大人気ない行動ばかりで、こいついくつだよ…ってなる。何歳だっけ?
奥田もよくこんな自分勝手メンヘラクズ小説家と友達やってるな…って思ったけど、奥田は連城響生の才能に惚れてるのね。天才だからって何してもいいわけじゃないぜ!こんなやつと友達続けられてる時点で、奥田も相当イカれてるやつだろう。
冒頭、なんで奈良だったのって思ったら、一瞬だけケイが住んでたのね。聖地やん。でもなんで奈良…?桑原水菜先生の趣味?そういやミラージュでも奈良出てきたな。