イベントのスポンサーになった話
昨年に神戸北野にある異人館のクラウドファンディングで【若者向けイベントのスポンサー】の権利を購入しまして、10月16日にイベントを開催しました。
【若者向けイベントのスポンサー】のリターンで支援した目的としては、「純粋にこのCFを応援したい」と「自分に対してお金を使うことに飽きてきた」という気持ちが重なったためです。
SNSで「スポンサーになるので誰かイベント開催しませんか?」と呼びかけたところ、私が通っているコワーキングスペースでインターンをしている学生の方から4月にコンタクトがありました
その方は大学に通いながらDJとして活動している方で「異人館でDJイベントがしたい!」とのこと
「じゃあ企画考えてきておいでー」と返すと直ぐに具体的な内容とコンセプトのプレゼンをいただき「この子だったら信頼できるな」と感じて、主催者として会場を利用いただくことになりました
※主催者になった子を以降Sさんと記載します。
Sさんはインターン含め3〜4のバイトを掛け持ちしつつ、出演料をもらいイベントに立つプロのDJとしても活動する大学生です。
イベントの主催は初めてということで、私の知見を共有しながら準備を進めることになったのですが、ここで自分ルールを決めました
私が制作会社時代にイベントを開催していたこともあり、私が口出すとSさんのイベントではなく、私のイベントになってしまう為です。
あとは事故になりそうな時だけ手を貸せばいいかなーと思っていたのですが、そんな心配が全く必要ないほど、Sさんは素晴らしい立ち回り、能力の高さを発揮してくれました。
素晴らしいと思った点はまとめると以下の通り
Sさんは学生でありながらDJとして平日、休日もイベントに出ることもあるため、早朝バイト、大学、イベントがある日には深夜まで活動しており「俺より働いているんじゃね?」と思うほどスケジュールが詰まっている身でありながら返事と対応がとても早い。
自分だけでは対応出来ないDJ機材の設営、会場の運営に対してのキーマンを抑える交渉力もあり、アドバイスに対して素直に受け入れる柔軟性、考えが食い違った時には一回り年齢が違う(私)に対してしっかりと意見と伝えることができる度量も持ついわゆるめっちゃ仕事ができる人でした
これが現役大学生、、、マジですか、、、弊社の新卒に爪の垢を煎じて飲ませたいんですけど
実はイベント日の10月16日に、会場と近い場所で入場フリーの大きなDJイベントがあったのですが、結果は100名以上来場の大盛況で大成功
私もお客さん気分でお酒と音楽を楽しめる余裕があるほど問題がない、素晴らしいイベントでした
今回初めてスポンサーという立場になって得た気づき
個人的に一番印象に残っている事が、お客さんの服装が「自分の好き、個性を体現していた」こと。
どういう事かというと
ファストファッションではなく、流行りではなく、周りの意見ではなく、自分の好きな服、髪型、メイクで身に纏っていたこと、自分を自分で表現していた人で溢れていた空間が、服好き31歳にとって嬉しくてお客さんを見ているとずっと楽しい気持ちになりました。
前日準備からイベント後の撤収を手伝ってくれたボランティアスタッフ
周りが住宅地の環境で最大限の機材セッティングをしてくれたDJ
忙しい中細かいフォローをしてくれたメディウム邸の支配人
主催者のSさん
に心から感謝です。
来月もまた私スポンサーのイベントをやるのでこれから楽しみです