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私だけがツラいと感じる時に


ようこそこんばんは。
入ってきてくれてありがとうございます。

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』内で
柿澤勇人(源実朝)と大竹しのぶ(謎の占い師)の2人の会話が大好きで、勇気をもらえるので共有させてください。

(ほんとうは作品を是非見てもらいたい泣)

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とても繊細で優しい実朝は、物静かで、いつも何かを考えている様子だった。
自分の意思とは裏腹に結婚が決まり、すきなひとと結ばれることも、すきなひとからすきになってもらうことも出来ない実朝。

そんな実朝がよく当たると噂の占い師の元へ出向き、自分の心の内を話そうとする。

おばばはズバズバと言いたいことを言う少し雑な性格。
実朝の面持ちをみて何かを悟るが、それを飲み込み次の話を始めた。


おばば
「悩みは誰にだってある。
おばばにもある。
最近、顎に肘が付かなくなった」

実朝
「……誰でもそうなのではないか?」

おばば
「これだけは言っておくぞ。
お前の悩みは、どんなものであっても
それはお前一人の悩みでは無い」

実朝
(じっとおばばを見つめる)

おばば
「遥か昔から同じことで悩んできた者がいることを忘れるな。
この先もお前と同じことで悩む者がいることを忘れるな。
悩みというのはそういうものじゃ。
お前一人では無いんだ……決して」


実朝は目にいっぱいの涙を溜めて、微笑む。




今地球上の生き物、誰とも悲しみを分かち合えなくても、時空を超えた先には仲間がいるって思えるとちょっとホッコリするなって思います。


最近思うようにサボれてないので、
早く寝ます。
おやすみなさい。またあした。

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