遺言のあとがき
#10分遺言 を20分かけて書きました。
1度目の10分は時間が足りなくて、
遺言書いている途中に殴り殺されたみたいな終わり方をしてしまった。
悲しみや苦しみで涙を流している間にタイマーはどんどん進み、
あ、全然伝えきれなかったと思った。
2度目の10分は何を伝えるべきか、残すべきかと、
しっかり遺言を書くモードになった。
その変化とかモードが、微妙に非日常的で面白かった。
遺言は未知の世界だけど、死が差し迫っている状況ではないので、「微妙」に。
10分と限定されていたり、タイマーが出ていたり、そんなデザインが、
普段はちょっと距離がある死を考えるモードにさせているのだろうな。
すっかり遺言を書くことにはまってしまって、
遺言の感想待ってます、なんて言ってみたいなと思って、
みんなへの遺言も書きました。
これも20分遺言です。
早送りやとばすことができないので、読者のフィルターになっている。
真剣に読んでくれる人にだけ、届く。
遺言というメディアに合わせた仕組みなのがいいな。
もし私が死んだら、私のパソコンのどこかに両親に宛てた遺言があるので、
なんとかして届けてもらえたら嬉しいです。
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