新しい成果を生み出すための成功の型-BLUE PRINT-
こんにちは。
『OoO』とかいて『おー』と読みます。どうぞ宜しくお願いいたします。
OoOは、新しいことに挑戦したい大手企業や自治体に向けてトレーニング・ワークショップ、年間プログラム、共創イベント等の企画・運営や、社内での事務局の立ち上げ・運営サポートなどを行っている会社です。
様々な大手企業の新規事業部やその他の部署(デジタル推進、知財、人事、開発、経営企画)、そして起業家支援を行う団体と対話を行う上で、多岐にわたる課題や、それに対する改善策についてディスカッションする機会がとても多いのですが、対話することで掴んだ課題と、それに対して「こんな視点を持てば解決できるのではないか」といった新たな視点についてお話ししています。
今回は、”新しい成果を生み出すための行動には成功の型”があり、その型を知らないために成果を生み出すまでに時間がかかったり、ステップを戻ったりしているといった事業創造の無駄といった課題を解決するために『コミュニケーションの設計図(BLUE PRINT)を描く』『発信思考で考える』 視点が重要になると考えています。
例えば、このような課題をよく目にします。
事業の成功確率をあげる『コミュニケーションの設計図:BLUE PRINT』
まず最初に、最短で成果に結びつけるためには、誰に、何を伝えることで、どんなメリットを得ることが事業構築にとって重要か設計図(BLUE PR INT)を描くことだと考えます。
ここで間違った設計図(BLUE PRINT)を描いている、または描けていないと、事業ステップ(商品開発ステップ)を進める上で遠回りしたり、考えが浅くステップを戻る必要がでたり、商品開発にまで影響が出る可能性があります。
第二回:新しいことを生み出す組織の作り方-言葉のハードル編-でもお伝えしましたが、例えば、Amazonでは、社内でのビジョン共有や企画書のためのコミュニケーション、投資家、講演、顧客とのコミュニケーション(広報)において一種の決まりごとがあるとお伝えしました。
分かりにくい、難しそうなどの要素が含まれるものは基本的にAmazonでは企画書一つ通らず、CEOであったジェフ・ベゾス然り、現在のCEOであるアンディ・ジャシー、そして部下に至るまで、同じ言葉を一環して使い続ける、といったことが徹底されています。
それは、普段のコミュニケーションでも企画書でも、大衆へむけた広報戦略でもそのようにされているそうです。
この行動から、Amazonのミッションである「お客様へのこだわり」に紐ついて日々新しい革新的なサービスが生み出されています。
こういったコミュニケーションの設計図(BLUE PRINT)は、これまで新規事業や起業といった新しい何かを生み出すことを率先して行ってきた人のみならず、これからの時代は誰もが必要なリベラルなスキルです。
コミュニケーションにとってのBLUE PRINTは沢山ありますが、その中でも重要なことは”伝わるストーリーを作り、誰もが同じストーリーを語れること”です。
特に、最近はopenAIでも、文字から動画が作れるようなサービスをローンチすると発表されました。
このように簡単に何かを生み出すことができる時代において、人間だからこそできる部分(むしろ人間が行わなければいけない部分)は、ストーリー(意味)を考え、それを決定することだと考えます。
そして、ストーリー(意味)は企業価値に直結して繋がる時代でもあります。
例えば、スマートフォンを例にしたときに、他社がiPhoneに追随して、外見はどれもそれほど見分けがつかなくなっています。
ですが、Appleの時価総額に他社はなかなか追いつけていません。デザインや機能は簡単に真似できるけれど、その背後にあるストーリーは容易にはコピーできないからです。
会社やブランドのストーリーをどのようにつくりだすか。それは、どんな文学作品をつくるかと同じなので、文学的なリテラシー(知見)が問われるようになっていると思います。
会社としてのストーリーをつくったり、自分はこういう新しいものを世の中に打ち出していきたいんだというビジョンなど、こうしたリベラルなセンスは、組織構築だけでなく成果を産み続けるためにも必要な要素です。
事業構築の無駄をなくす『発信思考』
『発信思考』を事業開発に活用し、莫大な利益を得ている会社はたくさんあります。その中でも有名なのはAmazonです。
Amazonでは、プレスリリース手法というプレスリリースを書くことから逆算して企画書を作成するといったことが徹底されています。Kindleもこのプレスリリース思考から生まれたサービスです。
「どんな顧客に、どのようなサービスを提供するのか。そのサービスを顧客が欲しいと思う要素(性能→伝え方)はなんなのか、その取り組みが誰のどんな課題を解決し、なぜその会社が行う必要があるのか、またその取り組みに”誰が”賛同しているのか」を最初に考え、書くことで、商品開発における必要な要素の洗い出しや、このプレスリリースを社内で共有することを通して、開発するチームだけでなく、部署間のビジョン共有と協力を行いやすくし、さまざまな負担軽減につながる効果があります。
「新しい成果を生み出すための成功の型」を身につけるために、最初に通り組むべき要素
ここまでお話ししてきた『コミュニケーションの設計図(BLUE PRINT)を描く』『発信思考で考える』ことを行うためには、「”誰”を想定した意味のあるストーリーを構築する」こと、そのために「その事業に必要な要素を内省&リフレームする」必要があります。
OoOでは、これまでお話ししてきた
『コミュニケーションの設計図(BLUE PRINT)を描く』
『発信思考で考える』
「”誰”を想定した意味のあるストーリーを構築する」
「その事業に必要な現状を内省&リフレームする」
上記4つを行い、参加者が”新しい成果を生み出すために必要な成功の型”を身につけ、事業創造の無駄を無くすためのプログラムを開発しています。
このプログラムでは、具体的に事業構築(商品開発)に必要な下記画像のステップを体験することも可能です。
このステップは、新規事業部や起業家だけでなく、新しいことを生み出すための人材を増やしたい組織にとっても実践的な学びとなっています。
そして、ここでは「伝わる言語化のプロセス」も体験できます。
これまでの参加者の声はこちら↓
さいごに
OoOでは、「新しい成果を生み出すための成功の型」を得るためのワークショップや年間プログラムの企画・運営、そして事務局の立ち上げ、運営サポート支援なども行っています。
ただ成果を生むだけでなく、次も成果を出すために周りを巻き込みながら風土も作っていくことをOoOでは意識しています。
これまでの実績は下記からご覧ください。
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