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新しい成果を生み出すための成功の型-BLUE PRINT-

こんにちは。
『OoO』とかいて『おー』と読みます。どうぞ宜しくお願いいたします。

OoOは、新しいことに挑戦したい大手企業や自治体に向けてトレーニング・ワークショップ、年間プログラム、共創イベント等の企画・運営や、社内での事務局の立ち上げ・運営サポートなどを行っている会社です。

様々な大手企業の新規事業部やその他の部署(デジタル推進、知財、人事、開発、経営企画)、そして起業家支援を行う団体と対話を行う上で、多岐にわたる課題や、それに対する改善策についてディスカッションする機会がとても多いのですが、対話することで掴んだ課題と、それに対して「こんな視点を持てば解決できるのではないか」といった新たな視点についてお話ししています。

今回は、”新しい成果を生み出すための行動には成功の型”があり、その型を知らないために成果を生み出すまでに時間がかかったり、ステップを戻ったりしているといった事業創造の無駄といった課題を解決するために『コミュニケーションの設計図(BLUE PRINT)を描く』『発信思考で考える』 視点が重要になると考えています。

例えば、このような課題をよく目にします。

〈会社全体での視点〉
組織としてのビジョンと、そこで働いている人のビジョンを繋げることが難しい。(このビジョンというのは、会社全体だけでなく、それぞれビジョンが存在する。例:〇〇プロジェクトのビジョン、会社全体のビジョン)
ビジョンがずれているということは、見えている映像(未来/目指したい姿)がずれていることと同義であり、実現するための行動や手段、優先順位などのプロセスもずれてくる。
そのせいで、もっと早く作り出せたはずの成果であったり、作り出す上での人間関係が悪化(例:あの人の考えていることがわからない/なぜそこを優先するのか?)といったことが多くある。

〈新規事業部や起業家での視点〉
0→1を作り出す人にとって、ビジョンを描くことは比較的容易にできること。しかし、そのビジョンを実現するための必要な行動や、成功するために必要な要素を考え、それを広げること(プロセス)が難しい。
自分だけではできないことをサポート(応援してくれる)してくれる仲間を見つけ、そこからやっと商品開発することができる。そして、商品開発中や開発後も売るための行動(広げるためのプロセス)を行う必要がある。


事業の成功確率をあげる『コミュニケーションの設計図:BLUE PRINT』

まず最初に、最短で成果に結びつけるためには、誰に、何を伝えることで、どんなメリットを得ることが事業構築にとって重要か設計図(BLUE PR INT)を描くことだと考えます。

ここで間違った設計図(BLUE PRINT)を描いている、または描けていないと、事業ステップ(商品開発ステップ)を進める上で遠回りしたり、考えが浅くステップを戻る必要がでたり、商品開発にまで影響が出る可能性があります。

第二回:新しいことを生み出す組織の作り方-言葉のハードル編-でもお伝えしましたが、例えば、Amazonでは、​​​​社内でのビジョン共有や企画書のためのコミュニケーション、投資家、講演、顧客とのコミュニケーション(広報)において一種の決まりごとがあるとお伝えしました。

分かりにくい、難しそうなどの要素が含まれるものは基本的にAmazonでは企画書一つ通らず、CEOであったジェフ・ベゾス然り、現在のCEOであるアンディ・ジャシー、そして部下に至るまで、同じ言葉を一環して使い続ける、といったことが徹底されています。
それは、普段のコミュニケーションでも企画書でも、大衆へむけた広報戦略でもそのようにされているそうです。

この行動から、Amazonのミッションである「お客様へのこだわり」に紐ついて日々新しい革新的なサービスが生み出されています。


BLUE PRINT

こういったコミュニケーションの設計図(BLUE PRINT)は、これまで新規事業や起業といった新しい何かを生み出すことを率先して行ってきた人のみならず、これからの時代は誰もが必要なリベラルなスキルです。

コミュニケーションにとってのBLUE PRINTは沢山ありますが、その中でも重要なことは”伝わるストーリーを作り、誰もが同じストーリーを語れること”です。

特に、最近はopenAIでも、文字から動画が作れるようなサービスをローンチすると発表されました。
このように簡単に何かを生み出すことができる時代において、人間だからこそできる部分(むしろ人間が行わなければいけない部分)は、ストーリー(意味)を考え、それを決定することだと考えます。

そして、ストーリー(意味)は企業価値に直結して繋がる時代でもあります。
例えば、スマートフォンを例にしたときに、他社がiPhoneに追随して、外見はどれもそれほど見分けがつかなくなっています。
ですが、Appleの時価総額に他社はなかなか追いつけていません。デザインや機能は簡単に真似できるけれど、その背後にあるストーリーは容易にはコピーできないからです。
会社やブランドのストーリーをどのようにつくりだすか。それは、どんな文学作品をつくるかと同じなので、文学的なリテラシー(知見)が問われるようになっていると思います。

会社としてのストーリーをつくったり、自分はこういう新しいものを世の中に打ち出していきたいんだというビジョンなど、こうしたリベラルなセンスは、組織構築だけでなく成果を産み続けるためにも必要な要素です。

誰に、何を伝える必要があるのか、どう伝えるといいのかを人が考え、ストーリーを作り、そしてそのストーリーをもとに、発信思考で物事を捉えることで、無駄のない事業構築(商品開発など)が可能になる


事業構築の無駄をなくす『発信思考』

発信思考

『発信思考』を事業開発に活用し、莫大な利益を得ている会社はたくさんあります。その中でも有名なのはAmazonです。

Amazonでは、プレスリリース手法というプレスリリースを書くことから逆算して企画書を作成するといったことが徹底されています。Kindleもこのプレスリリース思考から生まれたサービスです。

プレスリリース思考のフレーム

「どんな顧客に、どのようなサービスを提供するのか。そのサービスを顧客が欲しいと思う要素(性能→伝え方)はなんなのか、その取り組みが誰のどんな課題を解決し、なぜその会社が行う必要があるのか、またその取り組みに”誰が”賛同しているのか」を最初に考え、書くことで、商品開発における必要な要素の洗い出しや、このプレスリリースを社内で共有することを通して、開発するチームだけでなく、部署間のビジョン共有と協力を行いやすくし、さまざまな負担軽減につながる効果があります。


「新しい成果を生み出すための成功の型」を身につけるために、最初に通り組むべき要素

ここまでお話ししてきた『コミュニケーションの設計図(BLUE PRINT)を描く』『発信思考で考える』ことを行うためには、「”誰”を想定した意味のあるストーリーを構築する」こと、そのために「その事業に必要な要素を内省&リフレームする」必要があります。

内省とは:自分自身(自分の周りも含めた環境)の考え・心の状態や行動、持っている要素などについて深く省みること

リフレームとは:物事や出来事、状況などの枠組み(フレーム)を変えることで、別の視点を持つ

OoOでは、これまでお話ししてきた
『コミュニケーションの設計図(BLUE PRINT)を描く』
『発信思考で考える』
「”誰”を想定した意味のあるストーリーを構築する」
「その事業に必要な現状を内省&リフレームする」

上記4つを行い、参加者が”新しい成果を生み出すために必要な成功の型”を身につけ、事業創造の無駄を無くすためのプログラムを開発しています。

OoOオリジナルコンテンツ:BLUEPRINT-拡張性のあるコミュニケーションスキル-


このプログラムでは、具体的に事業構築(商品開発)に必要な下記画像のステップを体験することも可能です。

事業構築(商品開発)で必要なステップ

このステップは、新規事業部や起業家だけでなく、新しいことを生み出すための人材を増やしたい組織にとっても実践的な学びとなっています。

そして、ここでは「伝わる言語化のプロセス」も体験できます。



これまでの参加者の声はこちら↓

・具体的で、実態に基づいたプログラムだったので、私自身も深掘りしたいと思えた!
・伝えることの大切さ、ビジネスモデルを構築するための思考プロセスが具体的にわかった
・ストーリーの組み立ては無限大であるが故に、順序立て次第でかなり伝わり方はかわるし、その工夫だけで時間の深さが変わると感じました◎
・最終的に誰に、何を伝えないといけないのかを明確にしただけで、途中話さないといけないことや行動ステップが明確になった
・共感を得られるし、巻き込みもできるし◎
・誰が話すか、という部分が強くなると感じたし、誰がを意識した戦略を練りたいと感じました
・まず発信しないと有益な情報って集まらないから、大事ですよねー!
・どんなキーワードを出すとかでも、人柄や思考などを垣間見れるので、よく知れたと思う
・事前トレーニングから発表まで、お互いがどんなことを考えながら進めているのかをシェアしながらできたのでメンバー間の理解が深まりました
・内省と深掘り、そして私自身も新しいことに挑戦したい!と思ってます◎
・挑戦するまで、したあとも今回の内容に立ち返って推敲を繰り返していきます。


さいごに

OoOでは、「新しい成果を生み出すための成功の型」を得るためのワークショップや年間プログラムの企画・運営、そして事務局の立ち上げ、運営サポート支援なども行っています。

ただ成果を生むだけでなく、次も成果を出すために周りを巻き込みながら風土も作っていくことをOoOでは意識しています。

これまでの実績は下記からご覧ください。




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