後半ほぼ煙草への愚痴 (シェルター 狂気の秘密)
おはようございます。
昨日に引き続きカナダ映画の「シェルター 狂気の秘密」を見ました。パッケージからしてB級臭が漂ってたので、よくありがちなサイコパスホラーかと思ってたんですけど、大したグロさもなく、ビー役の女優さんキャスリーン・クインランが凄く良かったですね。柔らかい美人でとても良かった。
どうしてこういう映画の主人公は、ルールさえ守っていれば何の問題もないところに突っ込んでいって、ルールを破った挙句に相手をヤバイ奴呼ばわりするんだろう……?まあやばい女ではあるんですけど。母親なんだから大切なものの優先順位を見誤るなよ、とは思いながらもまあ母親も一人の人間ですからね。全ての母親にそうなれっていうのは酷な話かもとは思います、が。そういうのを踏まえてもラストはすごく良かったと思います。
いつものB級ホラーだと思ったら違ったんだね!ぜひ時間のある方には見て欲しい一作。わたし昨日から割とアタリ引き当ててる!カナダってほら、フランス系カナダ人とか言うし、歴史詳しくないからよくわからないけどフランス映画と近しいものがあるというのは案外間違いじゃないのかも?
ネタバレしすぎないようにふわっと感想書くと意味不明。
人間、人生なんて一回きりしかないからさー。母親って言っても少し年が上で少し人生経験が豊富なだけのただの人間だし、正解を選び続けることなんか出来ないですよね。まあでも酒と煙草はほんと、小さい子供の前ではやめた方が良いですよ。特に煙草。
隙あらば自分語りをしていいところなのでしますけれど、わたしは小さい頃から両親ともにヘビースモーカーで、副流煙を浴び続けながら生きてきたし、いまは禁煙した(せざるを得なかった)母親に合わせて、完全禁煙中です。わたし自身は元々年に1度吸うか吸わないかで、おまけにふかし煙草しかできないですし、原稿の締め切り当日に寝ないようにするために吸ってたぐらいなもんで中毒では無いですね。引っ越してからは一切吸ってません。ヤニで黄ばんでない壁、好き。
たまに飲む酒は美味しいけれど、煙草はただ苦いだけだもんなあ……何にせよ、自分だけが害されて冒されていく分には勝手にすればいいけど他人の身体――特に子供に害を及ぼしてまで吸う意味は全然わかりませんね。全国の喫煙者の方にはいろいろ言われそうですけど、逆にそういうとこちゃんと考えて吸ってんの?わたし自身嫌煙家ってほどじゃないですけど、TPOは弁えろって思ってる。独り者は好きにすればいい。あとTPOを弁えて吸ってる喫煙者の方は、それが元来当たり前ってだけであって偉くもなんともないからね!いまのこの禁煙席だらけのご時世が物語ってる。でも当たり前の事ができるだけで偉いご時世でもあるので、やっぱり偉いかもしれません!
家の中に煙草のにおいが充満すると、壁紙はおろかプリンターの中のコピー用紙とかにまで染みついちゃって。それで就活大変だった身としては、子供の人生より煙草の方が大事です??ってずっと思ってたから、そういう意味でもこの映画はいろいろと考えさせられたかも。
ちなみにですけど、まあ別にこの映画煙草が主軸にあるわけじゃなくて、なんだろう……トラウマから逃げ出すために酒と煙草依存症になった母親(元々かもしれない)と、その娘と、その2人が逃げ込んだ先のシェルターを題材にしています。ですが、母娘の問題の中には母親の選択と逃避行動が根底にあるので、そのあたり注目して損はないかと。