起業する前の第一歩、創業計画書
もう、やってみた方はいるかも知れないけど、、、
起業する前にやってみて欲しい事が創業計画書を作ること。
検索すれば雛形がたくさんあります。
事業の目的や創業の動機などの項目がありますが今回はクレープで運営する為に確認しておいて欲しい数字の求め方をお伝えします。
私なりの回りくどい計算式なので、もっと簡単な方法があるのなら逆に教えて下さい( ̄^ ̄)笑
最低でも自分の売り上げの原価率は知っておきたい
これは材料だけではなく燃料や出店手数料、減価償却など経費全て含めて。この原価率は個々で違って、やってみないとはっきり分からないので始めは50%にしておきます。
希望年収に原価率を増して年間どれくらい売り上げなきゃいけないのか確認する。これが目標売上額。
目標売上額にするには月あたり何日稼働してどれくらい売らなきゃならないのか知っておくと良いんだけど、それを知るには目標売上額をクレープの平均売値で割って必要な目標年間販売個数をだす。
目標年間販売個数を12カ月で割って更に月稼働日数で割る。これで1日あたりの目標販売個数がでました。
1日に販売しなければいけない個数が無理な数字なら稼働日数を増やす。
1日の販売個数は出店先の移動販売車の前を通るお客様の人数を予想して、、調べる事が出来るなら人数をはっきりさせて、そこから何割のお客様が何個買ってくれるか予想して1日あたりの平均販売個数を予想する。
ちなみに私のデータ上、平均35人に1人が購入して1人あたり平均購入個数は2個。
この他に能力的限界個数があるから、ずっと作り続ける程の出店先を見つけられれば分かりやすい。
能力的限界個数とはお客様が途切れる事無くずっと作り続けた場合に生産できる個数をカッコ良く表現したくて私が命名しました。
ずっと作り続ける状態は私が教えるクレープは結構あります( ´ ▽ ` )ので、、
是非、教わりに来て下さいm(_ _)m笑笑
そして、この「35人に1人が2個の購入」が全く当てはまらないのがイベント出店。小さいイベントでも出店者数が少なければ3人に1人が5個になるし、大きいイベントでも出店者が飽和状態なら200人に1人が1個になる。
小さいイベントは歩いてご帰宅出来る範囲のお客様がほとんどでご家庭へのお土産に購入して頂ける割合が多いから1人あたりのご購入数が多い。けど、大きいイベントは会場でゆっくりして更にご帰宅まで時間がかかるお客様がほとんどだからご購入は会場でお召し上がりになるご自身分の1個が多い。
近所の福祉施設が開催するふれあい市場と市が開催する花火大会を想像比較してもらうと良いでしょう。
狙いたいのは先にあげた例の方。1人5個より1人1個の方がお会計に時間を取られて能力的限界個数が減ってしまう。
そして、小さいイベントは大体は出店料も無料だったり格安です。そして、地域密着で愛される!
どうせ、1時間あたりの生産能力は変わらないのだから無理して大きなイベントを狙う事は無いです。
で、このイベント出店や日曜日出店で足らない目標売上に帳尻を合わせる事が出来るのが移動販売!!
あ、そうそう、土曜日と日曜日はお子様と過ごしたりお友達と遊ぶ為やイベント出店の為に空けておくのをおすすめしています。
これまでの一連の計算は何回かやってるうちに原価とか1日販売個数とかを新商品に対して考え、その新メニューがいくらで販売すれば見合った対価になるか瞬時にわかるようになります。
売値を決めるのにもとても重要です。
1日の目標販売個数を知っておくと、自分自身の時給も意識するようになる。
例えば、送料をケチって1時間かけて材料買いに行くくらいなら、その時間分、営業時間を伸ばしたり、自分のリフレッシュ時間に使った方が効率が良い。
この先、あなたの時給が1万円になるとしたら、ついでの買い物ではないなら送料払って送って貰った方がいい。
自分の時給を意識するのは家事してる時も大切です。お金で片付く家事なら多いに活用して積極的に自分の時間を確保する。それはあなたの心の余裕に大きく貢献します。その余裕って送料1500円より、エアコン掃除代金10000円よりずっと必要で大切。あなたの時間はとても貴重だという事は分かって欲しいです。
自分の時間を持って楽しむ事。
それは、周りの大切な人を喜ばせる幸福に自分の時間を使う事も含めて、とても大切です。
自分の時間を使って喜ばせたいくらいのお相手なら、送料を払って手に入れた時間で美味しいもの食べたり、あなたが素敵な景色を見に1人旅に出掛けたって、嬉しそうにあなたを待っていてくれるでしょ?
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