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みちのく共創キャンプに初参加しました。

こんばんは、大沼農園です。
今日の南三陸はぽかぽか(に感じる)。午前中は諸々用事と、桃の剪定作業であっという間に過ぎました。

午後から、『みちのく共創キャンプ』に参加させて頂きました。
みちのく共創キャンプとは、新しい東北を作っていこうという意志がある人たちが一堂に会し、お互いに励まし合ったり、事業のアドバイスをし合ったり、新しい何かを一緒に作り合ったりする、「魂を分かち合う場」です。(公式HP参照)(画像も公式HPから拝借しております)

普通の異業種交流会とは異なり、本当に繋がるべき人が繋がる場なのだろうなと感じました。

この度お誘い頂いた山内様、繋げてくださった南三陸のESCCAの皆さま、本当にありがとうございました…。
時間的には6時間でしたが、本当に濃い時を過ごすことができました。
今日得た知識やご縁は、これっきりにしないようこれからも行動を続けていきたいと思います!

みちのく共創キャンプは普段は年に一度一泊二日で開催されていたそうですが、今年はコロナの影響で初めてオンライン上で開催されました。
オンラインとは思えない熱量を画面越しから感じ取り、実は最初はめちゃくちゃ緊張しておりました…笑

まだ創業していないけど、私の話を聴いてくださる方なんているのだろうか…
机上の空論って鼻で笑われたらどうしよう
甘い!!って怒られたらどうしよう』・・・とか思っておりました。笑

ですが実際始まってみると、そんなことは1ミリもなくて。

むしろ前のめりでお話を聴いてくださいました。
思い出しただけでもじんわりしてきます…。
今年のテーマの一つに、『次世代へ繋ぐ』というキーワードもありました。

その関係なのかは分かりませんが、U25ピッチトークというコーナーで、25歳以下の若者が、3分間で自分がやっていきたいことをスピーチするという機会を頂けたました。
私の言葉に頷いてくださったり、具体的なアドバイスをくださったりと…。
本当に楽しく学ぶ場にさせて頂くことができました!


私が主に伝えたことは、『南三陸の農家さんに笑顔でいてほしいから、南三陸で若い人たちがワイワイ自主的に仕事をしている姿を見せたい』ということです。


突然ですが、私が惚れ込む、南三陸の農家さんの素晴らしさについて語らせてください…。

南三陸の農家さんは、『どうしたら若い人がこの町に来てくれるのだろう』『どうしたら生業として農業を選んでくれるのだろう』『何百年何千年と繋がれてきたこの里山をどう守っていこう』と、日々試行錯誤されています。

その前向きな姿を見ただけで私はもう一生この人たちに付いていこうとなるわけですが(笑)
更に素晴らしい考えをお持ちなのです。

この話は南三陸の農家さんに限らず、南三陸町を作ってくださっている人生の大先輩方や、みちのく共創キャンプの先人の皆さまにも当てはまることなのですが、、、どう考えても優しすぎるのです。泣
優しい、という表現は失礼だし、足りていないのですが…。

なんというか、自分の人生をかけて『この場所のために』『次の世代のために』を考えて、形にしていくその姿がカッコよすぎる。

普通無理だと思うのですよ。
人のために、この町のために生きようと決めることって。
欲しいものがどんどん出てきて、自分中心のやりたいこともどんどんでてきて、自分の欲望を満たすために動いてしまうこともたくさんあって。

だから、「人のために、この町のために生きよう」と決めた方の中には、まだやりたいことも、就きたい仕事も、行きたい場所ももっと他にもあった方もいたはずなのに、その場所で自分にしかできない役割を見つけ、それらを認め、人と、地域と共存していく。

その少し切ない背中の、しなやかな強さ

私はここが本当にツボで、そして自分に一番足りないものだと気が付きました。
その力強い背中に支えたくなるし、付いていってみたくなるし、いずれ自分もそんな力強い背中を誰かに見てもらいたいと思います。


このみちのく共創キャンプに参加して、『想いを繋ぐ』という意味を知れたような気がしました。
私が農園や、今後実現していくであろうカフェや自由な果樹園を通して本当にやりたいことは、今まで先人が繋いできてくださった数千年のうち数十年を、少しだけ形を変えて守っていくことなのかもしれません!(単純ですが)

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