Netskope本番環境導入の手順(EntraID+Intune環境構築)
修正履歴
・2024/09/21:初版。
事前情報
前提として以下の記事を読んでおいてください。
まとめ:https://note.com/oonotakashireal/n/nddc15619c4dc
EntraID+Intuneの環境構築
Netskope管理画面にログインします。
以下の操作で各種情報をメモしておきます。
手順(Netskope)
NetskopeHome>Settings>Tools>REST API v2>REST API v2
NEW TOKEN
TOKEN NAME:Netskope REST API v2 Token
Expire In:13 Months
ADD ENDPOINT:/api/V2/scim/Usersと/api/V2/scim/Groupsを追加
両方ともRead + Write
Save
ダイアログの”COPY TOKEN”をクリック
Token:XXXX
URL format:https://<tenant-name>.goskope.com/api/v2/scim
手順(IntuneWin)
Intunewinファイルの準備
WindowsPCにMSIファイルとIntuneWinAppUtil.exeファイルを準備する
IntuneWinAppUtil.exeを特定フォルダに配置する
特定フォルダの下にsouceフォルダとoutputフォルダを作成する
sourceフォルダの下にMSIファイルを配置する
コマンドプロンプト起動
C:\aaa\intunewin>IntuneWinAppUtil.exe
Please specify the source folder: source
Please specify the setup file: NSClient_117.0.0.2090_Windows.msi
Please specify the output folder: output
Do you want to specify catalog folder (Y/N)?N
この指示でintunewinファイルが作成される。
手順(EntraID)
EntraIDHome>アプリケーション>エンタープライズ アプリケーション>新しいアプリケーション
アプリケーション検索窓に「Netskope」を記入
Netskope User Authenticationをクリック
名前:Netskope User Authentication(Production)
プロビジョニング>作業の開始
プロビジョニング モード>自動
テナントの URL:https://<tenant-name>.goskope.com/api/v2/scim
シークレット トークン:xxxx
テスト接続を押して成功することを確認
保存
シングルサインオン>基本的な SAML 構成>編集
識別子 (エンティティ ID):https://nsauth-xxxx.goskope.com/xxxx
応答URL:https://nsauth-xxxx.goskope.com/nsauth/saml2/http-post/xxxx/acs/3
サインオン URL:https://xxxx.goskope.com
保存
手順(Netskope)
NetskopeHome>settings>Security Cloud Platform>Forward Proxy>SAML
NAME:EntraID to Netskope SAML Production
Access Method:All
IDP SSO URL:EntraID>シングルサインオン>Netskope User Authentication のセットアップ>ログイン URL
Idp Entity Id:EntraID>シングルサインオン>Netskope User Authentication のセットアップ>Microsoft Entra 識別子
Idp Certificate:EntraID>シングルサインオン>SAML 証明書>証明書 (Base64)>ダウンロードしたcerファイルをアップロード
Status:Enabledにする
SAVE
手順(EntraID)
EntraIDHome>グループ>すべてのグループ
新しいグループ
グループの種類:Microsoft365
グループ名:Windows_Netskope_M365_EntraID_Provisioning_Production
作成
グループにメンバー追加
メンバーの追加>メンバーの選択>選択
手順(Netskope)
NetskopeHome>settings>Security Cloud Platform>Usersにユーザーが追加されたことを確認。
手順(Intune)
IntuneHome>グループ>すべてのグループ
新しいグループ
グループの種類:Microsoft365
グループ名:Windows_Netskope_M365_Intune_Install_Production
作成
IntuneHome>アプリ>すべてのアプリ>+追加
アプリの種類:Windowsアプリ(Win32)
アプリの追加
アプリ情報タブ
ファイルの選択:intunewinファイルを選択
発行元:Netskope
カテゴリ:コンピュータの管理
プログラムタブ
インストールコマンド:msiexec /i "NSClient_XXXXX_Windows.msi" installmode=IDP tenant=xxxx domain=goskope.com /l*v %PUBLIC%\nscinstall.log
アンインストールコマンド:msiexec /x "NSClient_XXXXX_Windows.msi" /qn
必要要件タブ
オペレーティング システムのアーキテクチャ:32ビットと64ビットの両方を選択
最低限のオペレーティング システム:Windows10 1607
検出規則タブ
規則の形式:検出規則を手動で構成する
+追加
規則の種類:ファイル
パス:%PROGRAMFILES(X86)%\Netskope\
ファイルまたはフォルダー:NSClient
検出方法:ファイルまたはフォルダーが存在する
64 ビット クライアント上で 32 ビット アプリに関連付ける:いいえ
OK押す
依存関係タブ
なにもしない
置き換えタブ
なにもしない
割り当てタブ
必須>グループの追加>Windows_Netskope_M365_Intune_Install_Production
追加
保存