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No.3 おちこぼれだった看護師時代

真如さんにこれだけは聞きたかったことの一つでもある、今回のテーマは、

"看護師"という職業について

です💡

『看護とはなんなんでしょうか?』
『看護師ってなにをするのが仕事なんですか?』

そんな疑問を真如さんにぶつけてみましたよ♪

⏬⏬⏬

🌱看護師という仕事について教えてください。

『わたしは、看護師向いてない。』

そんな一言からのはじまり。

自力で稼いで必死でお金を貯めて行った看護学校。
学校では成績も良く、実習も優秀で、学校は首席で卒業。

第一希望は、救命。
第二希望は、手術室 

もちろん、実習にも行っていたし、現場もみた。
だけど、、、

現実は違った。

二言目は、
『落ちこぼれだったとおもう』 だった。

自分で希望した手術室に配属になり、希望通りだったはずなのに、ミスを連発。何度、

『前代未聞だ‼︎』

と言われたことか。。。

学校では優秀だったわたしは、現場では、落ちこぼれ。

できない子の立場を思い知った。

ミスして、怒られて、失敗して、、、おちこぼれループから抜け出せないまま、肩身の狭い思いをした。

前向きに、よし!がんばろう!とおもっても、
『何笑ってんの?真面目にやりなさい。』と言われたり。

だから、

看護師としてうまくやっていけない人の氣持ちがよくわかる。

學校で學んだこととリアルの現場は違っていた。
すごくギャップがあった。

學校では、いかに患者さんに寄り添うかを學び、そこに評価があった。
しかし、現場では、いかに何人もの人を見れるか。つまり、こなせるか。に評価の対象があった。

さらに、オペ室では麻酔にかかっている人を相手にしていたので、ますます苦手だなってことに段々と氣づいていった。

しかし、それでも3年続けた。
奨学金を返すために。月3万円を3年。
そのほかに貯金もした。3年で100万円貯めた。

そして、なんの悔いも迷いもなく看護師を辞めた。
二度としない。そう思って辞めた。

今も看護師に戻るつもりはない。

病院を辞めたあと、

放課後等デイサービスいーはとーぶ

を立ち上げた時に、
看護師として働いて土台つくりをしたが、
子どもたちと触れ合うことで、

『これがわたしがしたかった看護だ!』

YouTubeの動画より〜

と思った。
子どもたちを抱きかかえて車椅子にのせたり、ベッドに寝せたりするとき、抱き抱えているのは私なんだけど、子どもたちに抱っこされてる感覚にもなる。

おちこぼれの看護師だったわたしは毎日子どもたちに抱っこされて本当に癒されました。

子どもたちの癒しのチカラは凄い💖

介護や看護をしてるつもりで、わたしたちはそれらを子どもたちからもしてもらっているのかもしれない。
だから、与えるだけではない、施してるのではない、
できないことをお手伝いさせてもらっている、働かせてもらっているのはわたし。

そう氣づいた。

ただ、自分が看護師として働いていてはいけない。とも思った。
朝から晩まで働いて、疲れて帰ってきて、経営に意識を向けられないままの日々。
このままでは、経営者としての責任を果たせない。
そう感じたので現場を優秀な職員さんたちに任せて経営に専念している。

立場が変わり、
【看護師として、現場の人間として】ではない視点で看護ということについて考えたときに、

出家しお坊さんの立場もあるわたしは、

お坊さんって看護師だな っておもった。

医療って逆輸入で、ナイチンゲールや、ナーシング。
西洋的な制度の中で今の医療はあるけど、

昔ながらの"看護り"は、
元氣なときからお坊さんに色々な悩みや健康の相談して、生きてるうちから関わり、
死んでも供養してもらえる。

看護り、扶け合う。
小さなコミュニティでそれぞれがしてきた。
それが日本の文化。

それを思えば、

今、わたしは、看護師になっているのかも。

病院ではしたいことができなかった。
生産性と効率。安全に。無駄なく。仕事が早い人が評価されていた。

ゆっくり話す。話を聞く。手を握る。

は、看護として評価されない。

施設をしていく中で、
看護師さんの面接をたくさんしてきた。

キャリアアップしたくて来る人はいない。
挫折したり、傷ついたりして来る人ばかり。

この矛盾を感じている人たちが集まってきている。

みんな看護師として自信を無くしてうちにくる。

『それでも大丈夫だよ』といえる。

きっと、

わたしは、

矛盾を感じた人としか一緒にできないと思う。

だからこそ、働いてくれてる看護師さん達に

自信がなくても大丈夫。と言える。

わたしが1番自信がないから。

看護師としての自信はない。

自分ができないから頼るし、たくさん雇う。

自信がない人を励ますことはあっても、蔑んだり、余計に落ち込ませたりはしない。

周りはわたしを"自信がある人"とかおもっているかもしれないし、自信がないと話しても、謙遜してる。と思われるかもしれないけど、看護師としての技術は本当になくて、

自信をなくしているけど、わたしは、自信がないままでいいと思っている。


スキンシップ 優しい氣持ち 触れ合うこと

を大事に。

🌿🌿🌿

最後に、真如さんの思う看護とは?

やさしい氣持ち(心根)で相手を看ること。

▶︎だから自分と向き合ってほしいんだ♡


🌿🌿🌿


あまね広報部より

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