苦手な食べ物
それは7月の末。
外では太陽がサンサンと照りつけ
焼け付くような暑さ。
厨房の中では
グツグツと高温のお湯が沸きたつ
うどん釜。
そして、そこからドンドン発生する
高温の蒸気。
昼間の休憩だけが
エアコンの冷た~い風を浴びれる
至福の時間。
しかし!!!
そんな至福の時間に
パートさんから、差し出された
あの食べ物!!
「いや、俺、それ食べんのよね」
そんな、嫌いですよ!アピールなんて
お構いなし!
「まあ、食べや!」
まじか!?
真正面からの完全なシカトをくらう。
店長の「イゲン」なんてものは
どうやら、この店には存在してないようだ。
仕方ない。
食べるしかない。
あとは食べ方だ!
チビチビ食べようか?
一気に食べようか?
食べた後の恐怖を思い
スプーンを持った右手が動かない。
早く食べろ!
と言わんばかりに僕を
するどい眼光でにらみつける
パートさん!
もう行くしかない!
え~い!!
一気にいっちゃれ!!!
勇気を振り絞り
一気に口の中へ放り込む!
パクッ!!!
来た!来た!来た!!!
頭。キーーーーン!
歯。ズキューーーーン!
これだよ!
これが嫌なんだよ!!
そうです。
僕。アイスが苦手なんです。
3年に1回ぐらいしか食べないんです。
でも今月アイスの無料提供をするんで
試食しとけ!
ってことで
パートさんに食べろ!
って持ってこられたんです。
よし!
今日、仕事に行って
そのパートさんに文句言ってやろう!
いや待てよ。。。。
俺よ!
冷静ななれ!
ひとこと言ったら
倍返し食らって
最後は僕が「ごめんなさい」
って謝ることになりそうだ。。。。
なにせ、この店には
店長の「イゲン」なんてものが
存在しないんだから。。
うん。
やっぱ辞めとこう!!
さて
頭、キーーーーン!
歯、ズキューーーン!
ってなるアイス!
こんなこと書いて
だれが食べたくなるんぞ!
って思いながらも
そのアイスの無料提供も
残り1週間になりました。
学生無料も残り1週間です。
みんなで
頭、キーーーーン!
歯、ズキューーーン!
ってなりましょう。
あと次の日曜日は
第4日曜日なんで定休日になってます。
それでは
パートさんに文句も言わず
仕事してきまーす。
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