なぜネットで文章を書く時にブレット(箇条書き)が大事なのか?
こんにちは、大成信一朗です。
あなたはコピーライティングで大事な物は何だと思うだろうか?
タイトル、オープニング、クロージング、ベネフィットなどなど、色々とある。
もちろん、例に挙げたこれらも、それ以外のあなたが思ったものも、全て大事である。
今回は、コピーライティングで最重要と言われるうちの一つである「ブレット」について話す。
ブレットとは?
ブレットとは箇条書きのことである。
箇条書きで使う「・」が弾丸の傷痕に似ているため、箇条書きをブレット (bullet:弾丸の意味)と言うようになった。
ちなみにブレットのことをブレッドと言う人がいるが、ブレッドはBreadでパンのことである。
なぜブレットがコピーライティングで大事なのか?
「なぜ、たかが箇条書きが大事なのか?」と疑問に思ったかもしれない。
実を言うと、コピーライティングのブレットは、普通の箇条書きとは少し違う。
コピーライティングのブレットは、ベネフィットの箇条書きである。
ベネフィットとは商品やサービスを買った人が得られる価値のことである。
例えば、バッテリー容量3,227mAhのスマホのベネフィットは、「長時間バッテリーが保つから日中に電池切れを気にせずに使える」である。
「日中に電池切れを気にせずに使える」というのが買った人が得られる価値、即ちベネフィットである。
ベネフィットの書き方については、以前書いたので、こちらの記事を読んでほしい。
→ メリットやベネフィットはFABで書け
なぜベネフィットが大事かと言うと、ベネフィットを読むと自分が得られる楽しい未来にワクワクして購入意欲が高まるからである。
だから、ベネフィットの箇条書きであるブレットは大事なのである。
また、ブレットが大事な理由はベネフィットだけではない。
箇条書きをすることで、見た目が段落と違うから目に入りやすく読まれやすい。
例えば、次のどちらが目に入って注意を引きやすいだろうか?
ブレットが重要な理由は、ベネフィットが読む人をワクワクさせて購買意欲を高めるのと、普通の段落と見た目が違って注意を引きやすいからである。
ブレットが重要な理由
・ベネフィットが読む人をワクワクさせて購買意欲を高める
・普通の段落と見た目が違って注意を引きやすい
おそらく、後者の方が注意を引いて読んでしまうだろう。
ただし、注意すべきことがある。
ブレットが見た目が違って目に入りやすいからと言って、箇条書きを多用すると、今度は逆に見た目が同じになって目立たなくなる。
例えば、学生時代にノートを取る時に大事な所を赤や青で書いていたと思う。
もしかしたら赤や青を使い過ぎてどれが大事なのかわからなくなったという経験があるかもしれないが、ブレットの使い過ぎはそれと同じである。
それでは、ブレットが多くなったらどうすれば良いのか?
ブレットを分けよう。
例1:
・あああああ
・いいいいい
・ううううう
・えええええ
・おおおおお
例2:
・あああああ
・いいいいい
・ううううう
さらに、
・えええええ
・おおおおお
例2の方が見やすいのではないだろうか?
ブレットが多くなった場合、7個前後で分けると良いだろう。
なぜなら、人がパッと思い浮かべたりパッと見たり(または聞いたり)して覚えられる数は7±2個と言われているからだ(マジックナンバー7±2)。
マジックナンバー7±2については、以前書いたこちらの記事を読んでほしい。
→ あなたのビジネスでの成否を決める魔法の数字“7”
ブレットは視覚的にも心理的にも反応率を高める。
LPやセールスレターやアフィリエイト記事を書く時はブレットを意識して使おう。
また、ブレットは見やすく重要な点を把握しやすいので、コンテンツ記事に使うこともできる。
今日からブレットを練習して、ブレットマスターになろう!
大成信一朗