読まれる文章の一文目の書き方とは?

こんにちは、大成信一朗です。
 
コピーライティングを勉強しているあなたなら、一文目の重要性は理解しているだろう。
そして、一文目の難しさも知っているはずだ。
 
そこで、今回は一文目について解説する。

文章の一文目の役割とは?

文章の一文目を上手く書くには、1文目の役割を知る必要があります。
 
あなたは、一分目の目的は何だと思うだろうか?
文章の世界へと導く、興味を引き付ける、インパクトを与えるなどなど。
 
そのどれもが正解である。
 
全米NO.1コピーライターと言われるジョセフ・シュガーマンはこのように言っている。
 
「第一文は第二文を読ませるのが目的である」
 
たとえ注意を引けたとしても、次の文を読んでもらえなければ意味がない。
なので、一分目を書く時は、如何に二文目を読んでもらうかを考えて書こう。
 
ちなみに、第二文の目的について、ジョセフ・シュガーマンはこのように言っている。
 
「第二文の目的は第三文を読ませることだ」
 
そして、第三文の目的はこう言っている。
 
「第三文の目的は第四文を読ませることである」
 
もうおわかりだろう。
文章の役割は次の一文を読ませることである。
 
彼の著書、『全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術』はコピーライティングのテクニックの宝庫なので、まだ読んでいないなら、読むことをおすすめする。
 
→ 全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術

二文目を読ませる一文目の書き方

第二文を読ませる第一文の書き方を紹介する。

  1. 短い文章にする

  2. 質問

  3. 会話

これら3つが使いやすい。
 
ジョセフ・シュガーマンは『全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術』の中で、一文目を一番短くして、それから少しずつ長い文章にして勢いをつけて一気に最後まで読ませる滑り台効果というテクニックを紹介している。
 
他には、以前、冒頭文の書き方についての記事でテンプレートを紹介したので、それを使っても良い。
→ 記事の出だしが思い浮かばず先に進まない時にスラスラ書ける対処方法
 
また、次の文を読ませるテクニックとして、日本一のマーケターと言われ神田昌典氏はこんなテクニックを紹介している。
 
「文章の終わりの単語を次の文の始めに持ってくると、次の文をスムーズに読める」
 
例:
文章で一番大事なのは、一文目だ。
一文目の役割は二文目を読ませることである。
 
このテクニックは、デール・カーネギーの『話し方入門』でも、スピーチで頭が真っ白になって次に話す内容が思い出せない時の対処法としても紹介されている。
 
要するに、文章の終わりの言葉を次の文の冒頭に持ってくることで、文や話を自然につなげることができる。

第一文の役割を意識して一文目を書こう!

文章で最も重要と言われる一文目。
その一文目の役割は二文目を読ませることである。
 
このように意識すれば、一文目の書き方も変わってくるはずだ。
二文目を読ませるための一文目にはいくつかの方法があるので、それを活用しよう。
 
今日から、ブログやSNSを書く時、二文目を読ませることを意識して一文目を書こう。
 
大成信一朗

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