ネット副業で抑えておきたいAIDOMA(アイドマ)の法則

こんにちは、大成信一朗です。
 
「AIDOMA(アイドマ)の法則」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
マーケティングの分野でよく出てくるので、ネット副業で稼ぐノウハウを勉強した時に目にした人も多いだろう。
 
しかし、「AIDOMAの法則はもう古い」なんて言う人も少なくない。
100年ほど前に提唱された概念なので、古いと言われるのも無理はない。
 
そうは言っても、消費者心理の基本であるので、AISAS、AISCEAS、AIDCASなどのフレームワークの基礎になっているので、しっかりと理解する必要がある。
そこで、AIDOMAの法則について話す。

AIDOMA(アイドマ)の法則とは?

AIDOMAの法則とは、消費者が物を購入する時の心理プロセスを説明したものである。
1920年代にアメリカのサミュエル・ローランド・ホールが著書の中で提唱した法則である。
100年も前のことであり、現代ではインターネットが普及し買い物の仕方が当時のアメリカとは全然違うため、「通用しないんじゃないのか?」と思う人も少なくない。
しかし、人の根本的な行動心理は国籍や時代を問わず大して変わらないので、現在でも通用する。
 
AIDOMAという名前は、消費者が商品を知ってから購買に至るまでの心理状態の変化をそれぞれの頭文字を取ったのが由来である。
それぞれの心理状態とは以下である。

  • A:Attention(注意)

  • I:Interest(興味)

  • D:Desire(欲求)

  • M:Memory(記憶)

  • A:Action(行動)

商品のことを知り、興味を持って、欲しくなって、欲しいという気持ちを思い出し、最後に購入するという流れである。

A:Attention(注意)

見込み客が商品の存在を知る。
売り手の視点で見ると、注意や注目を引いて商品のことを知ってもらう。
まずは商品の知名度を上げることが重要なのである。

I:Interest(興味)

見込み客が商品に対して興味を持つ。
売り手の視点で見ると、「ちょっと良いかも」と商品に興味や関心を持ってもらう。
商品の特徴、メリット、類似品との違い、問題を解決できることなどをアピールする必要がある。

D:Desire(欲求)

見込み客が「これ、欲しい!」と思う。
売り手の視点で見ると、「買いたい」と思わせる。
ベネフィット、問題が解決した後の理想の未来、「価格が高い」などの言い訳に対する反論、プレゼント、レビューやお客様の声、締め切りや数量限定など、見込み客に「欲しい!」と思わせよう。

M:Memory(記憶)

見込み客は欲しいと思っても、すぐに買うとは限らない。
お金がなかったり、検討したりして、その場で買わないケースがほとんどだ。
すると、欲しいという気持ちが薄れていき、結局買わなかったり、他社の商品を買ったりする。
なので、「欲しい!」という気持ちを呼び起こさせる必要がある。
継続してアプローチを取って、商品のことを忘れないようにさせ、欲しい気持ちを思い出させる。
メルマガやLINE公式アカウントに登録させる理由の一つはコレである。

A:Action(行動)

見込み客が商品を買う。
売り手の視点で見ると、商品を購入してもらう。
購買意欲を刺激して、忘れないように継続してアプローチを取って、商品を買ってもらう。
購入する理由を提示したり、割引したり、商品を購入した後の未来をイメージさせたりなど、買う決断を後押ししよう。
また、スムーズに購入できるよう、具体的な方法を説明し、ストレスなく買えるように導いてあげよう。

AIDOMA(アイドマ)の法則を使おう

AIDOMAの法則は「注意→興味→欲求→記憶→購入」という消費者が物を買う時の心理状態の変化を示したマーケティングの概念である。
 
アフィリエイトする時にも使える。
例えば、この記事はA:Attention(注意)の目的で「〇〇10選」という商品を認知させる内容を書く、次の記事はI:Interest(興味)の目的で商品に興味を持ってもらうためにレビュー記事を書くという具合だ。
 
AIDOMAの法則は購買心理の基本なので、これを理解すれば、他のマーケティングの法則も理解しやすくなるので、ぜひ身に付けよう。
 
大成信一朗

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