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ラグスポウォッチの次に気になる時計は…(大幅改稿)
薄くて小口径のステンレス素材で青い文字盤
ラグジュアリースポーツウォッチの基本はそれだけど、なんだか飽きてきた感じもしないでもないと、こんな記事を書いたりしていたらより一層強く感じられてきたのです
で、最近個人的にとみに気になってきているのが、クォーツを採用していても構わないから、より小さなレディースのゴールド系の時計です
自分は男性の腕時計をブレスレットやバングルのようにだけ考えるものではありませんが、ボーイズサイズを選ぶならばわかる人にはわかることでも、レディース時計となるとなかなか未知の領域で、そこにチャレンジする楽しさも感じます
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憧れ続けたロレックスをはじめて手に入れて感じたのは、「なんだか重いなぁ」というものでした
ドレス系のスイスのブランド腕時計は形見としてオメガを持っていたし、歳月をかけて他にも集めながらも経験しなかった感覚だったので、よく覚えてます
片側の手首だけおもりを付けたようなその感覚にはバランスが悪くて最後まで馴染めず、一旦手放してしまった時もそれほど悔しいとは思いませんでした
バッテリーがどうにもダメになって、デザイン的にも気に入っていたiPhone8を当時最新の14Proに買い換えざるを得ず、今も変わらず使っていますが、カメラ機能を向上させたからなのかレンズのある右上に大きな重心があり、その感覚には今もなかなか馴染めません
それならば12Proが良いと後で教えてもらいましたけど、身につけて頻繁に使うものの重さは案外気になるから大切だと、腕時計のことを思い出したりしていたものでした
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男性がレディース腕時計をつけるので、最近時々見かけるのはカルティエのこのシリーズです
こんな感じが気になってきました
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タンクもやっぱり良いなぁと思わされますが、ヴィンテージを狙っていきたい感じはあります
ステンレススチールだと素っ気なく、18Kのイエローゴールドやピンクゴールドでは値段も跳ね上がるし、ラグスポからの次としては豪華に過ぎるようにも感じるので、こんなコンビがちょうどいいくらいでしょう
エルメスのHウォッチPM25も、男性がつけてもイケそうな感じです
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革ベルトがこの色ではさすがにムズイので、純正革ベルトを付け替えると、
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イケる感じがいたします
より腕時計感は強まるし、見飽きたように感じていたブルガリ・ブルガリも現代的にリデザインされた現行品ならば、
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ブレスレット感覚で使ええるかもねと試着してみたくなってきます
元々ここはジュエラーですし、このシリーズはラグスポに倣えばブランドのヘリテージでもありますしね
ラグスポ時計の記事を書こうといろいろ見ていく中で気になり始めていた、こういう小さなゴールド系の方がもっと新しい感覚で楽しめそうに感じられできたのです😌
どれもレディースウォッチだからクォーツの搭載となりますが、アップルウォッチが出てきて以降10シリーズまで進化してきた現在に、「機械式ムーブメントでなければならない」と定めたスイスの時計ブランドの戦略が悪手となり、バブルそのものの価格高騰の挙句の販売不振と陥っている有り様なので、少し前と比べて明らかに高価な値段の「機械式」に拘るスイス時計がどうにも鼻につく感じでなんだか嫌味に思い始めてきた…という個人的な感覚もあります
ラグスポ系でも、いつもお手頃価格のティソprxでは、こんなのが今ならば気になります
(70年代のオリジナルと同じ35mm径の機械式 ¥125,400)
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庶民にやさしい由緒あるブランドならではという感じで、見た目はオールゴールドでもSSにコーティングしたものと決まってますから、18Kゴールドウォッチ特有のギラついた感じはかなり減るようにも思えますね
お手頃価格のラグスポ系を最初に発表して大ヒットしたモーリス・ラクロワのアイコンはバリエーションが拡大していますが、どこかレディースのようなデザインを感じて敬遠してきたものの、レディース用として用意されたコレならそのデメリットが反転して気にならなくなります
(35mm径のクォーツ ¥213,400)
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ただ、アイコンこれまでは試着したことがなく馴染みもないので、「止めた」となるかもしれません…
どちらもきちんとした腕時計ブランドなので、試着してみてイケそうならばともかくサイズ感はやや大きめを選択しました
クォーツ時計の付いたのブレスレットと割り切るならば、ダニエル・ウェリントンのこんなタイプは手が出しやすいですよね
(24×35 ¥34,320)
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更にチプカシならばもっと安価🙂
https://zozo.jp/?c=gr&did=84359739
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予約商品みたいですけど、チプカシのアナログスクエアで一番小さなサイズがコレでした
インデックスはローマンよりもバータイプの方がスッキリしていて、チプカシらしいエレガンスがあるように感じました
おそらく安物なのは見てわかるレベルだろうから、より小さくてシンプルな方が誤魔化しが効くとも感じます
この茶色のおそらく合成皮革のベルトも悪くなさそうですけど、チプカシに合ったバンビあたりの交換用の革ベルトを用意しておくのもおそらく必須かとも…
チプカシと競い合うシチズンのQ&Qからの一本は、更に安くてケースのデザインがちょっと面白そうです
一応はゴールドウォッチですしね😉
https://zozo.jp/?c=gr&did=85973065
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チプカシと同じくベルトの質感は悪くないようですけど、替えベルトはやはり必要でしょうね
自分が用意できる予算に応じて選べ、長くブームが続くラグスポよりも新鮮な感覚のするこの手の時計は、小さなウェーブで終わったとしても「次に来る」感じがしました
いろいろと買ったり売ったりしながら手元に今残るドレス系?はこんな感じで、最近は特にコンビタイプが気にはなっていたんですけど、今よりもよりレディースに寄せたい気分なのかもしれません
と言いながら…、クォーツを受け入れて機械式には必ずしも拘らないとなると、ムーブメントでずっと引っかかってきたアバウトヴィンテージやアウトラインのクロノグラフは、
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今では億円単位となってしまった(が故に気軽に付けて外出することもできない…)手巻き時代のロレックス・コスモグラフ・デイトナのプラスチックベゼルのモデルを髣髴とさせ、また現代のクォーツを採用することで値段もかなりこなれていて、中の機械に気を使うこともなく気軽に付けられるしで、再び視野に入ってきます
(添付した画像の1964レーシングクロノグラフは、ブランドのサイトでは現行品と入れ換えでカタログから落ちているのがとても残念なんですけど…)
アバウトヴィンテージは他のモデルもなかなか気が利いていて、
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ジャン・クロード・ビバー氏が関わるスイスの新進ブランドのノルケインが、同じく彼が関与して以降のウブロのようにゴチャゴチャしたルックスでバリエーションを増やしながら価格を上げていくのと比べると、こちらの方が個人的には好ましい感じすらあります
時計選びはいつも悩みますね🫠
御大自らが大変なコレクターでもある「ラルフ・ローレン」から機械式腕時計⌚︎が発表された時の雰囲気を覚えているならば、最近では忘れられ過ぎていると思うことでしょう
ラインナップは寂しくなったものの、コレクションはまだ続いているんですよね
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スイス時計の伝統を絶妙にアレンジしたかつてのラインナップも、中古市場では今はこなれた値段で結構狙い目なんですよねぇ…
(御大がお亡くなりになった後を想像するに、先々はわかりませんけどね😎)
ちなみに今手元にあるドレス系?の時計となると、こんな感じです
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中の二つは、ゴールドのインデックスに時分針に加えてコードバン革ベルトが魅力的な古いNOMOSと、プラスチック風防の安っぽさがむしろ可愛いく思えるユンハンスのかつてのMAX BILLウォッチです
ユンハンスはミラネーゼタイプのブレスレットに付け替えて思った通りの雰囲気が出せました