【夢分析:係長のため息(警告夢)】
係 長:「こんにちは、今日も よろしくお願いいたします」
カウンセラー:「お顔の色が冴えませんね。
舌を見ましょうね。
はい、べ~
う~ん・・」
係 長:「そんなことよりも ″わたしの夢″ を聴いてくださいよ。
それが一番 癒されるのです」
カウンセラー:「承知しました。どんな夢でしたか?」
(係 長 が 観 た 夢)
係 長:「夢の中でふと目覚めたら、そこはお寺の本堂の広間でした。
目覚めたと言ってもまだ夢の中なんです。
畳みの 良い香りがしました。
どこかで 鳥の声 がするなと思ったら、すぐ真上の梁(はり)に小鳥の巣があって、踏み台に上って覗いたら、雛が何羽か居て元気に鳴いています。
かわいいな~と見ていたら、梁の影から猫が近づいて来るのが見えました。
あ、雛たちが危ないっ!
と思ったら、反対方向からイタチが近づいて来る。
これは不味い! っ
と思う間もなく、今度は カラス が鋭い目で雛たちを狙っている。
どうなることかと困っていたら、親鳥が帰って来た。
それと同時に、猫とイタチとカラスが雛たちに襲いかかった。
親鳥が雛たちを守って応戦するも、多勢に無勢。
猫は猫パンチを繰り出し、イタチは鋭い歯で噛みつき、カラスは容赦なくくちばしで 突っつく。
わたしは雛たち 鳥たち を助けたいが、手を突っ込んだら、わたしだってただでは済まないぞ。
恐らく血まみれの 痛手 を負うな。
嫌だな。
でも、放っとけないな。
意を決して 手を突っ込みましたが、巣の中は大騒動。
わたしは、手が痛いのやら、痛くないのやら。
怪我をしているのやら、していないのやら・・。
わけわからんところで目が覚めました」
カウンセラー:「穏やかな性格のあなたにとって、世間は ″修羅場″ なんですね」
係 長:「カウンセラーさん。なにかお言葉ください。こんな わたし を励ましてください」
カウンセラー:「Wishing you lots of luck」
係 長:「Oh! My God!」
※事例は特定されないことを条件に教材にすることの許可を得ています