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世界に一つだけの花


今回、伊波杏樹さんのクリスマスライブ『~An seule étoile~ 220,284』に向けて僕が初めてやった企画をしっかり走りきることが出来たのでそれの報告をしていこうと思います。

こちらの企画になります。おそらくブログを書くにあたってここで書いた説明だったり想いが重複しそうな気がしてますので先にそこは謝っておこうと思います。
これを読んで、また同じようなことをやってくれるなら参加したい!自分も企画をやってみたい!って声が少しでも増えたなら幸いです。


企画をやりたいと思ったまでの気持ちの変化


これを読んでるみなさんも1度は考えたことがあるかと思います。
推しに贈る企画をやりたい!フラスタをみんなと協力して贈りたい!
こんな感じのことを僕も何回も考えたことがありますが、人が集まるんだろうか?他の方の洗練された企画に埋もれたりしないだろうか?とすぐに出てくるマイナスの考えが頭を過ぎり、まぁもう少し人望とか繋がりが出来たらでいいか...と自分を無理やり納得させていました。

じゃあ、何がきっかけでやろうってなったのか?
僕の場合はある方が夜にX(旧Twitter)でやっていたスペースを聴いていたんです。その方は色んな企画をやっていて僕もすごい人だな〜と思っていた方でした。
その人が企画の話になった時に
「自分はもう後方からみんなの企画を見るような形でいいんじゃないか?」「弟子を作って隠居したい...」
こんな感じのことを言っていたと記憶しています。(なんだかんだ今もバリバリで企画やってるんですがね笑)

それを聞いた僕はえ?自分も企画やっていいの?ってなったんですよね。

人は強い輝きがあるとその輝きにひかれるとともに自分にはできないと目を背けたくなる時があると僕は思っています。
僕がその人に感じていた感情ってそれに近くて、自分も企画やりたいけどその人を含め洗練された方たちが沢山いるんだから自分がやらなくていいじゃん...

やらない理由が自分を無理やり納得させて丸め込んでいたと思っていたら強い輝きから目を背けていただけだったんだと気付かされましたよね。
そして僕の心の中にいる子が問いかけるんですよね。

「やめる? ねぇ翼くん、やめる?」

僕は昔から結構負けず嫌いなんですよ
だったらもう答えは決まってますよね?

「やめない!ぶっちぎりでいい物作って伊波さんを驚かせてやる!!」

10月末の決意でした。


企画立案


とは言ったものの、何やるよ?
フラスタ?いやいや、12月に3週連続遠征が控えてるのに金銭面的に険しすぎる...
もっと安く済んで最悪人数がそこまで集まらなくても形にできるものは...?

アルバムだ

今年は何回か仲の良いオタクの誕生日に向けてアルバムを贈ってまして...

鞠莉ちゃん推しのオタクだったのでShiny Racers
のMVを意識した表紙にしました。


どうせやるなら得意分野で戦った方がいいなと
じゃあアルバムをするとしてとりあえず手紙をみんなから集める?
ん?なんかそれ色んな人がやってるし既視感しかなくない?
先程も言いましたが僕は負けず嫌いです。
他の人がすでにやってる事、真似をすることが大嫌いなんですよ。
えぇ、みなさんの今言いたいこと分かりますよ。

めんどくせぇオタクだなこいつと...

そんなめんどくさいオタクは頭を悩ませました。ずっと考えてるとある時フッと前に引っかかったことを思い出したりするんですよね。

「いな民がやってる打ち上げに突撃しようかな?」

これは去年あった『Re merveilleux VOYAGE』大阪公演の終わりにあったぽしゅらで大阪でめちゃくちゃデケェ宴会をやるらしいじゃん?って話の時に言っていた言葉です。(一言一句覚えてるわけではないので間違ってたらすみません)

この言葉おそらく冗談半分で伊波さんは言ったのかと思いますが、

打ち上げで笑っているいな民を見てみたい!ライブ会場以外のいな民を見たい!

こんなことを無意識に感じて出てきた言葉なのかなと僕は考えていました。

飲み会とかで撮った写真をX(旧Twitter)にあげる時皆さんはどうしてますかね?
大方、顔をスタンプやモザイクで隠してハッシュタグをなんかをつけて投稿する人がほとんどだと思います。
僕もそうやってしてますし、この世界は優しい人だけじゃなくて悪意も持った人がいるものですから自衛という意味でも正しい形だと思います。

X(旧Twitter)の機能に選んだ人だけスタンプ越しの顔を見れる機能なんかがあればいいですが残念ながらそんなものはないです。
もちろんそれでも楽しそうな雰囲気は伝わるかと思います。けどやっぱりどうしても直接顔を見ることはできないんですよね。
大好きな人なのに1部の悪意ある人のせいで写真すら見せることが出来ないなんてなんか寂しくないですか?

じゃあ伊波さんが直接顔が隠れてない状態を見れるように写真とそこに手紙を添えてアルバム作っちゃおうぜ!!と
これなら誰もやってないし自分の得意分野で戦える条件もクリアできたんですよね。

やることも決まったし、TwiPlaを使って文章を書く形になりました。
ただ初めて企画をやるにあたって変な文章とかになってないかを誰かに確認してもらいたかったんですよね。
これをさらいんさんにお願いしました。

この時1分と立たず返信が来てちょっとビビったのはいい思い出


やはり企画を沢山やってる人は凄いですね
アドバイスが的確で本当に助かりました。
間違いなく相談するとしないで企画の練度は変わったなと思います。

あとこれは制作前の裏話的なやつですが

初期案

表紙は最初描く案と参加表明してくれたいな民に花の写真を送ってもらってコラージュして花畑を作るって案がありました。
時期的に冬になるので今から花を撮るのはむずかしいのでは?となりここは表紙を描かせて貰いました。

11月1日に伊波さんのぽしゅらが決まっていましたのでこの放送後にTwiPlaに書いた文章を公開すると決めたので約1日半ぐらいで文章を考えた感じですね笑

これから初めて企画をやりたいと思ってる方にひとつアドバイスをするなら、TwiPlaを立てる時はタイミングが大事だよってことを伝えておきます。
今回の自分の企画はいな民の人達とやる企画だったので、じゃあいな民が1番X(旧Twitter)を見てる時はいつ?ってのを考えて僕の答えはぽしゅらや生放送後だなと考えたのでそのタイミングで立てました。
結果的にたくさんの人の目に留めることができたと思います。

TwiPlaを立ててから


ひとつ面白いなと思ったのが一気に10人ぐらい参加表明が来たのでその人達全員に一斉にDMで連絡を取りにいったことでしたね。オタクを普通にやってたらそんな人数と1日でやり取りすることなんてないので笑

日が経つにつれて人数がちょっとずつ増えていきましたが、もうすぐ締め切る時点で14~15人ぐらい集まっていました。
上限を40人と書いていましたが(アルバムの増やせるページ数の限界がそこだったので)さすがにそこまでは集まらないと思っていたので最低20人は集めることを目標にしていました。

足りてねぇ...
さてどうしたかと言うと自分の場合は、TwiPlaで興味ありに投票した人全員とLINEを交換してるぐらい仲良い子にこちらから声をかけました。

こんな感じで声をかけました
誘ったら参加してくれる
そうゆうところ大好きよ

声掛ける前は嫌な人もいるかな...って気持ちもありましたが、結果的に声をかけた人から終わってから参加して正解だった!って声を頂いたので行動してよかったなと思います。(これはもちろん結果論ですので、これを見てやってみたら怒られたんだけど!って言われても責任は取れませんがね...)

もちろん参加してくれる人を集めるのとやり取りをすることだけじゃありません。
僕の場合表紙を描く作業も同時並行でやらないとでした笑

進捗①
花の下書きがめちゃくちゃ大変でしたね笑
進捗②
絵の具で花なんて描いたことないので上手く描けてるか分からなかったですね...
時にはうちの子達に手伝ってもらいながら
(机きたねぇな笑)
完成!!


振り返ってみるともっと出来上がるまでの過程の写真を撮っておけば良かったですね

そして代筆でお願いを貰った人はこちらで文章を書き、直接書いてもらえる方には異次元フェス、幻ヨハライブそしてこの日に完成を目指していた『~An seule étoile~ 220,284』で文章を書いてもらいそれを人数分ページを作りました。

事前に企画をやるとライブ前の自分の時間が無くなるよ!と聞いていましたが、マジでした

ある時なんかは会場への到着が遅くなると連絡を貰った時はその人が到着するまで頼まれてた代筆を書きながら待ったりとか笑
忙しくて笑えるぐらいでしたが、あの時間全部伊波さんを喜ばせたいからやってたって思ったら不思議と楽しかったんですよね。

結局色々あって25日当日に間に合わず関西に帰ってきてから送る形になりました
遅れた原因にトラブルも確かにあったんですが、焦って送って不備があったら託してくれた人に申し訳なかったのでしっかり落ち着いた場所で確認をして贈らせて貰いました。

反省点



①ページ数をもっと用意しておけば良かったこと

25日当日にまだ5人分のページが余っていたのでできそうな人に片っ端から声掛けていくか〜ぐらいに思っていました。声掛けていったらマジですぐ埋まってしまって笑
埋まってからも表紙見せたら「やっぱり参加すれば良かったーーー!!」って声もあったぐらいでしたから、これあと上限ギリギリの+10人分ぐらいページを用意しておいた方が良かったな〜と...

皆さんノリ軽すぎませんか?笑

②コンビニでの写真のコピーはAirDropで送られたものはコピーをすることが出来ないということ

今回、事前にDMで送ってもらった写真をこのアプリを使ってコピーさせてもらってました。
1人AirDropで送っても大丈夫じゃない?って言ってくれた人がいて自分もいいじゃん!って思って送ってもらったんですが、何故かAirDropで送られた写真は表示されず印刷することが出来なかったんですよね...(誰か詳しい方います?)
ひとつ知識が増えましたね

③自分のページの文章を最後にやろうとしたこと

贈るのが遅れた原因第1位です。
写真と手紙でワンセットなのですが、この文章の方を自分の分は最後にして完成させたいっていう欲が出まして...(パズルの最後のピースを自分のページにしたいみたいな感じかな)

結果として、他の方の作業が全部終わったのが夜の部開演まで30分ぐらいしかなかったんですよね笑
これ事前に自分のページをちゃんとやってたらワンチャン設置されてたポストに入れられたかもなんですよね(時間が無くて結局それがOKやったかどうかは確認できてないですが...)



最後に

ここからちょっと重たくなるんですが、この企画はInamin Townでの僕なりに考えた存在証明も兼ねていました。

いな民の方達ってそれこそ会場にポストができるぐらいたくさんの方が手紙を贈っている印象です。

今回の『~An seule étoile~ 220,284』での伊波さんからのフラスタとメールボックス。
ここにみんな手紙を入れていくんです。


自分も今までみんなのように何回も手紙を贈ろうとしましたが、上手く伝えることができるかな?僕の言葉で伊波さんのことを傷つけてしまわないかな?と自問自答しては結局今まで出せないままでいました。このままずっと出さないままかな...?と思っていたのですが、ある出来事ででその考えが変わりました。

忘れもしないMille tendresses
あの日、赤い言葉や青い言葉が飛んできたことを涙ながらに話していることを聞きました。

また体を突き刺しそうな鋭い言葉が飛んでくることも頭をよぎったと思います。それでも2023年6月、いな民だけの世界から飛び出し僕達やそこから初めて知った人達に力強く存在証明をして魅せてくれました。誰よりもその痛みを知っていながらそれでも飛び出して行ったことに僕はすごく勇気をもらいました。

きっとあの人が完璧超人で無敵の人だったら企画をやってなかったと思います。ずっと追いかけてるとあの人も悩んだり悲しんだり僕たちと同じように生きてる人間なんだって気付かされるんですよね。

そしてそんな姿を見て僕も今まで手紙を出すしたりして形が残る応援が出来なかった1人のファンから伊波さんを大好きなファンがちゃんとここに確かにいるよ!と僕なりのいな民としての存在証明をしたくなりました。

これは余談なんですがこんな気持ちでやったので今回のライブの「世界に一つだけの花」でボロボロ泣かされてタイトルにしたってのがあります。

改めて参加してくださった皆さんありがとうございました。アルバムって人があまり集まらなくても最悪形にはなりますし、初めての企画だから5人ぐらい集まったらいいじゃないって弱気な自分もやっぱりいました。
けどやっぱり見栄え的には沢山のページがあった方がいいですしできるだけ参加してほしいとは思ってたんですよ。最終的になんと31人の方に参加してくださいました。改めて見ても信じられないです。
そして企画を通してわかったことなんですが、いな民の皆さんDMでも直接のやり取りでも本当に優しいんですよね。もちろん伊波さんが言うぐらいファンの民度がいい事は自分もよくわかっていましたが改めてやり取りをしていて本当に心地よくて...
1番最初の僕の企画がこのいな民がたくさんいる場所でよかったと、貴方達じゃなければここまでホンキで出来なかったと思います。


それと上にも書きましたが、皆さん企画に対してあまりにもノリが良いことでした。企画を立てた時も参加表明が早いですし、当日に「ページ余ってるんでやりませんか〜」って軽めに言ったらすぐに「参加させてください!」って声が返ってくるぐらいですし笑
これ単純にいな民の人柄なのかなって思ってたんですがたぶんそれだけじゃなくて今までイベントや誕生日に沢山の人がフラスタや企画をやってくれてたからだと僕は思います。

完成までのゴールに向かう時に茨だらけの道だと走りづらいですよね。参加してくれた人が言っていたように今回の僕の企画は今までの人がやったことない未知のものでした。それは僕自身も参加してくださった人達も...
それでも面白そう!と飛び込んできてくれたのは今までやってきてくれた人がいたから、見たことがない企画や初めてやる僕に対しても抵抗感があまりなく参加してくれたのだと思います。
今まで企画をやってくれて、ずっとこのInamin Townで続けてくれてる方達に本当に感謝しかないんですよね。
あなた達がいたから走りやすかったし最後まで走ることが出来たと思っています。とお礼をさせてください。

おまけ

伊波さんの東名阪福ツアーでまたアルバム企画やろうと考えてます。

今度は、中身をいな民と外から遊びに来てくれた人達でそれぞれ1冊ずつメッセージを集め、表紙の方はアルバムを2冊並べると完成する絵を描こうと思っています。(これで例えるのどうかと思うんですが、デュエマのゴットリンクみたいな...)
こうすることでいな民もそうじゃない人も企画を通してひとつの「輪」にすることができるんじゃないか?そんな想いを込めてやりたいな、と自分を逃げられなくしてこの文章を終わります。また参加してくれると嬉しいです。

2024年1月5日 15:12
企画をやる楽しさを知ったばかりのオタクより

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