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セミナー企画とファシリテーションのコツ10:「準備する備品について」
こんにちは。大木浩士と申します。
これまで1000回以上、セミナーやトークイベントなどを企画し、開催してきました。(具体例はこちら)
この記事は、それらを自ら企画し開催してみたい。そう思われる方に向け、私が培ってきたセミナー企画のノウハウをお伝えする内容の第10回目になります。
※前回(第9回)の記事はこちらから。
今回のテーマは、「準備する備品について」になります。
リアルで行うセミナーでは、備品の準備が必要です。
そしてその備品を誰が用意するのか。その役割分担を行っておくことも重要なことです。
どんな場合にどんな備品が必要となるのか。
以下、そのリストアップを行っていきたいと思います。
■基本備品(投影する資料がある場合)
・パソコン
・パソコンの充電ケーブル(忘れると悲惨です!)
・マウス
・資料が入ったUSBメモリ等(できればスタッフに事前共有も!)
・ポインターやスライド送り
・時間を確認する時計
・延長コード
・プロジェクターとスクリーン(またはテレビモニター)
・USBの穴の増設端子・USBのたこ足端子(必要になる場合が時々あります)
■大きな会場の場合
・マイクとスピーカー
※私は30名以上の参加者がいる場合、マイクとスピーカーを用意します。
※マイクは2本あると便利です。(講師用、参加者発言用)
・会場レイアウト図
※複数名でレイアウト変更を行う場合の指示書(数枚)
・会場までの案内看板
・看板を貼るセロテープなど
・ホワイトボード
■個人ワークやグループワークがある場合
・ストップウォッチ(時間管理用)
・作業時にBGMとして使う音楽(CD、ユーチューブ、スマホなど)
・テーブル番号を書いた紙(1枚の紙に①、②、③などと大きく記載)
・名札(名前を書く紙とケース)
・名札ホルダー
・カラーマーカー(プロッキーなど。グループごとに1セット)
・ワークシート(ワークシートによるワークを行う場合)
・白いコピー用紙(メモ用)
・机がない場合には、クリップボード(筆記のためのプラスチックボード)
・必要に応じて模造紙や付箋
■配布する資料がある場合
・出力した資料
・宣伝用のチラシ
■終了後にアンケートを行う場合
・アンケート用紙
■記録写真を撮影する場合
・カメラやスマホ、および撮影者の手配
※講師である自分のことを撮影してくれる人をぜひ作っておいてください!)
■インターネットに接続する場合
・会場にWifiの確認(またはポケットWifi)
※Zoom等を利用して、リアルとオンラインのハイブリッド開催にする場合、容量の大きな回線が必要になります。
■有料講座や本の販売などがある場合
・お釣り
・領収証
・印鑑
・販売する書籍やCDなど
■飲み物やお菓子などを用意する場合
・飲み物
・紙コップなど
・お菓子
・ゴミ袋
・ゴミ袋をとめるテープ類
■その他、ぜひ持っておきたいもの
・口元が見える透明なマスク・ご時世的に。(下の写真参照)
・名刺(参加者に配布するため人数分用意)
![](https://assets.st-note.com/img/1684825751888-iJWKtrZh5r.jpg?width=1200)
書き出してみると、思ったよりいろいろありますね!
まずは必要な備品を書き出してみる。
その後、会場側で用意・使用できるものを確認する。
そして、残りを自分やスタッフで用意する。その際、役割分担も決めておく。
できれば、下の図のように「備品リストと役割分担表」を作成しておく。
![](https://assets.st-note.com/img/1684825789101-Ok3H7b7DFw.png?width=1200)
私はいつも、このような準備をしています。
セミナーや場づくりの際に必要となる備品は、こちら(OOKIWORKSのHP)でもご紹介しています。参考としてご覧ください。
セミナー企画のコツ。
次回のテーマは「告知と集客」です。
ご興味ございましたら、ぜひご覧ください。
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