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アイデアを形にするコツ③:循環のサイクルに乗る
こんにちは。企画プロデューサーの大木と申します。
noteにて、「アイデアを形にするコツ」や「企画づくりのノウハウ」をご紹介しています。
前回は、最初の一歩を踏み出すコツとして、「できて当たり前の目標設定」という手法を書きました。
今回は、活動を大きくしていくための私なりの考え方をご紹介します。
活動を大きくするコツとして、「循環のサイクルに乗る」というものを、私はとても大切にしています。
それは次のような動きになります。
(1)何かアイデア(やりたいこと)が生まれる。
(2)それを小さく形にし、実績をつくる。
(3)自分の経験や人脈が増える。
(1’)経験・人脈を生かした、新しい取り組みのアイデアが生まれる。
(2’)それも形にし、さらに実績をつくる。
(3’)経験や人脈がさらに増える。
(1’’)できることがまた増え、新しい取り組みのアイデアが生まれる。
一定の成果を生み出すことができた時、私は必ずといっていいほどこのサイクル(循環の流れ)に乗ってきました。
そして活動を大きくしてきました。
前回の記事でご紹介した【O君】や【Iさん】も、同じような経験をしています。
小さくて良いので、活動の実績をつくってみる。
すると、自分の中に経験値が増えます。
その取り組みを通じて、知り合いも増えることでしょう。
また、取り組んだことをSNSなどに投稿すると、「いいね」がつき、関心を持ってくれる人が現れます。
実績があるので、それを自分の活動事例として、人に話すこともできます。
すると何かを相談されたり、一緒にできないかと連携の提案をされたりします。
そんな相談や提案によって、新たな取り組みのアイデアが生まれます。
そのアイデアも、無理のない範囲で形にしてみる。
するとまた経験値が増える。
新たな人との出会いも起こります。
SNSに投稿すれば、「いいね」の数はさらに増えます。
人との出会いが増えると、人のニーズやアイデアに触れる機会も増えていきます。
そしてまた新たなアイデアが生まれていく。
これをグルグルとまわしていくことで、人の輪が増え、自分の経験値や実績が増えていくのです。
経験や人脈というものは、突然大きく増えたりしません。
少しずつ自分の中に溜まっていくものだと思います。
そして下の図のように循環の輪をつなげ、続けることで、自分のできることが大きくなっていくように感じます。
循環のサイクルに乗れない原因
(1)何かアイデア(やりたいこと)が生まれる。
(2)それを小さく形にし、実績をつくる。
(3)自分の経験や人脈が増える。
この循環のサイクルに乗れない時、何が一番の要因なのか。
私の過去の経験では、「(2)ができないこと」が、最大の原因になります。
アイデアは生まれても、それを形にすることができないのです。
だからこそ、まずは小さく形にしてみる。
できて当たり前のことからはじめてみる。
動いた実績をつくってみる。
それが大切だと思うのです。
大切なのは、自分の意思で動くこと
自分の活動をはじめる際、「自分の意思で動く」ということも、とても大切だと感じます。
何かに問題意識を抱き、自分が発案者となって、動きをつくる。
そうすると、「あなた」という個人に、人の関心が向き出します。
そしてあなたの思いに共感した人たちは、あなたに興味を示し〝同志〟のような関係性になっていきます。
活動事例を話す時も、自らの意思で立ち上げたものは、声に力がこもります。
そして、話を聞く相手の心に、あなたの思いがより響くようになるのです。
誰かにやらされるのではなく、自らの意思で動くこと。
人との良質なつながりを増やすために、欠かせないポイントだと思います。
もし参考になったり面白かったりしたら、💛を押していただけると嬉しいです。
次回は、「簡単なことに分解する」という実践技術について、記事を書いてみたいと思います。
お楽しみに。