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囲碁とマンガの系譜~人工知能(AI)囲碁マンガを創りました

AI囲碁を題材にマンガを描きましたが、まずは先人達の囲碁マンガの系譜を見てみたいと思います

1.『ヒカルの碁』少年マンガx囲碁

囲碁のマンガの金字塔と言えば『ヒカルの碁』
1999年第1巻第1刷(全23巻)ですが、今も幅広く親しまれているバイブル。
普通の少年が天才棋士の霊に取りつかれ、囲碁の世界に足を踏み入れます。
少年の成長を通して、囲碁の世界が学べます。
原作と作画が分かれており、作画の小畑さんはその後『DEATH NOTE』の作画も。

2.『星空のカラス』少女マンガx囲碁

『ヒカルの碁』は少年マンガですが、こちらは少女マンガです。
2013年1巻第1刷(全8巻)。今度はプロ棋士を目指す少女の物語です。
やはりこちらも、少女の成長を通して囲碁の楽しさ(厳しさも)を知ることが出来ます。少女マンガならではの恋愛要素も。

3.『みことの一手』4コマ漫画x囲碁

2015年1巻第1刷(全1巻)。萌え系のかわいい囲碁好き少女のほのぼの4コマ漫画。囲碁ネタ満載で、あるある感が楽しい作品です。

4.『ストーリー漫画でわかるビジネスツールとしての知的財産』ビジネス漫画x囲碁

2018年1巻第1刷。拙書です。
AI(人工知能)ベンチャーの経営者が、巨大IT企業を相手に世界1の座をかけてAI囲碁戦に挑む物語。AI囲碁戦を通じて、昨今のAIや知財を学ぶことができます。

■第2話(P54-55)から。
『囲碁の歴史』
で宇宙観があることや『日本文化』の一部になっていることを描き、それが現代に繋がっていく『人工知能』囲碁対決の意味を考えました。

■第7話(P214-215)から。

本因坊発祥の地、囲碁の聖地『寂光寺』

最終戦はどうしても寂光寺を舞台にしたいと思いました。
囲碁を通じた「人智の挑戦」の歴史が、ツールとしてのAIを介在させているだけで、現代に連なっていることを伝えたかったからです。
囲碁ファンの方から本マンガが、本因坊・本山寂光寺のご住職大川定信様に渡り、大川住職様よりお慶びの言葉並びに『本因坊400年手談見聞録(毎日新聞編集委員 金沢森栄)』を頂きました。

【番外 囲碁の系譜】
『本因坊400年手談見聞録(毎日新聞編集委員 金沢森栄)』


まさに囲碁の系譜をまとめた書です。私の宝物です。名人の手段見聞から伝わる臨場感、気魄、大変胸が熱くなり、何度読み返してもその熱量が薄まることがありません。

囲碁とマンガの系譜、そしてAI囲碁マンガの紹介をさせて頂きました。
楽しんで頂ければ幸いです。

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