妊娠13週の記録 里帰り産院健診レポ①
★11/1(火)〜 妊娠13週
胃もたれはずっとあるものの、少しずつ食欲がでてきた。
11月4日(金)、里帰り出産をする予定の産院で初めての健診を受けてきた。
32年前、私が産まれた産院だ。
今でも母がお世話になっており、母の信頼も厚い、地元でも有名な大きな産院である。
幸い3日が休日だったこともあり、前日実家に帰って少しリフレッシュ。
実家の母はスパルタ。今の私は、「元気な時のようには食欲ないよ」と言ってもガンガン食べさせてきた。
でも、お昼に家族で行ったスパゲティ屋さんのカルボナーラとデザートも、夕飯に用意してくれたうなぎも、うまかったな。お腹パンパン。
翌日、健診当日。
予約時間は8時半からだったが、8時15分には受付を済ませた。
しかし、この時点で待合にはたくさんの人が。
これは待ちそうだ…と少し覚悟を決める。
待っている間にも、受付にどんどん女性がやってくる。
みんなそれぞれさまざまな事情で来院するのだろうが、特に目に入ってくるのは、産まれて間もないであろう新生児をかかえた女性たち。
「◯週間検診」という声が聞こえてくるから本当に産まれたばかりなのだろう…
この新生児たちを抱えたお母さんたちは、みんなつい最近お産を経験した方々なのだと思うと、尊敬というか、畏敬の念というか、本当に大きな存在に感じた。そして、一方で自分は乗り越えられるだろうかという不安もジリジリと迫るのも分かった。
考えている間に1時間半が過ぎた。
予約してあるのだからと、もう少し早く入れると思っていたのは間違いだった。
ただでさえ人気の産院であるだけでなく、休日の次の日だから余計に混んでいるのだ。
待ちに待って、待ちくたびれたが、まあ、仕方ない。
問診票や色んな書類を書きながらも、ようやく呼ばれ、まずはエコー検査。
技師の女性によって、いつもの産婦人科ではやらないような、割と長時間(?)の丁寧な検査が行われた。色んな角度から赤ちゃんの様子が見られた。
首元の浮腫などをしっかり調べてくれているようだった。
さらに、乳房のエコーも検査。まさか今日、胸まで診られるとは思わず、脇の下までバンザイの体勢で探られたときは色んな意味でゴメンナサイと思ったが、確かに今までになく張っている乳房の状態も心配だったので、検査があって安心した。
その後、いよいよ産院の院長先生による検査結果と内診があった。
この方が、32年前、私を取り上げた先生なのだ…と少し感動しながら対面する。
腹囲を測り、さらに内診。
前回のいつもの産婦人科で、内診の痛みがあったため怖かったし身構えたが、不思議と今日は痛くなかった。というか、いつもの産婦人科で入れられるような硬い器具は使っていなかったように思う。この違いは何だろう?
検査に使う器具が違っただけなのか、病院のクオリティの違いか、それとも先生の入れ方の上手下手なのか?
とにかく痛みがなくてホッとした。
内診が終わって先生の前に戻ると、「今のところ色んな数値も問題ないですね。このまま診ていきましょう」と言われた。
ホッとひと安心。めちゃくちゃ待たされたし待ち疲れたけど、丁寧な検査をしてくださった上に、怖かった内診も痛くなかった。
私は全面的にこの産院を信頼することにしたのだった。
しかし、全てが順調かと思えば、そうともいえないことがこの後発覚したのである…(つづく)