不妊治療をやめてから
※この記事は不妊治療、妊娠発覚に関する内容です。
なんだかんだで、久しぶりの更新になる。
昨年末ごろまで不妊治療としてプラノバールを服用していた。
副作用が強く、職場でも「不妊治療休暇」を取得。
管理職にも急な欠勤があることを理解してもらっていたのだが、
やはり何度も迷惑をかけることが心苦しくなってきてしまい、今年に入ってからは服用どころか産婦人科に行くことすらやめた。
そして、3月以降は自らの基礎体温記録(と旦那のやる気)を頼りに、タイミング法に徹することに切り替えた。
元々…というか30代になってからというもの、
営みの時間を取ることが年々億劫になっていた。
夫婦お互いにではあるが、特に私が。
夫婦仲が悪いわけではないのだが、日々の仕事で疲れ切ってしまい、積極的な気持ちになれないのだ。
働くことばかりを推奨してくる世の中を恨みたくなった。
薬を飲んでいた頃から、回数が明らかに少なかったため、
タイミング法を取るにしても、その期間中、1日おきに何回か行わなければならないことが、かなりしんどかった。
私もしんどいが、当然旦那もしんどく思っていた。
妊活のための営みでしかなくなり
旦那の表情も辛そうで
「そこに愛はあるんか?」と思いながらすることもあった。
愛し合う行為のはずなのに、二人でいるのに、寂しくて涙が出る日もあった。
そういう月が続き、やはり妊活も失敗に終わった。
そして、
絶望しかけていたころ、共働きの我々にようやく休息のチャンスがやってきた。
仕事が一区切りつき、一年で唯一長期休みが取れる、8月の到来である。
毎日仕事をしながらの妊活は不可能、と思い始めていた私にとって、8月は千載一遇のチャンスであった。