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モノづくり実験室 vol.1
\ モノづくり実験室はじめました/
実はこの企画は、福祉施設の中で障害のある人たちの個別支援の延長線上にあるモノづくりを考えた時に、様々な手法を知っておく必要があるなあと現場を見ていて課題に感じ、それを体験するたくさんのコンテンツを毎月実施する企画を思いつきました。
えんじゅくの近所に住んでいる、700のコンテンツを持つ日本出張ワークショップ協会の海老沼麻貴さんに昨年から福祉の現場のモノづくりに関わってもらいはじめています。
海老沼さんとはいろんな課題を共有し、最近、私マターで実施しはじめている障害のある人の作品などを商品化するプロダクトにも一緒に楽しく実施してくださってる方です。
なので、商品化に至るレベルのモノに魅力のある内容のワークショップにしています。
第一回目 は、グラスにルーターを使って、好きな絵を削って描く、『グラスに好きな絵を描こう』を2020年7月26日(日曜日)に実施しました。
まずは紙に下絵を描いて、
電池式のルーターでガラスを削ります。
新型コロナウィルス感染者の数値がどんどん上がって言ってる最中だったので、実施するか迷ったのですが、検温、消毒、手袋、フェイスシールド、消毒、紙を敷き、終わったら捨てるなどの配慮を行い、参加者の人数をさらに分散して実施しました。
※会場内にはエアロシールドは設置されています。
そんな中、ご参加いただいたのは延べ24人の大人と子ども。
福祉職員の方にも来てもらうというのが、裏の目的なのですが、この状況というコトもあって、実際にはあまり声をかけることができませんでした。
それもあって、このnoteに、報告をあげて多くの福祉職員さんにこの方法を知らせたいと思います。
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■ルーターをつかった、グラスづくり
ガラスの曲面に、ルーターで削るのは慣れるまで結構難しく、皆さん真剣に無言で無心になって削っていました。
振動で手がぶれるのを抑えながらなのですが、ルーターの先を触るということさえしなれば、危険ということはさほどないです。
手がぶれるのを活かした作品作りもできると思います。具象的な図案でもいいし、マスキングテープなどで傷がつかないように隠す部分と、傷がつく部分を考えて模様をつけていくという方法もあるのではないかと今日の参加者のアーティストさんからもアイデアもらいました。
ルーターは600円くらいで購入可能です。それと、種類は目的によって様々あるので、最初は安いモノを買ってつかってみて、本格的につかうとか、ペン先の太さを変えたいという場合は、もっとたくさんの種類の中から選んで購入してみるとよさそうです。
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そして、できた作品
中に何かを入れて飲むのが皆さん楽しみな、図案がたくさんできました。
そして、グラスを手に入れてだけじゃなく、それぞれに得たものが様々あったのだろうと思います。
今回の参加者は、近隣の若いママが情報をキャッチしてくれたパターンが半分でした。creation spece en∞jukuでは、単に主催者、参加者という関係ではない緩やかに関わり方をしたいなと思っています。
次回は・・・
第二回目 『ステキなタイルトレーをつくろう』
トレーに素敵なタイルの模様をつくります。
日時:2020年8月23日(日曜日)
①10時~11時
②11時30分~12時30分
②13時30分~14時30分
③15時~16時
④16時30分~17時30分
※各回定員6人 完全予約制、先着順
対象:小学生以上
参加費:1人1500円
講師:海老沼麻貴
お問合せ、申込み:info@ookina-ki.org 加藤
半年後くらいに、月一で行ったモノづくり実験室のアーカイブをもとに、オンラインで福祉職員さん向け、勉強会を開こうと考えています。
その時に、このルーターをつくったグラスづくりの話にも触れたいと思います。その企画が決まったらまた情報をアップします。