俳句

灯虫取る髪よりくゆる巻線香

駅のホームで、灯りに集まる羽虫を髪から払い除けたら、ここ数日燻されるように浴びていたお線香の香りがしました。
「帰るよ」と言ったらいつも必ず玄関まで出てニコニコ見送ってくれた祖母はもういなくて、それがただひたすらに寂しいです。
まだ気持ちの整理がついていなくて、長文は書けないので俳句を作りました。

おやすみなさい



2019.05.14

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