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スマートフォンの工業デザインを進化させるミッドレンジ機、すべてのハードウエア編集者を圧倒させるNothing Phone(1)

※この翻訳の原文は『差评』という中国のガジェットブログです。ブログの著者はトニー氏、下記の分はトニー氏の名称で執筆されています。表現は日本語で理解し易いように少しだけ、編集しています。

お待たせしました。

複数のルートの仲介を転々とした末に、私ことトニーはついに、LEDを背後に取り付けたこのNothing Phone(1) を手に入れた。

実を言うと、前にトニーがクラウドレビューを書いたとき、Nothing Phone(1) がヒットするであろうことは予想していた。しかし、まさか、小紅書でもここまでヒットしているとは、ちょっと意外だった。

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Nothing Phone(1) のパラメーターだけを見ると、Snapdragon 778Gのミッドレンジのチップを搭載した普通のAndroidミッドレンジ機に過ぎず、人々の話題に上ることはないであろう。

先に言っておくと、このスマートフォンを安兎兎(AnTuTu=スマホのベンチマークアプリ)では大体55万点前後、全てのスマホが100万点を目指すなかでのこの成績は、合格点にしかならない。

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さらに無慈悲にも、原神は60フレームでも走らせられるが、Nothing Phone(1) では明らかに45フレームの方が向いている。

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もしあなたがこれらを極めて気にするのであれば、もうこれ以上この記事を読む必要は無いだろう。Nothing Phone(1) は全く、性能を追い求めてはいない。

実際にこの携帯電話を手に取ってから、私のこの考えがいかに浅はかであるかが分かった。大げさで無く、箱を開けてから遊び始めるまでのあらゆる瞬間、トニーはずっと「woc」状態だった。

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パッケージングからして既に、Nothing Phone(1) は消費者に、翻意の機会を与えるつもりはないようだ。

包装デザインは、まるでポッキーの箱のようで、開封しまうともう元に戻すことは難しい。薄いケースの中に入っているものもスマホ本体とケーブルだけで、充電ヘッドやクリアケースは無い。

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透明ケースと充電ヘッドは、公式サイトで別売りされているが、これはアップルの良い手本に感謝したい。

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ざっくり見ると、Nothing Phone(1) の背面スタイルはiPhone 12/12 miniとの類似度が高く、遠目に見るとあまり見分けがつかない。

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写真との違いも明らかで、Nothing Phone(1) の背面の透明なガラス板とランプバーは、その存在を無視することができない。

もともとトニーは、Nothing Phone(1) のサイズはあまり大きくならず、大半が新型iPhoneの標準版の金型の大きさになると思っていた。

しかし、手に取って比較してみると、Pro Maxを凌ぐサイズになっていることに気がついた。

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手触りもiPhoneのPro Maxモデルとそれほど違わず、長時間の片手持ち操作に対応するには鋼鉄のような小指が必要だ。

画像の通り手に取るとやや大きくはなるが、Nothing Phone(1) の背後にある900個以上のLED灯菅を弄り始めると、こうした小さな問題はもはや重要ではなくなった。

簡単に言えば、Nothing Phone(1 )の携帯電話システムはネイティブのAndroidシステムと比べて大きな違いはないが、いくつかの重要なノードでは、Nothingは精巧な設計を多く行っていることが分かる。

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現在10種類の着メロとヒントが含まれており、選択されたそれぞれの着メロが背後のLEDライトと呼応する仕組みになっている。

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着信音によって点灯エリアが異なるほか、モーターの振動の周波数もまったく異なる仕様になっている。

最も素晴らしいのは、この中のプリセットベルはあまりメロディアスな音楽ではなく、ほとんどがアナログで作られた電子ブザーの合成音であることだ。

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快音とは無縁ともいえるが、鳴るとライトに合わせて主人の注意を引く力は、なかなかのものだ。

さらにこれらの着信音がうるさいと思ったら、自分の好きな音楽を着信音に変えてもOK。設定後は音楽のリズムに合わせて背後のライトが点滅する。

さらに音楽や動画を再生しているときに、「音楽の可視化」という機能をオンにすると、オーディオの起伏に合わせて照明が変化する。

しかし、この機能は夜に使わないほうがいい。さもないと、もともと弱いあなたの飼い犬の目に強い刺激を与えてしまう可能性が高い!

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Nothing公式のGlyphの設定にも光感受性による”てんかん”に関する安全警告がある。▼


残念なことに、点灯ブザーの点滅の仕方、振動パターン、LEDライトの明るさなどは、すべて公式の設定で決まっており、これ以上カスタマイズすることはできない。

興味深い点として、Nothing Phone(1) のライトは外観デザインや着メロのためだけでなく、カメラの写真撮影機能にも、その光と影が不可欠となっている。

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トニーは、写真を撮っている最中、Nothing Phone(1) がフラッシュのほか、補光灯としてLEDライトを使えることを発見した。

これらのライト自体が青みがかった冷たい色をしているので、暗い環境で写真を撮ると、誤って「フィルム感」のある写真になってしまう可能性があるが。

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Nothing Phone(1) のカメラ機能はハイエンドスマホのカメラ機能とは比べられないが、この背後の補光灯を信頼するなら、写真の格を2段階は引き上げて、良い戦いをするかもしれない。。。

このほか、録画モードでは、専用の小さな赤い信号が点灯し、撮影中にも専用のカメラを回している気分になれる。

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もちろん、Glyphのデザインはスマホの他の小さな機能にも十分な演出が施されている。

例えば携帯電話をデスクトップの上に伏せたとき、Nothing Phone(1) のすべてのライトバーが2回点滅し、自動的にミュートモードになる。

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他にはまた、例えば携帯電話を充電している最中に、下部の感嘆符が充電の進捗バーに変わり、どれだけ充電が進んでいるかは振ってみれば分かる。

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そして最もドキッとする部分は、Nothing Ear(1) のイヤホンケースをNothing Phone(1) に乗せて充電したその瞬間だ。

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イヤホンの蓋を開ける動画なんて嫌というほど見てきたが、逆充電でのコンビネーション、ライトが点灯しすぐに終わるインタラクションは、確かに優雅さと楽しさに満ちている。

2022年の現在、スペックを追求せず、性能を持ち出さず、加工をせずに写真を撮るスマートフォンは、他の国内スマホメーカーと比べると、本来ならば何の競争力もない。

しかし!正直なところ、Nothingのような個性とアイデアのあるスマートフォンは確かに、何年ぶりかに私たちに、スマートフォンの工業デザインは、こんな形に変換することができるのかと改めて感じさせてくれた。

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Nothing Phone(1) は主流のスマートフォンではないし、トニーも身近な友人に買うことを勧めたりはしない。

ネイティブのAndroidシステム、ローカライズもされていない、ミッドレンジ機の構成パーツ、製品の制御が不安定である、、、等。。。どんな欠点も致命的で、誰もお金を払って居心地の悪さを買おうとは思わない。

おまけに陶宝(タオバオ)には、今ではNothingの裏蓋仕様のステッカーがあるので、買ってきて自分のスマホに貼って過ごし、遊び飽きたら剥がすのもいい代替案だ。

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しかし、人は、どうして絶対的な理性を保つことができると言えよう?

ある瞬間、もしかしたら本当にこのような短い「瞬間」で、あなたはその背後に点灯しているGlyphのLEDランプに心を動かされ、その点滅に心を撃たれるかもしれない。

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おそらくそれが、デジタル愛好家にとってのNothing Phone(1) のすべての意味だとトニーは感じている。



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