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【第31話】中年独身男性がいかに増えようとも、彼らの未来は暗いという話

こんにちは、既婚40代男性の婚活おおかみです。
こちらのnoteでは自分の体験を元にした
婚活に関する有益な情報発信を行っていきます。


中年独身男性が極端に増加する日本の未来

現代の日本では少子高齢化は
もう止めることができない勢いで進んでいます。
その主な原因は結婚の高年齢化未婚率の上昇です。
それに伴い、日本国内の中年独身男性の数は増加の一途をたどっています。

これらの現象については悲観的に伝えるメディアがほとんどですが、
楽観的な見解を示す論調も存在します。
その楽観論の主な根拠となっているのは
中年独身男性が増加するならば、
 それに合わせて社会が最適化されていくであろう

という論調です。
つまりこれを簡潔に言えば
将来の日本は多数派となる中年独身男性に
 住みやすい社会に変化しているだろう

という見解です。
しかし私はこのような見解に疑問を持っています。

問題は解決しないと私が思う理由

私がこのように思っている一番の理由は、
中年独身男性は群れることができない存在』という点に集約されます。
結婚できない場合(しない場合)、新たな家族ができない為、
独身男性の親族は時間経過と共に先細りになっていきます。
祖父母は言うまでもなく、両親もいずれ亡くなるでしょうし、
兄弟姉妹やいとこ等の親族も死別するか疎遠になっていくでしょう。
その先に待っているのは一切の身寄りのない孤独な状況です。

ただ、家族は存在しなくても地域のコミュニティに所属していれば
そのコミュニティが家族の役割の一部を担うこともできます。
たとえ身寄りが無くても地域コミュニティに積極的に参加していれば
孤独からは解放されるかもしれません。

しかし結婚できない(しない)独身男性が
地域コミュニティに積極的に参加したりするでしょうか?
わたしはしないと断言できます
なぜなら、そのような積極性やコミュニケーションスキルがあるならば
その方は独身男性になっていない(結婚している)と思うからです。

私自身の過去(独身時代)を思い返しても当てはまる内容なのですが、
独身生活が長いと価値観が極端に固定化してしまいます。
つまり柔軟に他人の考えや意見を受け入れることが困難になるのです。
これが地域コミュニティへの参加を妨害します。

現代の日本では社会が進化して便利になった結果、
独身であっても生活することがそれほど難しくなくなっています。
つまりコミュニケーションスキルが無くても生きていけます。
その弊害としてコミュニケーションスキルが育たない
男性が増えていきました。
その行きつく先が、地域コミュニティへの参加することも厳しい
極端に孤独な中年独身男性の増加
につながっています。

幸福な独身生活を送るには巨大なエネルギーが必要

社会から孤立していたとしても、本人の選んだ道だから良いのでは?
といった考え方もあると思います。
しかし中年独身男性として満足感のある幸せな人生を歩むことは
極めて難しく、
ごく一部の特殊なステータスを持った男性以外はほとんど不可能
であると思っています。その理由について2つ述べます。

1.積極的に中年独身男性を選択している人はほとんどいない

世の中には結婚するチャンスに恵まれなかったから、
または結婚のチャンスを逃した結果として
中年独身男性になってしまったという方がほとんどだと思います。
積極的に中年独身男性という生き方を選択している人は
極めて稀だと思います。
ここで言う『積極的に中年独身男性を選択している人』というのは
自分さえOKすれば結婚してくれる女性が常に傍らにいる人を指します。
99%以上の独身男性はそのような状況にはないでしょう。

つまりほとんどの中年独身男性にとって、
この『結婚できていない』という状況は不本意な状況なのです。
不本意な状況に甘んじていて、幸せを感じられるはずがありません。

2.生物的に言うと、結婚していない状態というのは異常な状態

現代の日本では中年以降も結婚をしない人が増えてきていて、
生涯独身という生き方も市民権を得ているように感じます。
しかし中年独身男性が今の日本が過ごしやすいと感じるかというと
答えはNO
です。

ここで私自身の話をさせていただきます。
結婚適齢期を過ぎた35歳の時、私は唐突に
自分の将来に対する虚無感や絶望感を感じるようになりました。
私自身なぜそのような感情が沸き起こってくるのか
初めは分からなかったのですが、自己分析をした結果、
それは『結婚していないことの不安』が根本にあることがわかりました。
生涯独身という生き方も市民権を得てきているというのに
なぜ私は結婚していないことの不安を強く感じたのでしょうか?

今ならその理由がはっきりわかります。それは
結婚して子供を残すことが自分のDNAに刻み込まれているから
です。

あなたの人生で最も身近な親族は誰でしょう?
亡くなっているかもしれませんがそれは
あなたの両親であると思います。
そして最も身近な親族であるあなたの両親は
『結婚して子供を残す』ことをしたはずです

※もしそうでなければあなたは存在していないはずです。

そしてあなたの祖父母(おじいちゃん、おばあちゃん)はどうでしょうか?
同じく『結婚して子供を残す』ことをしたはずです。
そしてあなたの総祖父母はどうでしょうか?
…もうおなじことなので繰り返しませんが、
言わんとすることは伝わった思います。

『結婚して子供を残す』ということは、あなたの身近な親族、
そしてご先祖様は例外なくやったことなのです。
それをあなたがやらないというのはあなたの遺伝子的には
極めて異常事態です。
これが中年独身男性が襲われる
結婚していないことの不安』の正体だと私は考えています。

生涯独身が社会的に市民権を得ているかどうかなどとは
この問題に全く関係ありません。
『結婚して子供を残す』ことをすることが自然であるということは
あなたの遺伝子に刻まれている事であり、そのために
絶対に逃れることは出来ない呪縛になっているのです。


不安から逃れる唯一の方法

かつてのわたしのように中年独身男性という立場に
虚無感や絶望感を感じるようになった場合はどうすればいいのか?
私の結論は、身もふたもない回答になりますが、
結婚できない不安は結婚することでしか解消できない、
つまり『結婚するしかない』です。

たとえばあなたが空腹で苦しんでいるとしましょう。
空腹の解決策は食べ物を食べる事以外にはありえません。
それ以外に『水を飲む』や『面白いTVを見る』、『寝てしまう』等
空腹をごまかす対策はあります。
しかしどれも一時的なごまかし対策にすぎません。
空腹という問題を根本解決することはできません。

それと同じことで『結婚できない不安』を
ごまかす方法は多数あります
しかしこの問題を根本解決するためには、
あなたが『結婚』する以外にありえないのです。

結婚は手の届かない夢物語ではない

『結婚するしかないとは何だ!結婚できないから悩んでいるんだ!』
とあなたは思われるかもしれません。
しかし私に言わせれば、結婚は出来るんです
ただ多くの日本の中年独身男性は日本の歪んだ環境に
長年漬かっている結果、視野が歪められ、
結婚する道筋が見えなくなっているだけなのです。

一人でも多くの独身男性がその事実に気づき、
人生後半の幸せをつかめることを心より願っています。

■おおかみ
既婚40代男性。
37年間彼女無しから14歳年下の24歳女性とたった5か月の婚活期間で結婚。
現在は娘2人にめぐまれて子育て奮闘中。
自分の婚活経験を元に結婚したいと考えている独身男性に対して
人生の後半を幸せにする為の有益な婚活情報の発信を目指しています。

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