長いものが書けない

常日頃、主戦場にしているのがツイッターで、創作を挙げているのがショートショートガーデンということもあり、自分の思考回路が長文を書けないようになっている。

「プロット、それなに? おいしいの?」と思うくらい、構成ということに考えが及ばないので、その時その時に頭に思いついたことしか書けないのである。自分の構想の範囲内でしか文字化できないから、当然、何万文字もあるような文章は書いたことがないし、創作を連載するようなこともできないでいる。

よく、文字数が足りないとか、書きたいことがありすぎて困るというのを 目にするが、自分にとってはそういうのは羨ましく思える。

ただ、往々にして思うのだが、その手の創作って、冗長で退屈な感じがすることが多い気がする。

創作小説投稿サイトでもよく見かける。

作者本人はいろいろと書きたいのだろうが、まとまりのない言葉の羅列だったり、作者だけにわかる世界だったりで、伝わってくるものが少ない気がするのだ。

ダラダラと言葉を書き連ねてるのを見せられても、最近とくに忍耐力が無くなっているので読む気力が失せてしまう。

たぶん作者は説明不足になるのではないかと思って言葉を尽くそうとするのだろうが、余計なことだとしか思えないことが多く、もっと簡潔に書けるだろうと思うのだ。

退屈させずに読ませる技術は難しい。慣れないうちは、ついつい説明的な言葉を書き連ねてしまう。

それをさせないために、私は短いものをたくさん書いて思考訓練しているのだと思っている。

ま、プロット書けない言い訳にすぎないんだけれどね(笑)。

と、上の段落までで655文字らしい。一気に書けるのは今の自分にはこれくらいなんだろうな。

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武蔵の国のオオカミ
ここまで御注視いただき、ありがとうございます。まだ対価をいただくほどの作品を挙げていないのですが、ご好意はありがたくいただきます。