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動く恐竜に会える嶺南でただ1つのホテル「四季彩の宿 花椿」

我が家のお散歩コースの定番、3歳の息子が「きょうりゅうのおうち」と呼んでいる「四季彩の宿 花椿」にお邪魔しました。小浜駅から海の方へ15分ほど歩いたところにあるこちらホテルでは、本物さながらに動く迫力満点の恐竜に出会えます。

ホテル入り口

「四季彩の宿 花椿」は、2023年3月1日に「恐竜ホテル」としてリニューアルオープンしました。化石が数多く発掘され、恐竜大国としても広く知られる福井県には、恐竜をコンセプトにしたホテルが16ヶ所存在します。なかでも「四季彩の宿 花椿」は、リアルに動く恐竜のオブジェが展示されている嶺南唯一のホテルです。

ふかふかのトリケラトプスとプテラノドン
馬乗りになって大はしゃぎ

ロビーに足を踏み入れると、可愛らしい2体の恐竜のぬいぐるみが出迎えてくれました。「わぁ〜」と歓声を上げながらぬいぐるみに近づく息子に、従業員の方が「座れるのよ〜」と声をかけてくれます。息子は聞くが早いか颯爽と馬乗りになってぬいぐるみと戯れていました。

福井県を代表する恐竜「フクイラプトル」。日本で全身骨格が復元されたのはフクイラプトルが初めて

ロビーの奥に足を進めると、大きな「フクイラプトル」の姿が。そぉっと近づくと、「ぎゃぎゃぎゃぎゃ…ごぉ…」と地鳴りのような音が聞こえてきます。

鋭い眼光にドキッ

鋭利な爪を携えた両手をゆっくりと動かし、顎を上下させるフクイラプトル。鋭い牙がいくつも並んだ口元は、今にも獲物を捉えそうです。息子は、迫力満点のフクイラプトルに「こわいこわい」と怯えながらも、「おっきぃね〜」「お肉たべるの?」と興味津々に目を輝かせていました。

「パラサウロロフス」「スピノサウルス」「トリケラトプス」「ティラノサウルス」の4体が展示されています

恐竜の展示はフクイラプトルだけではありません。フロント横の細い廊下を行くと、どこからともなく恐竜の鳴き声が聞こえてきます。鳴き声に導かれるように奥へ進むと、そこには太古の景色が広がっていました。

太いツノが迫力の「トリケラトプス」

恐竜達の声があたり一面にこだまし、まるで白亜紀にタイムスリップしたかのよう。

「ティラノサウルス」は今にもこちらに飛びかかってきそう

一番奥のスペースには、子ども達に大人気の「ティラノサウルス」の姿が。皺の一本一本が丁寧に刻まれ、硬い肌の質感がこちらまで伝わってきます。

展示台の側には恐竜の説明が配されているので、恐竜に詳しくない大人の私も息子と一緒になって楽しめました。

恐竜の姿を堪能できて満面の笑み

ロビー奥の展示スペースには、恐竜達と写真が撮れるフォトスペースも用意されています。

従業員の方によると「宿泊客以外の方もウェルカム」なんだそう。「近所に住む恐竜好きの子がよく来るんですよ」とお顔に笑みを咲かせて教えてくれました。

花椿さんから徒歩5分。「まちの駅」で会える恐竜博士

「四季彩の宿 花椿」で動く恐竜の姿を見た日から、息子にとって恐竜の存在がグッと身近なものになりました。恐竜の像を見かけるたびに逐一私に知らせ、絵本の中にいるその姿を懸命に指で追っています。「動く恐竜をこの目で見た」という経験は、強烈に息子の胸に残ったようです。

大人も子どもも楽しめる「恐竜ホテル」。土日は「四季彩の宿 花椿」に足を運んで、お子様と一緒にワクワクする気持ちを味わってみませんか?

◇四季彩の宿 花椿
◇HP:https://www.urban-port.jp/hanatsubaki/
◇住所:福井県小浜市小浜72-1
◇電話番号:0770-53-2001
◇メールアドレス:info@urban-port.jp
◇アクセス:JR小浜駅から徒歩15分
      小浜ICから車で約10分
◇恐竜の展示スペース:無料

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坂上理恵
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