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森の学び舎 -自然体験班-

年に4回、未就学児童のちびっこ達が長野市各地から大岡に集まります
大岡の自然に抱かれた ”遊び” に子ども達の笑顔と、親子で過ごす癒しの時間を大切にするひと時です。

パノラマビューのアルプスに向かって親子で「ヤッホー」

春夏秋冬を通した遊び。
大岡だから感じられる四季を探して森の中をお散歩します。

春。
草木が芽吹き始める季節。お名前は何かな?クイズをしながら写真を頼りに探して歩きました。途中で大きな葉っぱや小枝などを拾って、お山のてっぺんで、大きな大きな模造紙に両手両足も使い、拾った葉っぱなども使ってペインティング

夏。
ブルーベーリーを積んだり、木に登って高いところからの景色を眺めたり、森の散歩道に生えている草木を眺めたりして思い思いの時間を過ごしてました。

そして、秋。
お山の散歩。なんと!栗がたくさん。拾っている先から頭の上から栗がポトリと落ちてきます。痛い痛い。子ども達ははしゃぎながら栗のイガイガに触らないように拾っていきます。
栗の中にいる虫を見つけては「むしだぁ~」と目をまんまるに、やっぱり楽しそう。

栗もキノコも。毒キノコには要注意~。
痛い痛い。気を付けて拾ってね。頭の上からも落ちてくるよ。

たっぷり歩いて、栗も拾って帰ったら、なんと焼き芋を焼いて待っていた素敵なジェントルマン方。
もちろん、焚き火の扱いはベテラン級。なんてことない手つきでほくほくの焼き芋をどんどん火の中から拾い上げていきます。
栗も残り火で焼いてくれましたよ。ほくほくの焼き栗。

外で山の空気を吸っていただく、焼き芋と焼き栗はまた一段と格別ですね。

火の番。子ども達がお散歩の間に焼き芋焼いてくれました!

お昼。
ちびっこ達が毎度楽しみにしているお昼のカレー。
秋のカレーといえば、キノコ!
なんと90歳を超える大岡のベテランおじいちゃんが山の中からキノコを採ってきてくれた新鮮採れたてキノコカレーです。

90歳を超えても、魚籠を背負って山の中にキノコの香りを頼りに入って行かれて、たんと摘んで帰っていらっしゃるのだからすごいです。
足腰と嗅覚と感がとても真似できません。
そんなスーパーおじいちゃん・おばあちゃん方が大岡にはちらほらいます

お昼ご飯が終わる頃にはちびっこ達は眠くなってくる時間のようです。
体をめいっぱい使って自然の中で遊び、山歩きではお山の香りに満たされ、手で足で大地に触れ、耳から自然のさえずりを聴く時間は、非日常であり、子ども達にはきっと大切な時間となるのではないかと思っています。

手と手と手

スタッフとして関わり、子ども達の成長を1年を通して見守ることができることへの喜びや、約束しなくても大岡でお会いできる関係性に感謝です。

さて、次は冬。
次の遊びは何かな。今から楽しみです。

いつもこの素敵な企画をしてくださっている、大岡在住の保育士さん子ども達のキラキラ輝く目と大岡の自然を掛け合わせた自然体験にとても力を入れてくださっています。
彼女から学ぶことは多く、子ども達からもとても慕われています。先生の鏡です。自ら子育てをしてきた経験も多分に活かされているのだと感じます。
これからも「大岡×ちびっこ」の自然体験、私は残念ながら全くちびっこではありませんが、私も同じように楽しみにしています!

森の中をさんぽ。木のブランコも見つけたよ。

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