「引き寄せの法則」と環境について考える
こんにちは、おーじです。
今回は「引き寄せの法則」と環境(職業など)との関係について私見を述べます。
私は「引き寄せの法則」を実践しているのですが、先日、ふとこんなことを考えました。
「エイブラハム的には、感情は重要なガイダンスであり、ネガティブな感情を抱く事は望まない未来へ続いている事を意味している。だから、自分がポジティブな感情を感じる事を選ぶと良いよってことです。では、仕事の中で『うわ、嫌だな』とやりたくないけど、やらなくてはいけない事が起こった時どうすればいいのかな?」
というものです。
仕事だから責任持ってやらなくちゃいけない
ポジティブな側面を見るようにすればいい
エイブラハムの教えにもありますが、「ポジティブな側面ノート」を作って、ネガティブな感情を抱くものの良いところを文字にして書き出すというものです。
おそらく、「対応」としてはこれが正解なのでしょう。ですが、正解だからといっても「エゴ」が邪魔をする時もあるでしょう。例えば……
対人サービスを提供する仕事をしている方は、日々、多くのストレスを受けているでしょう。医療・福祉従事者や飲食店、レジ係などが該当するでしょう。
私も介護をしていたので、少しは分かるつもりです。ハラスメントを繰り返す方に関わりたい人はいないでしょう。それが大勢いたら、サービスを提供する仕事にも関わらず、サービスしたく無くなりますよね。
そんな中で「ポジティブな側面ノート」にハラスメントしてくる人の良い面を探して書く?
「無理でしょ(笑)」ってなりますよね。これは一例ですが、他の業界でも同じようなことがあるでしょう。
何というか「認めたくない」んですよね。分かります。
この思考は全て「エゴ」なので、捨ててしまえばいいって分かっているんです。でも捨てられないから、多くの人はネガティブな状況を繰り返し、結果、望んでいない未来を現実化しているのでしょう。
頭では分かっているけど、行動に移せない。何だかスポーツみたいですね。フォームを変えた方がいいのは分かっているけど、それまでのフォームが染み付いてしまっているのです。
引き寄せもエゴもスポーツも同じなんです。
そのハラスメントをしてくる相手に対して「許せない」と感じるのは当然の事です。ですが、その状態のままだと人生は良くならない。では、どうすれば良いのか?
たくさん考えれば良いと思います。そのツールとして「ポジティブな側面ノート」なのでしょう。
その「許せない」感情を味わい尽くせば良いんです。実体験から言うと、それを続けると飽きてきます(私はノートに書いてはいません)。数年かかるかもしれませんが、必ず飽きます。そして、執着していた自分に「何やってんだよ」と思う事でしょう。
そして、大事な事に気付き、手に入れる事ができるでしょう。
一つひとつの事象に対してどう感じるかを選んでいた状態から、ポジティブなフィルターを通して全ての事象を見る状態に変わります。
辛い体験をする前に、この状態になれればと思うのですが、その辛い体験が人には必要なのでしょうね。