人生のターニングポイント
あの時が人生のターニングポイントだったかもしれない。そう思うことはいくつもある。
写真はレスリー・キーという有名な写真家に撮影してもらった梶浦明日香ちゃん。大人っぽくてきれいな一枚である。一枚の写真が彼女にとってターニングポイントになったらしい。同時に私にしてもその一つだったように思う。
写真撮影の権利は投票で決まった。私はその応援をしたのだった。
私は地味に暮らしている。淡々と仕事をして、普通のことを文章に書いてはブログに投稿し、身近な人たちとオフ会を楽しんでいる平凡な人間だ。有名人の知り合いはあまりいない。著者の知り合いはFBのお蔭で増えてはいるが、特に頻繁に会っているわけでもないから、単なる知り合いという範疇である。
そんな小さな人間でも誰かの役に立てたというのは、かなり大きなことである。小さな力でも手をつなぎ、声を掛け合えば、何かができる。
若い頃は本の編集にも関わってきたし、地元で地域活動もしてきたので、ある程度の経験はあるけれども、インターネットの力を借りて誰かのために活動するということは、あまりなかった。だから、一つの成功実績ができたことで、ああ、私はなんてしあわせな時間を過ごすことができたのだろうかと、今なお彼女に感謝している。
感謝なのだ。
誰かのために何かができたというのは、その誰かと出会う必要がある。東京のパーティー会場に参加していた私は、大勢の人たちと微笑みながらも彼女一人と会うためだけに行ったような気がしている。その場所に行くことができたというのは、全ての出会いに感謝しかない。家族や友人や仕事場や、私を運んでくれた交通機関で働く人たち、ホテルの人たちetc.。
一つの出来事が完成するには、多くの人たちの力が必要である。だから、結果が出た時に私の手元に残ったのは、大きな感謝の気持ちである。ターニングポイントは感謝の積み重ねでやってくるのだ。
本当にありがとう。私のターニングポイント。
https://www.facebook.com/asuka.netsuke/
(根付職人・明日香FACEBOOKページ)
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