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ご祭神の組み合わせが面白い天満宮
京都を歩くと、あちこちに天満宮がある。北野天満宮は一番大きいのだが、小さいものがあちこちにある。
菅原道真公が生まれたり、立ち寄ったり、光ったり、それぞれいわれがあるようだが、雷の神様になってしまったわけなので、作ろうと思えば雷が落ちた場所のあちこちに鎮座していてもおかしくはないとは思う。
写真の霊光殿天満宮が面白いのは、というより変わっているのは、菅原道真公がご祭神というのはわかるのだが、徳川家康公もご祭神なのだ。怨霊と天下人がご祭神という神社は他にはないかもしれない。もしもあれば教えていただきたいと願う。
たまに小さな神社だと、ボロボロの正殿だったり、壊れて朽ち果てたものがあったりして、お参りするのも怖い場所もあるが、天満宮と名前がついているところではお目にかかったことはない。
やはり怨霊が怖いのか、氏子たちが気を使っているのかもしれない。ましてやここの神社は、徳川家康公までお祀りしている。綺麗なのは当然かもしれない。
お守りに刺繍された文字は「天下無敵必勝利運」であった。粗末にしては罰が確実に当たりそうだ。