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SNSの効用は美味しいものを食べる機会がどーんと増えたこと
写真はおかげ横丁にある「とうふや」。豆腐料理が美味しいよ。
私が住んでいる三重県四日市市はケーブルテレビが普及していることから、インターネットを利用している世帯が割と早くから増えた地域である。私もWIN95から、ケーブルテレビを利用してインターネットの恩恵に浴している。
なにより会食の機会が増えたことが嬉しい。食いしん坊の私は、何か口実があれば食べたいのだ。飲みたいのではなく、食べたい。高級なものではなくても良いので、誰かと一緒に食べたいという願望があった。
そう、願望だった。夢だった。希望だった。
四世代同居七人家族で毎日お弁当も含めて毎食七人分作り続けてきた時期があり(給食がない時期)、自分で作ったもの以外の食事がしたかったのである。
これは核家族にはない望みに違いない。年よりから子どもまで好き嫌いもあるし、季節の野菜も大量に届けられる。野菜というのは下ごしらえが大変だった。そのため、朝から夜まで台所にいたような気分がしていた。
閉じ込められた主婦、嫁のイライラが解放される季節がやってきたのだ。それも家族以外の誰かとご飯を食べることができて、しかも自分が作らなくても良いなんて天国のようではないか?
SNSの普及で私は誰かと会食できるのがとにかく嬉しい。会ったことがない方たちと「はじめまして」の時間は快適だった。毎日年寄の顔ばかり見ている時間が多かったから、同世代や若い人たちと過ごせる時間が極楽だったのである。
そんな息抜きをするためにインターネットを利用してきた人間は少ないかもしれない。商売ではなく、道楽。学びよりも、息抜き。究極のシステムがSNS。そんな人はあまりいないかな。