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熱田神宮の不思議な伝説

熱田神宮は私が好きな神社です。居心地は良いし、名鉄の神宮前駅で降りると歩いてすぐの場所にあるので、参拝にはとても便利です。駅から出ればすぐ熱田の杜が広がっています。

道路から敷地内に入り鳥居をくぐると、そこはもう別世界。濃い緑のトンネルの中を歩いている気分ですよ。手を洗い口をすすぎ、本殿をお参りします。お正月なら順番待ちでの参拝になったでしょうが、普通の日の午後は比較的空いていますね。

さて、熱田神宮境内地の北方に清水社があります。祭神はイザナギ神・イザナミ神の御子のミズハノメ神で,水を司る神です。湧き水のそばにある岩に三回水をかけて願掛けすれば願いが叶うといわれています。もちろん、願掛けしてまいりました。最近はパワースポットとして有名になったようで、10人以上並んでいたこともありましたよ。

この岩には楊貴妃にまつわる伝説があります。中国が唐の時代のころ、日本を侵略しようと考えていた6代皇帝玄宗がいました。日本を守るために、天照大御神の密令を受けた熱田神宮の神様は、楊貴妃として生まれ変わったのだそうです。傾国の美女と呼ばれる楊貴妃。その楊貴妃に夢中になった皇帝は日本侵略を忘れてしまいます。やがて反乱が起こり、楊貴妃は処刑されましたが、魂は熱田神宮に戻ってきます。そのお墓が清水社にある岩なのだそうです。

熱田神宮は1900年の歴史がありますから、面白い伝説がありますね。他にも「清雪門」と名づけられた門は、何百年も閉ざされたままの「開かずの門」ですし、「源義経、元服の地」という話もあります。調べてみるとまだまだたくさんありそうです。

熱田の杜は濃い緑そのものです。緑は癒しの色です。年に何度かは訪れて心身共に癒されたい場所ですね。

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