便利なもの
最近思うことは、世の中にある便利なもので本当に便利なものって少ないのではないかということ。
便利なものを使うとその目的を果たすことだけを見ると楽なのかもしれないけど、別の面倒が生じる。
そう思って家にあった便利を少しずつ減らしている。
ひとつは冷蔵庫の勝手に氷がつくられる機能。
すごい!と始めは思ったけど、水入れをときどき分解して掃除しないと白いもやもやが浮いてきたりカビが生えたりする。
毎日しなくていいとはいえ、分解して洗ってまた戻してってとても面倒な作業である。頭がそんなによくないので分解の仕方、組み立て方もいちいち説明書見ないとわからなくなる。
最新の冷蔵庫はどうか知らないけど、とりあえずこんな機能は要らないと思う。今は製氷トレイで氷を作っている。
これと同じで便利だけど手入れがとんでもなく面倒なものはたくさんあると思う。
あとは「〇〇専用」みたいなものは買わないようにしている。
よっぽど〇〇するならいいけどたまにしか使わないようならばあっても邪魔になるだけ。そのうち忘れ去られてなんだかその物も可愛そう。
そして使い捨てのもの。
オムツを買いに行くのが面倒で布おむつを併用して使うようにしたら、買いに行く頻度もゴミの量も減りかなり楽になった経験から、使い捨てについて考えるようになった。
まずペットボトルの水をやめて浄水ボトルに変えた。
浄水ボトルは洗う手間が増えるけど我が家で使っている物は簡単な作りなので気にならず。重たいのを買いに行ったり毎週捨てるゴミも減ったし、それに比べたら洗うのなんて楽ちんだった。
あとはお掃除シートみたいなやつとか。
あるとすごく便利なのだけど、それを使う生活に慣れてしまうとなくなったとき面倒になるし、買っておかなきゃとか気にかけておかなくちゃいけなくなる。
いろいろ使い捨てのものが増えてきたけどみんなそう。なくなる前に買いに行かなくちゃって気にするのがわたしはどうも嫌だ。
布おむつなんてそれこそめんどくさそう!と思ってたけど、洗濯は意外と楽だし、面倒だと思ったら紙おむつにしたりしているのでほとんどストレスは無い。
使い捨てのものは、ありかなしかでなくて、その時々の都合で使ったりやめたりすれば本当に便利なのだと思った。
便利なものは取り入れる前に、 それによって起こる面倒について少し考えたらいいと思う。それを踏まえて使うことで本当に便利なものになるのではないか。
今おうちにある便利なものも、ときどき見直していきたい。