自己紹介

まずは、今までのキャリアについて、簡単に自己紹介させていただきます。

■未だにIFがよぎる、初めての進路選択

「就職に有利だから!」という打算的な理由で、数学は苦手だったのに、大学は理系を選び、狙い通り、今の会社にも技術系採用されました。
とはいえ、根っこは文系なので、理系っぽくないよね、と言われることも多く、道を間違えたかも、と思うことも多々あります・・・
ただ、その選択のおかげで、今の自分があるので、あの時の選択は間違っていなかったと思いたい(笑)

■残酷な気づき

会社に入ってからは、いろいろな業務を経験させていただいた後、社内外で出会った、マーケティング分野で活躍する方々のキラキラ感に憧れ、自ら希望してマーケティング部門に異動しました。

「マーケティング戦略がやりたいです」と希望して、配属されたのは市場調査を行う担当。

そこは、社内の超優秀な精鋭たちが集まったエキスパート集団。

「リサーチはマーケティングの基本だから」と、
当時の上司には言われたのですが、リサーチの基本は数学!!

そうです。私の苦手な分野です。
しかも、データを間違えることは許されません。
※マーケティング部門に行く前に気づくべきことだったと、配属されてから、かなり後悔しました(汗)

当時は、超優秀な先輩方ですら、早朝から深夜まで働いてやっとこさ、依頼元に納得してもらえる調査の実施とレポーティングを行っている状況。

本当に忙しかったので、マーケティング素人の私が質問をすることも憚られ、マーケティング関連の本を買い漁り、自己学習をしつつ、なんとか一人前になろうともがいていました。

が、当時の私は、「成果につながる努力を行う」「何を求められているのかを理解した上で、相手に認めてもらえる仕事を行う」という仕事の基本を押さえていませんでした。

慣れない業務に失敗の日々・・・

一緒に働いていた人からは、「マーケティング向いてないね」と冷たい言葉。

たくさんアドバイスをいただいても、なかなか成果が出せず、迷惑をかけてばかりで、上司にも先輩方にも、さじを投げられます。

当時は、あんなに希望していたマーケティングの仕事が辛くて辛くて仕方がありませんでした。
肌もぼろぼろになり、今振り返ってみても、ストレスMAXの時代です。

その時、自分に誓っていたのは「絶対に逃げない」ということ。
そのおかげで、調査を何度か経験して、だんだん業務に慣れてくると、それなりには仕事を回せるようになりました。

とはいえ、あまり楽しさが見いだせず、出産を機にフェードアウトすることが頭をよぎります。

■そして妊娠・出産

実際、当時妊娠し、育休2年で申請したのですが、
育児の方がよっぽど大変(苦笑)
育休を1年に切り上げて職場復帰しました。

にも関わらず、復帰してほどなく2人目を妊娠。

子どもの発熱等で保育園からの呼び出しも多く、
つわりも酷くて役立たずの状態でした・・・

そんな中でも、当時一緒に仕事をしていたスーパー派遣さんに高度なエクセルスキルを教えてもらったことで、調査データをキレイにまとめて報告する業務をそつなくこなすことができるスキルを身につけました。

そして、復帰して1年も経たずに、2回目の産休・育休を取ります。

■人生を変えた出会い

約1年後、2回目の職場復帰。

そこで出会った上司や同僚に、マーケティングやリサーチの楽しさ・面白さ・奥深さを教えてもらいます。
いろいろなテクニックも教えてもらい、できることも増え、マーケティングの仕事って楽しいな!とようやく心から思えるようになりました。

今でも、数値データを提供するときは、間違っていないかドキドキしますが、データを眺めていて気づきが得られたり、自分が提供したデータを喜んでもらえるのは、とても嬉しいです。

一緒に仕事をする人から、「データ得意だね!」と言ってもらえるようにもなり、マーケティングスキルがついてきたと自信が持てるようになってきました。