ベテラン社員こそ成長を楽しんでほしい
社会人になってから20年が経ちました。
20年経つと、周りの景色はガラッと変わります。
久しぶりに会った同期の様変わりぶり(いい意味でも悪い意味でも)にビックリすることもあります。
そんなベテラン社員の私が思う、「ベテラン社員に学んでほしいスキル」について、思うままに書いてみようと思います。
■できないと開き直るのではなく、できるようになろうと努力する謙虚さ
若い頃は、難しい仕事が来ると、何もわかってないくせに(しかもわかろうともしないくせに)、偉そうな態度で「これやっといて」とパス出しだけは早く、よく言えば世渡り上手なベテラン社員を見て、ああはなりたくない!と思っていました。
やっぱり、好かれる人は、たとえわからないことであっても、まずは自力である程度やってみた上で、「いろいろ試してみたんだけど、分からないから教えて」とか「できないから一緒にやってくれない?」といった感じで、できる人に謙虚に教えを乞い、できるように努力する人が多い気がします。
ベテラン社員だからと胡坐をかいて、「できなくても誰かにやらせればいいや」と、スキルを磨く努力もしないまま態度だけはデカいというのは、忙しい若手社員のやる気も削ぐし、「あの人はちょっと苦手・・・」と思われる要因にもなります。
■優秀な年下の人に教えを乞う姿勢
私がDATA Saberになろうと決意した時、偶然ではあったものの、自分より1回り下の方に師匠をお願いしました。
結果、私にとって、それはとてもいい選択でした。
自分とは異なる価値観を持つ若い人から教えを乞うのは新鮮で、自分にはない新しい切り口で、自分の置かれている環境を捉え直すきっかけになりました。
また、自分より成長スピードが速く、柔軟性も高い、年下の人からたくさんの刺激を受けることで、「私も頑張ろう!」というエネルギーをもらえました。
■年齢を言い訳にせず挑戦する力
私のDATA Saberの同期には、「50歳でも新しいことに挑戦できると証明したかった」という理由で、DATA Saberにチャレンジし、今もTableau界隈で活躍されている、憧れの存在がいます。
年齢を言い訳にせず、どんどん新しいことにチャレンジできる人は、とてもかっこいいです!
私自身、ふとしたタイミングで、年齢を言い訳にしてしまいがちなので、これは自戒も込めて、意識して高めていきたいスキルだと思っています。
■まとめ
謙虚に成長を楽しめる人は、年齢関係なく、とてもキラキラしています。
「あんな人になりたい」と、若手社員から憧れられるようなベテラン社員が増えれば、組織もどんどん活性化していき、ベテラン・若手双方にとって、仕事がもっと楽しいものになるんじゃないかなと思います。