レンズ越しに見る世界：心を動かす瞬間を切り取る｜大平明穂
こんにちは、大平明穂です。
カメラを持って外に出ると、普段の景色が少し違って見えませんか？レンズを通して見る世界は、私たちの日常に隠された美しさを再発見させてくれます。今回は、私がカメラを通して心を動かされた瞬間と、その魅力をどのように写真に収めるかについてお話ししたいと思います。
カメラを手にしたきっかけ｜大平明穂
私がカメラに興味を持ったのは、友人が撮った一枚の写真がきっかけでした。夕暮れ時の海辺に立つ一人の人物を写したその写真は、言葉では表現できない温かさや静けさを感じさせてくれました。「こんな瞬間を私も記録したい」そう思ったのが、カメラを始めた第一歩です。
レンズが教えてくれる「気づき」｜大平明穂
カメラを持つと、普段気にも留めない小さなことに目が向きます。たとえば、朝露に濡れる花びら、太陽の光が差し込む森の小道、街角でふと見かける人の笑顔――こうした日常の一瞬一瞬が、カメラを通すことで特別なものに変わります。
特に私が好きなのは、自然の中での撮影です。風に揺れる木々の影や、高山植物がひっそりと咲いている姿を見ると、「この瞬間を誰かと共有したい」という気持ちが湧いてきます。それを写真という形で残すことができるのは、カメラの持つ最大の魅力だと思います。
心を動かす写真を撮るために｜大平明穂
心を動かす写真を撮るには、ただシャッターを押すだけではありません。被写体との対話、構図や光の使い方、そして何より「その瞬間を愛する気持ち」が大切です。私が大切にしているポイントをいくつかご紹介します。
光を味方にする
光の角度や色合いによって、写真の雰囲気は大きく変わります。朝焼けや夕暮れの柔らかい光は、特にドラマチックな効果を生み出します。構図を意識する
被写体を中心に置くだけでなく、余白や背景とのバランスを考えることで、写真全体が洗練されます。「三分割法」や「対角線の構図」など、基本のルールを知っておくと役立ちます。テーマを見つける
写真に何を伝えたいのかを意識すると、撮影に深みが生まれます。たとえば、「静けさ」や「喜び」など、自分の中でテーマを決めて撮影に臨むといいでしょう。
私の「心を動かす瞬間」｜大平明穂
先日、早朝の森を歩いていたとき、薄霧の中で一筋の光が木々の間を照らしている瞬間に出会いました。その光景はまるで映画のワンシーンのようで、思わずシャッターを切りました。その写真を見た友人から、「まるでそこにいるような気分になった」と言われたとき、カメラを持っていて本当に良かったと思いました。
写真がつなぐもの｜大平明穂
写真は、撮った人の感動をそのまま伝えることができるアートだと思います。それは自分自身との対話であり、他者と感動を共有する手段でもあります。一枚の写真がきっかけで誰かの心が動き、世界が少し優しくなる。そんな力が写真にはあると信じています。
最後に｜大平明穂
これからも私は、レンズを通して世界の美しさを探し続けたいと思います。そしてその感動を皆さんと共有できることが、私にとって最高の喜びです。もしカメラを持っていない方も、スマートフォンで十分です。少し立ち止まって、目の前にある「心を動かす瞬間」を見つけてみてください。きっと新しい発見がありますよ。
今日も素敵な一日を。
大平明穂