京都の通りすべて歩く - 押小路通
7つ目の道は、押小路通り。5月某日実施。
押小路通 (おしこうじどおり)
平安京の「押小路」が由来。京都の街を歩いていると、〜小路さんという表札のある家が結構見つかり、押小路さんもそのシリーズの1人。道の名前由来のようだ。
場所は二条城から南にある最初の通りで、西は千本通から。東は鴨川付近まで続く。
時間は朝7時くらい。この京都散歩シリーズは、比較的早朝に実施されることが多い。千本通側から歩くことにした。この下には地下鉄東西線が通っており、二条駅からすぐに来ることのできる場所である。自分は阪急沿いに住んでいるので、大宮からバスを使ってここにたどり着く。
夏に向かって色を変えていく空と、二条城の様子を脇見に道を進める。この通りの右側には「神泉苑」があり、二条城堀の南西に「平安京跡神泉苑西端線」の碑が建っている。「神泉苑」はもともとは天皇のための古い (794年と同時期に成立!) 庭園で、二条城ができる前はもっと広い敷地だったとのことだ。早朝で開いてなかったこともあり、この日はスルー。御池通にも面しているので、そのときにでも。
二条城前のゾーンを抜けると、「これぞ小路」というかんじの狭い路地にと突入する。
まるでスナックバーのような、いかした銭湯の看板にも出会うことができる。初音湯。いつか行ってみたい。当然朝なので開いてない。
鴨川付近まで来ると、桂小五郎が出迎えてくれる。ホテルオークラの敷地内に建っており、ここにもともと長州藩の藩邸があったことに由来している。
最後は木屋町にある高瀬舟を眺めたら、押小路通り歩き終了。距離にして、2.6kmということで、気軽にできる散歩ルートとなっている。
京都の通り全部歩くシリーズのために、通りをまとめたスプレットシートを作った。もし、街歩きの参考になるようであれば幸いである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?