京都の通りすべて歩く - 日暮通
京都の通りすべて歩く。14番目の通りは、日暮(ひぐらし)通。2021年7月某日実施。
ごく短い通りで、南北方向にたったの1km。竹屋町通から始まり、中立売通で終わってしまう。これは短すぎるので、隣りにある同じく1kmしかない松屋町通も同日に歩くことにした。
豊臣秀吉が西陣のあたりに作ったと言われている「聚楽第」の「日暮門」があったことに由来する。あまりに豪華絢爛で、日が暮れても眺めていたくなるような門だったそうだ。
西本願寺や、日光東照宮にも同じ名前で呼ばれている門が存在し、非常に豪華な作りとなっている。
距離も短いので、この記事もすぐに終わる。まずは、二条城の北にある竹屋町通から始める。
京都の中の住所を表すときはだいたい通りの組み合わせによって表現してしまうことが多いが、一応町名がある。ここには南伊勢屋町という名前がついており、伊勢屋というなんらかの店があったのではないかということを思わせる。京都には伊勢屋の名前がつく町が複数箇所あり、御幸町通のほうにも伊勢屋町がある。
特に由来辞典を引いても、ここがなぜこの名前になっているのかは不明だった。
西陣エリアに行くと路地に名前がついているのを見かける。これは地元の小学生がつけた名前らしい。名付けをすること自体には防災上の意味があり、これで場所を特定したりするのに使うらしい。住宅が密集しているからこその施策。
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